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低線量被曝データはあった…なぜ誰もそれに言及しない? [放射能・放射線]

☆この記事によると、8月1日、参議院復興特別委員会で質問に立った古川俊治議員が、文科省主導にて作成された「原子力発電施設等 放射線業務従事者等に係る疫学的調査(第IV調査)平成17年度~平成21年度」という信頼に足る「低線量被曝データ」の存在を暴露したそうです。
この「低線量被曝データ」の存在についても、国会でのやり取りについてもほとんど報道がなされていませんね。
政府が国際基準よりずっと詳細なデータを持ちながら、低線量被曝のデータに弱いICRPばかりを根拠にしてきたという事実は、政府・官僚の原発関係者らが、都合の悪い情報を隠蔽してきたと言うことです。。
被曝の危険性をいうとき、御用学者たちはよく喫煙や飲酒による発ガンの危険度と比較しますが、その理由がよく分かった思いがします。
喫煙・飲酒と言う生活習慣のせいにして逃げ切ることが出来る・・・。。。
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低線量被曝データはあった…なぜ誰もそれに言及しない? 週刊SPA! 8月26日(金)12時6分配信

★夜討ち朝寝リポーター神足裕司のコラムKohtari’s News Columnこれは事件だ

 見えない恐怖が続いている。放射能は無味無臭で見えない。見えないのだから、政治が悪い。トップの菅直人首相が悪い。いや、信用できないから辞めていただこう。いや、できる限りのことはした(菅首相)。こんな不毛な応酬が続く。これでいいのか? そんな国会中継のTVをつけていたら、こんな声が聞こえた。

 「今までICRP(国際放射線防護委員会)も含めてですね、全然データがないんです」 8月1日、参議院復興特別委員会で質問に立った古川俊治議員の声だった。そして、こう続いた。

 「実際、長崎広島、原爆の問題。その後チェルノブイリが1回あっただけです。60年前ですね。その頃の科学的知見は十分ではなかった。チェルノブイリではなかなかモニタリングができなかった。ほとんど世界にデータがないんです。何もわかってないのが現状」

 その通り! と相槌を打った。だから、政府、経産省、原子力委員会、東電は、いたずらに「ただちに健康に影響はありません」と繰り返すのでなく、データを公表し、正確にはわからないと告げ、避難については個人の判断にゆだねるべき、と思ってきた。

 ところが、古川議員からは意外な言葉が飛び出した。

 「22万7000人ばかりを調査した、立派な調査があります

 それは、文科省の委託を受けた財団法人放射線影響協会が作った「原子力発電施設等 放射線業務従事者等に係る疫学的調査(第IV調査)平成17年度~平成21年度」である。原発で働く人を対象にした追跡調査。世界で同様の調査は行われているが、戸籍制度がしっかりしている日本のものが、実は最高に優れているという。

 その資料を持ちだして、古川議員は何を問おうというのか。

 「放射線従事者の方々は長期被曝しておられます。一般の方々と比べた場合、癌のリスクは1.04倍になります。明らかに偶然では説明できない差をもって、放射線従事者のほうが、癌がたくさん発生してるんですね」 原発などで働く放射線業務従事者の通常の放射線被曝限度は、1年で50ミリシーベルト(以下mSvと略)、5年で100mSvと定めている。であれば、少なくとも限度以内では安全、と思う。ところが、1.04倍。100人に4人は癌の発症が増える。 古川議員はさらに決定的な数字を突きつける。

 「この放射線従事者の方々の平均の被曝線量は累積で13.3です。20ミリ以下ですね」 そして、労災認定の例を挙げる。

 「過去に癌を発症して労災認定をされた方は10人いますが、最も少ない人は5ミリの被曝だったんですよ。政府が被曝との因果関係を認めてるわけですよ」 5mSvの労災認定とは、中部電力浜岡原発で働いていた孫請け会社元社員・嶋橋伸之さん(当時29)が慢性骨髄性白血病で91年に死亡し、94年に認定されたものだ。嶋橋さんの放射線管理手帳によれば、約8年10カ月で累積被曝線量は50.93mSv。従事年数で累積線量を割れば、約5.6mSvとなる

 では、文科省が決め、内閣参与の東大教授が涙ながらに辞任した「校庭利用限度20mSv」は?

 「1年経過後に白血病を発症する生徒の皆さん、みーんな補償することになりますよ」(古川)

 最も大きな問題は原子力安全委員会が持っていた緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム「SPEEDI」を5月2日まで公表しなかった点だ。

 細野首相補佐官(当時)が「(公表すれば)パニックになるから」と言ったことを指摘し、古川議員は「被害を知らなかったとすれば無能だが、故意に隠したなら刑事責任を問われる」と責めたてた。

 菅政権が無能かどうかなど問題ではない。原発事故への対応は犯罪だった。これが核心である。

【医師である古川議員が指摘する隠された問題】

 参院議員会館へ古川議員を訪ねた。医学博士でありながら司法試験に合格し、弁護士も務めることで話題になった有名人だ。 議員は、放射線影響協会がまとめたデータと政府が安全指針とするICRPのテキストを並べ、「19年間調査した立派な資料です」と、国会答弁と同様に言った。

 いわば、政府は国際基準よりずっと詳細なデータを持ちながら、低線量被曝のデータに弱いICRPばかりを根拠にしてきた

 古川議員は「普通の議員では、放影協会のデータは、読み解くことができない」とも言う。

 議員は、120ページにおよぶ平成22年度の調査書を繰りながら、放射線による有意な(偶然ではない)癌発生との関連を「タバコと飲酒のせいにしている」と憤る。

 放射線をたくさん浴びた作業員は喫煙と飲酒量が多いという馬鹿げたグラフがあるのだ。 59ページには「累積線量との関連が認められた食道、肝臓および肺の悪性新生物(癌のこと:筆者注)に、喫煙等の生活習慣が交絡している可能性も否定できない」とある。 
つまり、放射線と癌の関係は低線量でも認められるのに、それを生活習慣のせいにしている。 
それこそ、無知か故意かはわからないが、閣僚たちは原子力村がねじ曲げた結論を基に、「健康への影響はない」と言い続けているのだ。

 古川議員は議会で被災地域の約20万人のうち3割、6万人が癌で亡くなると断言した。20mSvの被曝なら約960人が、10mSvなら約480人が亡くなる。増えた分はSPEEDIを隠した政府の責任だ 菅首相は「(SPEEDIを)知らなかった」と応えた。

 今後の福島県の調査で数十年後癌患者が増える、その補償をどうする、との問いに海江田経産相は驚くべき答弁をした。

 「訴えてください」と言ったのだ。

 議論がかみ合っていなかった、とは私も感じた。だが、それは政府側が自分の頭で考えず、原子力専門家の意見を鵜呑みにしているからだ。医師でもある古川議員は非常に重要なことを言った。

 従来ないとされていた低線量被曝の影響データは、実は日本にある。あるのに国は目を留めず、この日のやり取りは、どの新聞もTVも取り上げていない。

■低線量被曝データが存在?

 福島原発事故以降、放射性物質拡散と低線量被曝の危険性について政府は、国際放射線防護委員会(ICRP)の基準を元に、安全との見解を示してきた。だが8月1日、参議院復興特別委員会で自民党の古川俊治議員が放射線影響協会の資料を示し、低線量被曝の国内調査結果が存在すると主張。それまで同件の国内調査結果はないとされていた


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ドイツZDF-Frontal21 福島原発事故、その後「これはもはや食べ物ではなく放射性廃棄物です」 [放射能・放射線]

ドイツのこの番組を見ると、日本政府や県の発表は事故と汚染状態を矮小化しようとして事実を隠蔽していて信用が出来ないと言うことがよく分かります。
こういう情報は政府に協力的な日本のTVでは報じられませんね。
生産者自身が、自分で育てた野菜は食べていないと言うのに、その野菜を消費者は「食べて応援」と言って食べているんですよ。
此処に登場している大沢さん、体内にどれくらい被曝しているか検査に福島大学に行ったら、「市民の検査はしない」と拒否されたそうです。隣県の病院に問い合わせたら、福島県知事から福島県民の診察は受け入れないようにと言われているといわれたと・・・。

土壌検査では、セシウム汚染濃度の高い土の表面5cmではなく、濃度を低く見せたいがために15cm以上深く掘った土で検査していると言う疑いがあるとの話もあります。
国や県の検査は、その場に市民など第三者の立会い者が居たのか、そうでないと信用が出来ませんね。。。


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☆ドイツZDF-Frontal21 福島原発事故、その後(日本語字幕) 「これはもはや食べ物ではなく放射性廃棄物です」 ドイツのTV番組 

「これはもはや食べ物ではなく放射性廃棄物です」 ドイツのTV番組 Frontal21

↑の動画、削除されたので張り直しました。


ドイツのTV局ZDF「フロンタール21」シリーズ 8/26 約8分

原発から80km離れた福島県本宮市の農家・大沢さん
原発事故以来、自分で栽培した野菜は食べていない
事故後すぐ作物の検査を行政に依頼したが、20・30キロ圏から離れているので必要ないと断られた
大沢さんは、畑で採れたジャガイモ・ナス・ネギを隣町の市民放射能測定所に持ち込んだ


市民放射能測定所の検査では
原発から60キロ離れた伊達市のシイタケから7000ベクレルのセシウムが検出
「これはもはや食べ物ではなく放射性廃棄物です」
なぜ行政はこうした検査を受け付けないのか、
ドイツの記者が原­発­担当大臣を問い詰める。





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福島第一原発労働者の実態を撮影:小原一真(独ZDF) [原発]

☆放射能を恐れて職場放棄し関西に逃げた報道局デスクがいるそうです。その一方で日本でも数少ないのでしょうが、体を張って現場を取材するジャーナリストも居るようです。。
独ZDFで報じられて初めてNHKがBSで紹介しています。。
外国で報じられなければ日本に逆輸入され、報道されることがない。。
どうして日本独自でこういう映像が報道されないんでしょうか。情けないです。。。
東電の言う事だけしか聞いてこなかった政府関係者もこの映像を見て初めて労働者の労働環境の悪さ(被曝)を知った(or.実は知っていながら知らぬ振りをしていたが写真という証拠を見せられて認めざるをえなくなった)みたいですね。
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福島第一原発労働者の実態を撮影:小原一真(独ZDF)



広河隆一氏のDAYSフォトジャーナリスト学校の卒業生である
小原一真氏が福島第一原発に潜入取材。
そのレポートはDAYS JAPAN 9月号に
「原発で初めて写真取材に成功/小原一真」
として掲載されている。

また、小原一真氏自身のホームページでも詳しく掲載されている。
福島第一原発での労働者達の実態が極めてリアルに詳細にレポートされている。

その小原一真氏にドイツのZDFが取材を行った。
そのニュースをNHKBSが紹介している。

Fukushima: Heimliche Fotos schocken Tokio
Schockfotos: Heimlich im AKW Fukushima
http://www.zdf.de/ZDFmediathek/content/1419402

福島原発に初めてジャーナリストが入った!
http://daysjapanblog.seesaa.net/article/222331522.html

原発で初めて写真取材に成功/小原一真
http://www.daysjapan.net/index.html
http://www.daysjapan.net/bn/1109.html

小原一真
KAZUMA OBARA
http://kazumaobara.com/index.html
Flontline in Fukushima
http://kazumaobara.com/2011/08/flontline-in-fukushima.html


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内部被曝に迫る ~チェルノブイリからの報告~ [内部被曝]

▽必見!内部被曝の怖さがよく分かるドキュメンタリーです。
これを見ても内部被曝についてはこれまでよく研究されて来なかったんですね。
だからまだよく分からない。
しかし、よく分からない=安全ではないですからね。
木村真三氏、今中哲二氏、肥田舜太郎氏などが出演されてます。
あの悪名高き○下○一氏もちょこっと出ていて、「放射性セシウムについては今なおよく分かっていません。」と発言してます。分かってないなら、軽々しく安全をいうなよっていいたくなりますね。。。。

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★NHK BSドキュメンタリーwave 20110806放送
内部被曝に迫る ~チェルノブイリからの報告~
http://www.nhk.or.jp/documentary/
福島原発以来、世界中で注目を集めている”内部被ばく”。健康への具体的な影響などわかっていないことが多いその実態の解明に、去年の夏から日本の研究チームが取り組んでいる。チェルノブイリのホットスポットと言われている村で健康調査を実施し、事故から20年以上たって住民の間で急増している原因不明の心疾患を検証、放射性物質「セシウム」が人体に影響を及ぼすメカニズムを探っている。謎につつまれてきた「長期的放射能被害」に対して、国内の英知を結集して立ち向かう最新報告。


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内部被曝に迫る ~チェルノブイリからの報告~ from open_box on Vimeo.



★番組内容★ 

・内部被曝について、ETV特集(福島の被ばく調査)でも放送された木村真三先生がウクライナの研究者と共同研究

・居住民の多い第2汚染(移住義務)ゾーン(ナロジチ地区)で調査を実施
 (地産地消型、自家消費型の食生活の人が多い)

・地元の病院に保管されたカルテを日本に送り分析した結果、心疾患が事故前の6倍に増えていた。(地区住民の3人に1人)

・院長も心臓病・ガンにかかる人が増えていると感じている。

・白血球の減少、免疫力の低下で疲労感・眠気・心臓痛・頭痛等の体調不良を訴える子供が増えており、その後、病気につながるケースもある。
(事故後生まれた子供は、外部被曝より内部被曝の影響が大きいと考えられる)

・IAEAは、甲状腺ガン以外の病気と内部被曝との関係は認めていない。(調査自体も困難な面がある)

・木村先生はそうした因果関係を調べるため、住民に聞き取り調査を実施。

・事故15年後、心臓痛や激しい動悸、激しい疲労を訴えるようになった女性。心電図検査で心臓の筋肉に異常、皮膚の斑点などが見られた。ホールボーディカウンターでは、セシウムが検出。
(1980ベクレル:許容値内だが、通常はゼロとなるはずの値)。

・セシウム137は、ガンマ線、ベータ線を出しながら崩壊していく。
内部被曝の長期的影響はわかっていないことが多く、今後長い年月をかけて調べていくしかない(広島原爆の調査は外部被曝メイン)。

・肥田舜太郎医師は、原爆事故時から内部被曝の健康被害を目にしてきた。(原爆ぶらぶら病・・・慢性疲労や脱力感→内部被曝の影響とは認められず)

・内部被曝の研究は長期の生物実験が必要で、費用対効果が悪く、ほとんど進められてこなかった。

・ナロジチ地区のキノコ調査:11万6000ベクレル/kgの放射能に汚染

・地元の人がキノコを採る森の空間線量:25年経っても、5マイクロシーベルト/hr
(地元の人は塩茹すれば放射能が低減されると知人に聞き、食べ続けた)
(森では土壌中セシウム濃度が高い:落ち葉→土→木→・・・のサイクル)

・陰膳法:1人分多く食事を作り、その放射能汚染レベルを分析
→よく食べる料理(キノコ以外の料理含む)は、高レベルに汚染されていた。
(最高2万100ベクレル:ペチェーニャ(じゃがいも+キノコ料理))
→この食事を続けると国の基準の20倍の被曝量になり、子供も大人も危険。

・木村氏は、こうした調査結果を国内の各分野の研究者に報告
 (しかし、人体への影響メカニズムを明らかにするには、データが 不十分との指摘を受ける)

・ベータ線を出す放射性物質(セシウム137等)の動物実験
 (ベータ線は1cmの範囲で、高頻度で細胞の組織(例:セシウムが たまりやすい心臓組織)に障害を与える)

・ナロジチ地区の子供でミトコンドリアの機能障害が起きている研究論文。
(現地の研究者は、子供の体調不良との関係を疑っているが、こちらもこの研究だけでは、因果関係ははっきりしない)

・そこで、木村氏は、体内に蓄積したセシウムの動向調査を、前述の食事調査を行った家族と同様の食事をとっていた家畜(豚の内臓)で行った。
→長崎大学の分析で、心臓から放射性セシウムが高レベルで検出
(16.52Bq/kg・・・通常1日かけて検出するところ、わずか3分で検出)
(他の臓器,腎臓21.29Bq/kg,胃15Bq/kg,甲状腺13.46Bq/kg大腸11.54Bq/kg肝臓11.19Bq/kgでも広く検出)

・前述の家族のホールボディカウンター結果
 →大人:2.4万~5.8万ベクレル(→基準値超:精密検査が必要と診断)
 →子供:7000ベクレル(基準値ギリギリ)

・チェルノブイリ事故後25年経った今も、人々の生活を脅かし続けている。


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特集ワイド:この夏に会いたい/「今、原子力を問う」1986年 原子力資料情報室代表・高木仁三郎さん [高木仁三郎]

「今、原子力を問う」1986年NHK

司会 橋本大二郎。 生田豊朗、高木仁三郎、藤田祐幸、久米三四郎ほか。




▽久米三四郎先生プロフィール

大阪帝国大学卒業。製薬会社勤務を経て、大阪大学理学部講師を務めるかたわら、反原発の運動家として全国各地で多数の講演を行った。反原発運動全国連絡会を結成し、『はんげんぱつ新聞』の発刊にも携わっている。

1973年、国内で初めて原発の安全性が問われた、四国電力の伊方原子力発電所設置許可取り消し請求訴訟において、原告(住民)側補佐人を務めた。

高速増殖原型炉もんじゅの設置許可の無効確認を求めた行政訴訟(もんじゅ訴訟)でも、原告側の特別保佐人として、建設に反対の論陣を張った。

2009年、83歳で死去。

著書 『ソ連・原発事故あなたの不安にお答えする相談室』(1986年、京都反原発めだかの学校)
『科学としての反原発』(2010年、七つ森書館)
共著 [編集]『原発の安全上欠陥』(1979年、第三書館)共著:小出裕章ほか
『知ればなっとく脱原発』(2002年、七つ森書館)共著:高木仁三郎、西尾漠、小出裕章ほか
『希望の未来へ 市民科学者・高木仁三郎の生き方』(2004年、七つ森書館)共著:鎌田慧、佐高信、澤地久枝、斎藤文一ほか


▽藤田祐幸(ふじたゆうこう)先生プロフィール

東京都立大学理学部物理学科卒、同大学院理学研究科物理学専攻博士課程。エントロピー論、科学哲学専攻。現在慶應義塾大学物理学助教授、日本物理学会所属。物理学者の立場から、放射能が人体と環境に及ぼす影響を訴え続け、原発や被曝労働の実態調査、1990年~93年チェルノブイリ周辺の汚染地域の調査、1999年、ユーゴスラビア・コソボ地域で劣化ウラン弾の調査を行う。2003年5月末からバクダッドとバスラに入り、劣化ウラン弾による被害状況と環境汚染を現地調査、放射能測定などを行った。7月にイラク支援法案を審議中の衆議院特別委員会で、参考人意見陳述を行い、「小児がんセンター」の設置など、医療水準の改善に寄与することを強く訴える。主な著書:『知られざる原発被曝労働・ある青年の死を追って』(岩波ブックレット)『脱原発エネルギー計画』(高文研)『原子力発電で本当に私たちが知りたい120の基礎知識』(東京書籍・共著)『エントロピー』(現代書館・共著)『ポスト・チェルノブイリを生きるために 暮らしと原発』(御茶の水書房)



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☆このNHKの討論番組、25年前のチェルノブイリ事故の起こった直後に作られた番組だと思われます。原発に反対側の出席者は、高木仁三郎先生、久米三四郎先生、藤田祐幸先生です。
高木先生、お若いですね。

この番組内でテレビ世論調査が行われています。
質問は
「日本の原発は今後どうすべきだと思いますか?」
その結果は

①増やす・・・8%
②現状維持・・31%
③減らす・・・33%
④全廃する・・22%
⑤無回答/わからない・・6%

なんとなく現在の世論調査と結果が似てませんか。
このときでさえ原発を止める方向を支持する人が「減らす、全廃」合わせて55パーセント、過半数を超えていたんですね。
しかし、現実には原発を止めることは出来なかった。
このとき、もし原発をとめることが出来ていたら、今日の福島の悲劇は防げたんだと思うととても残念です。
翻って現在の世論調査を見ると、やはり「原発減らす、全廃」がどこの調査を見ても多分過半数を超えています。
しかし、この過去の歴史に学ぶならば、今の世論が決してそのまま脱原発へつながるものではないということは心しなければいけません。
ある原子力村の推進派議員は「あと半年も経てば世論も変わる」と高をくくっていました。
こんなことを平気で推進派に言わせたままでいいんでしょうか。
国民は絶対に忘れてはいけません。
推進派の脅しに屈したり、懐柔策に乗ってはいけません。
油断は出来ません。
絶対に同じ轍は踏まない、二の舞にはしないという覚悟が必要だと思います。。

☆↓高木先生が今ご存命だったらどんなにか心強かったことでしょう・・・。。。
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特集ワイド:この夏に会いたい/10止 原子力資料情報室代表・高木仁三郎さん



 ◇あきらめから希望へ 「市民科学者」に徹して
 古びたテープレコーダーとカセットテープ十数個が2階書斎に残されていた。千葉県鴨川市の田園にある高木さんの自宅。出迎えてくれた妻の久仁子さん(66)は晩年がんの闘病生活を送りながら原稿を書く高木さんの姿を語った。「仁さんはモーツァルトの音楽をかけながら、そのイスに座って、テープレコーダーに原稿を吹き込んでいました」

 東大で核化学を学び、30歳の若さで大学助教授となった「原発エリート」は、熟慮の末、脱原発に転じ、生涯をかけて50冊を超える本を残した。東京電力福島第1原発の事故以来、新聞や雑誌には日々、この人が発していた「警告」が引用される。

 高木さんが亡くなったのは2000年10月。その2カ月後に出版された「原発事故はなぜくりかえすのか」(岩波新書)では、原子力村についてこう書いている。<原子力村というのは、お互いに相手の悪口を言わない仲良しグループで、外部に対する議論には閉鎖的で秘密主義的、しかも独善的、という傾向があります>。安全意識にも苦言を呈する。

 <ことさらに安全、安全と言うことによって安全が身につくのではなくて、技術というものの一部に、人間の生命を大事にするような思想が自然と組み入れられていないといけない> 読むほどに、原発事故は起こるべくして起きた、と思えてくる。

  ■

 高木さんは7歳の時に終戦を迎えた。「米英は鬼畜の類いだ」と言っていた教師が、玉音放送を境に「これからは民主主義の社会で米軍(駐留軍)は解放軍だ」と手のひらを返す。自伝的な著書「市民科学者として生きる」(岩波新書)では<国家とか学校とか上から下りてくるようなものは信用するな(中略)なるべく、自分で考え、自分の行動に責任をもとう>と思ったと書いている。

 現役で東大に合格。安保闘争中だったがあまり関心を示さず、プルトニウムを含む人工元素の生成に魅せられ、核化学を専攻する。卒業後、原発関連会社に入社。原子炉の水に放射性物質がどのくらい溶け込んでいるかを研究したところ、上司から「(汚染の研究は)会社向きではない」と忠告された。会社での居場所を失い、東大原子核研究所に転職、宇宙からの放射線を研究した。このころ水俣病などの公害が問題になり、高木さんは「放射能汚染に絡む公害問題が出たら、正面から向かい合えるか」と自問するようになる。 矛盾を抱えたまま69年、東京都立大学助教授に就任。当時は日米安保更新をめぐる学生運動のさなか。高木さんは学生側に共感し、成田空港建設に反対する地元農民の活動「三里塚闘争」にもかかわった。現場では農民が農地を守るため体ひとつで抵抗していた。高木さんは<心情的には農民の側にいるが、実際には明らかに自分は巨大システムの側にポストを占めているのではないか>(「市民科学者として生きる」)と再び自問した。岩手県出身の童話作家で、詩人の宮沢賢治の言葉に出合ったのは、このころだ。

 「われわれはどんな方法でわれわれに必要な科学をわれわれのものにできるか」

 賢治が農民に行った講義の演題だった。73年、高木さんは大学を辞す。2年後、脱原発活動を行う市民団体「原子力資料情報室」の世話人となり、米スリーマイル島原発事故(79年)や、旧ソ連チェルノブイリ原発事故(86年)で、脱原発派の科学者・市民活動家として頭角を現していく。

 眼光鋭く、周囲から「野武士」と呼ばれていた。息抜きに仲間に誘われていくカラオケでは、石原裕次郎さんの「嵐を呼ぶ男」を手を振りかざして歌った。高木さんの都立大学時代の教え子で、高木さんの著作全集も出している七つ森書館(東京都文京区)の社長、中里英章さん(61)は「ちょっとカッコ付けているところもあって」とほほ笑む。

 チェルノブイリ後、哲学者の花崎皋平(こうへい)さんとの対談集「あきらめから希望へ」(七つ森書館)を出版。「いつも希望について語っていきたいという思いを込めて」とつけたタイトルだった。しかし、現実は厳しかった。高まる反原発運動に乗じ「脱原発法」の制定を求め90~91年に330万人の署名を国会に提出したものの、無視されたのだ。高木さんはこの挫折をきっかけにうつ病を発症。医師に「休養が必要」と診断され、料理を作ったり、モーツァルトを聴いて数カ月間を過ごした。

 中里さんは「仁さんは、国や企業のための科学ではなく、農民や労働者、学生をひっくるめた市民のための科学を、大学や研究所に所属せずに自ら切り開いた自負心があった。一方、何をやっても成功しないいらだち、お金の工面などで内心は葛藤に次ぐ葛藤もあったと思います。それでもあきらめずに希望をもって、自らの運動と生きることが一つになることを求め続けていました」と語る。

  ■

 「走れコウタロー」「岬めぐり」で知られるフォーク歌手で白鴎大教授(社会学)の山本コウタローさん(62)に都内の喫茶室で会った。70年代に公害問題に関心を持ち、反原発活動にも取り組んできた人だ。高木さんとは80年代中ごろ、反原発のシンポジウムなどで知り合い、高木さんが代表を務めた情報室に何度か足を運んだ。テレビの討論番組「朝まで生テレビ!」に反原発側の論客として一緒に出演している。

 山本さんは手持ちのファイルから数枚の紙を取り出した。96年の原子力資料情報室通信。高木さんはチェルノブイリから10年の教訓と題し、こう書いている。<事故は、防災・避難・損害賠償(国際的にも)・正確な情報伝達・食品汚染など多くの点で、現代社会がこの種の巨大事故にまったく備えがないことを示した。この教訓はどれだけ活(い)かされたか

 「結局、政府や経済産業省、東電はチェルノブイリから何も学んでいない」と山本さん。「(3・11後は)大量消費という生き方が問われている。高木さんは著書で希望について語っているが、あれは、お金やものをたくさん作るのとは違う生き方を選ぶことができるんだよ、という問いかけだと僕は思っています」

 高木さんは亡くなる直前まで本を書き続けた。久仁子さんは言う。「仁さんは今の福島の事故じゃないけど、いつどんな事故が起きてもおかしくないと危機感を持っていました。自分の命はもう長くないが、次世代の人たちには原発がない世の中で生きてほしいと願っていました。国ではなく市民が現実を選んでいける社会にしていく。そのことをあきらめずに希望を持って訴え続けたと思います」

 残されたメッセージをどう生かすか--「野武士」に静かに問われているような気がした。【宍戸護】=おわり


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新総理候補は発送電分離ができるか [電力問題]

20110825 新総理候補は発送電分離ができるか

モーニングバード「そもそも総研」より。
新総理候補は日本を改革できるか。医療農業、規制、公務員制度などなど、この中には漏れなく既得権益者がいるが、そういう人たちと戦わないと改革はできない。その中の“電力”にも既得権益者がいる。それを改革するには発送電分離が必要だが、新総理候補にそれができるのか。
現役経産省官僚の古賀茂明氏のほか、新総理候補者の何人かに聞く。

20110825 新総理候補は発送電分離ができるか 投稿者 PMG5
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☆脱原発を実現、再生可能エネルギーの普及には、発送電分離することが絶対に不可欠です。
後継総理の候補者と言われる方々に本気でそれをやる気があるのか、この番組の中でたずねています。しかし誰も明確にやりますと断言する人はいません。
誰もが、中期的な検討課題だとか、将来的には脱原発とか、20年後に脱原発とか、段階的に原発をなくすとか・・・・こんな程度の覚悟で、強力な既得権益者である原子力ムラに太刀打ちできるでしょうか。
がっかりorz・・です。。これなら菅さんの方がまだまし??
それに対して、驚くことに東電はこの間、↓のように、裏で着々と福島第一の5・6号機の原発再稼動のための準備に余念がないんですよ。


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.福島第一原発5、6号機いつでも再稼働可能と東電協力会社幹部 2011.08.25 07:00
 史上最悪の事故を起こした福島第一原発は「廃炉」にするのが当然――世間では、そう思われている。しかし、現場で進められている作業を詳細に検証すると、表向きの発表からはわからない、隠された“意図”が姿を露わにする。ジャーナリストの伊藤博敏氏がレポートする。

 * * *
 福島第一原発には6基の原発があるが、連日のように報道される1~4号機に比べると、5、6号機の動静はほとんど伝えられない。

 地震発生時に5、6号機は定期検査中。しかも、午後3時35分に到達した高さ15mの津波によって、1~4号機の全交流電源が喪失したのに対し、5、6号機は1台の非常用ディーゼル発電機が運転を継続、10日後には外部電源に切り替えられ、以降、原子炉内の温度が100度以下になる「冷温停止」が続いている。

 衛星写真で見ればよくわかるが、5、6号機は双葉町にあり、南にある大熊町の1~4号機とは少し離れている。この若干の距離感に「冷温停止」の安心感が、5、6号機の存在を忘れさせる。だが、東京電力はこの2基を、1~4号機と違って今も貴重な「資産」として考えているようなのだ。 東電協力会社幹部が、事もなげに言う。

メンテナンスは終わっており、5、6号機はいつでも再稼働できる準備が整っています。津波対策にも乗り出しており、消波ブロックを現在、積み上げている。25tのものを4000個と聞いていますが、最終的には1万個ぐらいになるでしょう」 再稼働? 驚きの証言である。

 既に、1~4号機については廃炉が決まっている。原子炉建屋が吹き飛び、原形をとどめないほど大破、原子炉格納容器がむき出しになった3号機を始め、4基の原発は、これから数十年の歳月と1基5000億円ともされる費用をかけて、処分されていく。

 その隣で、運転再開など「世間の常識」ではありえない。有識者による「福島県復興ビジョン検討委員会」は、事故を起こした第一原発にとどまらず、第二原発の廃炉も求める方針を打ち出している。そうした情勢を踏まえ、佐藤雄平知事は6月末の県議会で「原子力に依存しない社会を目指す」と、再稼働を否定した。

 だが、東電は原子力政策の継続を信じて疑っていないようだ。その証拠に、1~4号機の津波対策以上の熱心さで5、6号機に取り組んでいるように見える。しかも、細大漏らさず情報を公開している、と言いつつ「聞かれたこと以外は答えない」という姿勢は事故以前から変わっていない。これから詳述する5、6号機の大規模な防波堤工事は、私が今回問い合わせるまで伏せられていたのである。

 東電は、津波の最高水位を5.7mと想定、それに備えて防波堤を築いていたが、襲ったのは15mの大津波。防波堤をなぎ倒し、高さ10mの敷地に立つ1~4号機のタービン建屋を襲い、海水に浸した。

 これによりタービン建屋内の電源系が機能喪失した。余震による再度の津波を怖れた東電は、5月中旬から網や籠に石を充填し、それを積み上げる仮設防潮堤の設置に着手、6月末に完成した。

 東電は公開仮設防潮堤の写真を公開しているが、3号機のタービン建屋から集中廃棄物処理施設に至る長さ362m、海面からの高さは14mのもので、マグニチュード8程度の地震で想定される高さ7~8mの津波を防ぐことができるという。

 一方、5、6号機の敷地の高さは13mと1~4号機より高い。それが、損害が軽微だったひとつの要因だが、津波で防波堤が破壊され、無防備な状態であるのは1~4号機と変わらない。

 そこで、5、6号機では防波堤そのものの補修工事に入った。福島第二原発と女川原発で重さ25tの消波ブロックを製造、運搬船で運び、クレーンで吊り上げ、構造計算のうえで積んでいく。現地の写真を見比べると、「冷温停止」しているはずの5、6号機の工事のほうが手厚いように見える。

 それについては、地形の差による違いだとする指摘もあるが、少なくとも、どちらの工事も同じマグニチュード8クラスを想定した津波対策である。それを片方は発表し、5、6号機については発表しなかったのは、「再稼働への備え」と指摘されることを嫌ったからだと考えられないか。

 東電は、「工程表」に基づき、原子炉循環系の確保、海洋汚染防止のための遮蔽壁の設置、余震、津波対策などを同時並行で進め、そこには5、6号機向けの防波堤補修など再稼働へ向けた準備も含まれる。「再稼働」について、東電広報部はこう説明する。

「発表はしていませんが、防波堤補修のために、消波ブロックの積み上げ工事を、9月末までをめどに行なっているのは事実です。1万個? いや、約3000個と聞いています。再稼働については、国や地域のご理解をいただきながら進めるもので、今、申し上げる段階ではありません。また、5、6号機も福島第二も大切な経営資源という認識です」 人も組織も簡単には変われない。原発は今も東電にとって推進すべきものだし、ある程度は情報や資料を公開しているものの、「知らしむべからず」の基本姿勢に変わりはない。その「ブレない東電」に政治がブレずに対応できるのか。電力行政に関する「ポスト菅」の役割は大きい。

※SAPIO2011年9月14日号


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「もんじゅ」炉内装置、来週にも復旧に着手 [原発]

☆島田紳助氏引退のニュースはスピンコントロール
このニュースに隠れて以下のニュースが↓あまり報じられていない。
・・・こっちのニュースの方が重大だと思うんだけど・・・国民に知られたくない?



米東部でM5.8の地震 原発2基緊急停止
地震のあった米東部


 米東部時間23日午後1時51分(日本時間24日午前2時51分)ごろ、米東部バージニア州を震源とするマグニチュード(M)5.8の地震があった。米東部では67年ぶりとなる規模で、首都ワシントンを含む広い地域が大きく揺れた。震源に近い原子力発電所で原子炉2基が緊急停止するなど、計13カ所の原発で異常が感知された。

 ワシントンでは、ホワイトハウスや国防総省など連邦政府機関などの建物から職員らが一時的に退避。航空便や鉄道、地下鉄のダイヤが乱れ、信号が止まって道路が渋滞するなど、首都機能が一時的にマヒした。

 米地質調査所によると、1897年に今回と同じ付近を震源とするM5.9の地震があり、1944年にはニューヨーク州でM5.8の地震があった。

 この地震で、震源から十数キロの距離にあるノースアンナ原発(加圧水型、計195万キロワット)の2基が緊急停止した。外部からの電力供給が途絶え、非常用ディーゼル発電機で原子炉を冷却している。原発を運転する発電会社によると、施設の異常や放射能漏れはないという。CNNによれば、原発施設の担当者は「この程度の地震には耐えられるように設計されている」と話した。ディーゼル発電機の燃料は3日分はあるという。
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☆非常用ディーゼル発電機が動かなかったら、福島と同じことになるところですよ。
以前だったら、地震がめったにない米国でさえ耐えられた。耐震技術の優れた日本の原発ではありえない、絶対に安全だっていっていたんでしょうねェ。。。


☆「もんじゅ」炉内装置、来週にも復旧に着手 2011/8/23 20:41  日本原子力研究開発機構は23日、6月下旬に高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器内から引き抜いた炉内の中継装置の点検・調査結果を福井県に報告した。来週にも装置の復旧作業に着手する。原子力機構の野村茂雄敦賀本部長代理が明らかにした。  10月中までをメドに装置の落下に伴う炉内への影響調査と、装置を引き抜くために取り外した原子炉容器のふたの一部を元の位置に戻す作業を行う。装置本体の設置はその後取りかかる。今年度中としてきた40%出力確認試験の開始について、野村氏は「そのために準備をしている」と述べ、計画に変更がないことを強調した。 ********************************************************************************************************************* ☆菅首相は「もんじゅ」廃炉を含め幅広く検討の必要と答弁してましたよね。 菅首相がやめるとわかったら早速、日本原子力研究開発機構は、もんじゅ再開の準備、計画に変更はない・・・ですか。 原子力村は強か!! ******************************************************************************************************************** ☆3号機 燃料に直接水かけ冷却へ8月24日 7時4分 東京電力福島第一原子力発電所で、原子炉を冷やすための注水量が最も多い3号機について、冷却効率を高めて汚染水を減らすために、東京電力は、新たに原子炉内部の配管を使って、燃料に直接水をかけて冷やすことになりました。 福島第一原発の3号機では、燃料を冷やすために1号機、2号機の倍近い1時間当たり7トンの水が使われていて、高濃度の汚染水が大量に発生していることが課題となっています。これは、損傷した燃料の一部が溶けて底の部分に落下していることから冷却の効率が悪くなっているためとみられています。このため、東京電力は、26日からこれまでの注水と並行して、燃料の真上にある配管を使って燃料に直接水をかけることで効率のよい冷却を行うことになったものです。新たに使う配管は、本来、非常用に設置されていたドーナツ型の配管で、燃料のすぐ上から、直接、シャワーのように水をかける仕組みになっているということです。東京電力では、26日以降、新しい方法による注水量を段階的に増やして、原子炉を効率よく冷やせるか検証する一方で、これまでの方法による注水量を徐々に減らしていくことで、汚染水の量の低下につなげたいとしています。 ********************************************************************************************************************:: ☆「でんき予報」の数値訂正、プログラムに誤り .   東京電力は23日、ホームページ上の「でんき予報」で公開していた7月1日~8月17日までの「過去の電力使用実績データ」の数値に誤りがあり、同日訂正したと発表した。 7月1日~8月17日の最大使用電力で、7万~52万キロ・ワットの誤差があることがわかった。  東電によると、電力使用実績を計算するプログラムに誤りがあった。自家発電設備を持つ大手企業3社から購入していた電力を算入していなかったという。  今夏の最大使用電力は、誤りが見つかった後の8月18日午後2時台に4922万キロ・ワットを記録しているため、数字に変更はない。 (2011年8月24日07時31分 読売新聞) ******************************************************************************************************************* ☆東電、また誤りですか。。もともと恣意的なんでしょ。。
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保安検査官が現場を離脱したのは3月12日午前4時~菅首相が現場に行くことが発表された一時間後だった [原発]

保安検査官が現場を離脱したのは3月12日午前4時~菅首相が現場に行くことが発表された一時間後だったより

<日隅一雄>

 東京電力福島第一原発に駐在している原子力保安検査官7人が、全員、事故後、事故現場である原発から離れ、オフサイトセンターに移動していた件について、その移動時間を確認したところ、最初の移動は3月12日午前4時であることが分かった。
午前4時といえば、菅首相が現場を訪問することが発表された午前3時の一時間後だ(※1)。 現場の役人が、首相の訪問を待たず、現場から移動するというのはよほどの事態だと思うが、当時、この重要な事実は発表されなかったはずだ。
もし、その事実が発表されていれば、その後の避難のあり方はずいぶん変わっていたのではないか?
そして、もう一つの疑問は菅首相はこの保安検査官7人が移動した事実を知らされていたのだろうか?
当時、菅首相の行動はパフォーマンスだと批判されたが、保管検査官が現場を離れるような事態であるにもかかわらず、現場を訪問したとすれば、それは単なるパフォーマンスではなく、それだけの何らかの理由があった勇気ある行為だっということになる
逆に、知らされていなかったとすれば、それは官僚が事故を小さなものだと首相に見せかけようとしたということになろう

 ※1 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg4477.html

 この一事からでさえ、原子力村の情報操作の根深さを感じられるとともに、菅首相がそこに所属していなかったことの意義の重要性に思い至らせる。 
菅首相が退陣することは、情報を一緒に隠すことに抗った首相を失うという意味があるように思う。 
今後、新政権がいったい、市民への情報公開を継続的に行ってくれるだろうか?
政府・東電の統合会見が新政権発足後も行われるのだろうか?

 それ以外の会見、例えば、官房長官会見のフルオープン化(これには現在、マスメディアに執筆実績のないフリーは参加できない)を実行するだろうか?

 あるいは、さまざまな関係委員会の公開をこれまで以上に推進してくれるだろうか?

 この辺りをチェックし、もし、現状から後退するようなことがあれば、直ちに抗議をする必要がある。

 なお、保安院の時系列的な説明は以下のとおり(再掲)。
 ニコ生 http://live.nicovideo.jp/watch/lv59686263?ref=top 33分あたり

 事故時3月11日7人
 事故直後4人+3人(オフサイトセンターへ)
 12日0人:7人(オフサイトセンター)
 13日:4人+3人(オフサイトセンター)
 15日:0人+7人(オフサイトセンター県庁へ移転)
 22日2人+5人(オフサイトセンター)
 4月9日3人+?人
 現在3人(夜間1人)+1~5人、ジェイビレッジ2人

 以上に関連して、補足質問したところ、12日に現場が0人となったのは午前4時、15日に現場が0人となったのは正午であることが分かった。
 さらに、スリーマイル島の事故の際、米国の公務員の現場への投入数の推移について、日本の保安検査官が現場を離れた理由、そのことを菅首相が知っていたかどうかについて補足質問し、回答を待っている。

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☆別に菅総理を支持してるわけでもないし、菅総理には国民を被曝させた重大な責任があるとは思うが、この記事が本当ならば、果たして菅総理を今退陣させてよかったのかどうか。
菅総理に好意的過ぎる見方かも知れないが、一応、原子力村の圧力のある中、浜岡原発停止、エネルギー政策の見直し、ストレステスト、脱原発宣言(頼りない宣言だったが・・)とまあそれなりに評価できることをやってきた。
だから、それが許せない原子力村(官僚・電力会社・経済界・与党の大部分・野党自民党・メディア)は寄ってたかって叩いて、世論を誘導(支持率降下)して降ろそうとしたのだと思う。
菅総理よりもより巨悪の原子力村は依然として健在のまま。
後継総理と言われる候補者は皆官僚に洗脳され、誰一人として脱原発宣言している人はいない。。。これでいいのか??。。。。
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宮崎哲弥のトーキング・ヘッズ8/19(金)「国家と情報 Part2」 [原発]

▽政府、東電の大本営発表を鵜呑みにして流し続け、安全を吹聴して国民を被曝させた〇人的大手マスメディア、国民に真実を伝えず安全情報ばかりを流し国民を一億総洗脳化するマスメディアについて、知られざる事実がよく分かります。必見です!!
まだ見ていない方、重要です、是非見てください。
番組を見る時間のない方は書き起こし文だけでも読んでみてください。
これを知っても怒りませんか、騙され続けたいですか?国民はもっと怒るべきです《怒》
上杉隆氏が暴露する3.11以降の政府 東電 新聞の内幕。



☆朝日ニュースター・宮崎哲弥のトーキング・ヘッズ8/19(金)「国家と情報 Part2」

ゲスト:上杉 隆(ジャーナリスト)
司 会:宮崎哲弥(評論家)




(宮崎氏)3月の東日本大震災以降、福島第一原発事故直後のメルトダウンやその後の放射性物質の汚染に関する報道について、東電とか政府の見解がどんどん変わっていったり、或いは汚染の度合いが途中から2倍になったりしたり、メルトダウンは最初はないと言っていたのに、結果としてメルトダウンが起こっていることが明らかになったり、要するに政府や電力会社やそして、メディアが報じていることがどうも信用できないという雰囲気がありませんか?

(女性アナ)そうですね。何を信じたらいいのかというのが判らないという状態が、今までずっと続いてますよね。

(宮崎氏)もうずーっと続いていますよね。そこで今日は、「国家と情報Part 2」ということで、ウィキリークスとか官房機密費とかの問題をこの番組でとりあげて、じっくりとこういうものなのかということ説明して、それは日本のメディア環境といかに違うかということを論じてきたけれども、この原発報道というもののなかで、国家と情報というものを考えていきたいと思います。
この問題をずっと取材されているこの方がゲストです。

(女性アナ)ジャーナリストの上杉隆さんです。上杉さんは、朝日ニュースターのニュースの深層で火曜日のキャスターとしてもおなじみです。

(宮崎氏)上杉さん、日本の情報環境というか、記者クラブ問題、官房機密費の問題を始めとして、ずっと追及されてきたんですけれども、私が付き合って行く中でも、原発報道を見て絶望的、もう何かさじを投げたような雰囲気すらあるんですけど、今日はなんでそういう絶望に至ってしまったのか、上杉隆をして、かくもDesperateさせてしまったのは何なのかということを忌憚無くお話いただきたいと思います。よろしくお願いします。
では、トーキング・ヘッズスタートです。



(宮崎氏)最近の著作、今日はこの問題を伺うんですけど、『報道災害 原発編』というのが、大変話題になっていますよね。

(上杉氏)これね、『報道災害』っていう、報道による災害ってまぁそのままなんですけど、これは、やはり今回の原発事故に関しては、ずっと追ってた記者クラブメディア、これまでは、結局『機能不全』という意識だったんです、僕の中では。
でも、3.11以降は機能不全じゃなくて『逆機能』だなと、つまり、本来やっちゃいけないことをやってしまっている。つまり悪さをしてしまったという意味で、災害を起こした張本人のプレイヤーの一つになってしまったという意味で、『報道災害』というタイトルになっています。

(女性アナ)普通は災害報道とか言いますよね?それを逆にすることでね。

(宮崎氏)本来は災害について、クリアな情報、透明度の高い情報を報じていくということがメディアの責任なわけですけれども、実はそれが行われていない、その不作為によって、実は災害と言うべきものが広がっている、そういう意味合いですか?

(上杉氏)被害が広がってしまって、なんと言っても、メディアの部分なんですね。今宮崎さんがおっしゃったように。やはりきちんとした情報を出すことによって、国民とか、読者、視聴者などに利益、つまり今回の場合は原発事故において、身を守るための最大の情報が必要なわけです。一番いい情報が。それが与えられないどころか、むしろ逆に隠蔽に加担してしまっている、政府と東電の。加担してしまって、更に自分たちだけは助かるという本当に逆作用というか、本当にうんざりするような酷い状況。これは海外のメディアと比較して、明らかになっているんですけど。

(宮崎氏)相当ね、それで絶望的な気分になられているんじゃないですか?何回か電話して、いろんなとこですれ違ったりして、「もう絶望的ですよ」と何度も聞きましたから。それほどの規模にさせるような?

(上杉氏)いやー、今回は「終わったな」と思いましたね。

(宮崎氏)共著者は烏賀陽じゃないですか。烏賀陽弘道さんは、元朝日新聞記者ですよね。

(上杉氏)1985年に朝日に入って長いですよね。ただ烏賀陽さんも新聞とかに絶望してしまったと。実は烏賀陽の場合は、本当は新聞大好きなんですよ。だから、海外にかなり勉強しにいってますけど、そういう意味で海外並みの新聞にということで、活動していたんですけど。私の場合はもともと海外の新聞にいて、どうしても日本の大手メディアの報道っていうのを海外のジャーナリストの立場から見てしまうくせがある。
それが今までは、もどかしかったんだけど、今回は、宮崎さんがおっしゃったように、3.11以降は本当に絶望というか、「あー、もう終わったな」と。ここで直らなかったら、直るトコないのに、それでもまだ現在でも直ろうとしないというところで、本当にこの日本に新聞とかテレビの記者たちっていうのは、それほど悪い人間なのか?、或いは逆を返せば、もし悪い人間じゃなかったら、よほど愚かな人間なのか?もうこのどちらかしかなくなってしまったな。
要するに一つだけ言うと、例えば3月11日、これはメルトダウンが起こるということを翌日にはツイッターに書いてラジオで言い出したんですが、デマ扱いされて、ここではないですが、他の番組を降ろされたりするわけですよ。

(宮崎氏)要するに、上杉さんはメルトダウンが起こるといったら、周りの人たちというのは、こんな人々をいたずらにおびえさせる、パニックに陥らせるような情報を流してなんだ!?というような対応をされたわけですよね。

(上杉氏)メルトダウンと言ったのは、私一人じゃなくて、実はフリーランスのジャーナリスト、ネット、それから何といっても海外メディア。みんな現地に入って、ガイガーカウンタ持って、近くまで行って、防護服着て、その取材の結果としてみんな出したんです。ところが・・・。

(宮崎氏)しかも数少ない専門家もその可能性を指摘している方もいらっしゃいましたよね。

(上杉氏)ほとんど日本以外の全新聞、全世界の新聞、テレビはそれを書いたんです。

(宮崎氏)あの「数少ない」と言った専門家というのは、日本においてです。この限定は重要ですけど。

(上杉氏)そしたら、日本だけは、それを報じなかったんですね。むしろ「安全です、安心してください」と言ったために、どうなったかというと、結果として、今わかっていますけれども、何十万人という人が被曝してしまったんです。 それは、多分私達、東京に居る人も被曝していますし、3月15日、3月23日の高線量の放射能によって、分量は違いますよ、だいぶ。でも被曝しているのは間違いないですね。つまり、国民を読者を、視聴者を被曝させるという最悪の事態を避けられなかったという意味では、やはり『機能不全』ではなくて、『逆機能』だと。
なぜかというと、「安全」といって、皆一回逃げたのを戻したりして、新聞記事を読んで、NHKを見たりして戻っている人が居るので。そういう意味では、本当に言葉は悪いですけれど、『殺人的な行為』ではないかと。

(宮崎氏)これ、政府は、ずっと枝野官房長官が会見開いて、あの、印象としては、個々の正確な文言は覚えていないけれども、印象としては、例えばメルトダウンのことは、起こっていないだろうというようなことを、ずっとおっしゃって、それは政府がそういう見解を出したときに、「それはおかしいだろう?」というふうに突っこんでいくのが、懐疑的な視点において突っこんでいくのがジャーナリストの役割ですよね。

(上杉氏)それが、全く無いのは、どうしてか。
東京電力の本館で行われていた記者会見、24時間体制、1日7回8回あるところに、3月の発災以降ずっと出てたんですよ。1ヶ月間。その間、おおげさではなくて、大手メディアが東電に批判的な質問をしたのはゼロなんですよ。全部聞いているのはフリーランスと海外メディアとネットとか赤旗とか、そういう記者は、
「メルトダウン起こっているのではないか?」
「炉圧があがってるじゃないか」
「海洋にリークしてるんじゃないか」
「放射能は飯舘のほうに飛んでいるんじゃないか」
「清水社長はなんで出てこないんだ」
こういうことをずっと聞くんですが、それを聞くだけじゃなくて、黙って聞いていればまだいいんですけれども、逆機能を果たしたというのは、聞いている最中に後ろのほうから、
「そんな質問するなよ!」
「もういいよ!そんな質問は!」
同業者の記者が止めるんですよ。その瞬間、
「あれ?ここまで来たのか」
と。これまで十何年間記者クラブをやってきたんですけれど、人の仕事を邪魔するけど、そうやって具体的にまさかそんなことを言われるとは思ってなかったので、印象としては、映画のワンシーンの中に自分がいて、
「あれ?これ現実じゃないんじゃないかな」
と思うくらいだったんですよね。
それで、やはり、
「あ、もうこの人たちは多分悪意じゃなくて、自分たちが洗脳されていることに気づいてないんだな」
とそういうふうに思ったんです。

(宮崎氏)構造的な問題ということ?

(上杉氏)もうシステム上の問題になっています。それは、やはり行き着くのは『記者クラブ制度』というもので、ずっとあって、判りやすく言うと、70年前、66年前まで含めた、『大本営』というのがありましたよね。
大本営発表をまた70年後に繰り返してしまったんだなと。つまり現実、記者の人たちはみんな知ってるんですよ。現場に来ている人たちは、実は現場に来てないんですけど、50km圏内には入ってはいけないというルールを皆作っているので。これもずるいんですけど。

(女性アナ)報道各社が独自のルールを持っているわけですね。

(上杉氏)で、自分たちは入らないで「安心です」と。でも自分たちは50km外にでて安心ですって言ったんです。発災直後。
「それはちょっとあまりにもフェアじゃないでしょう?入って安心ですというならいいですけど、自分たちは逃げておいて、奥さん子供、妊婦を逃がして。そして、この間に居る人は不安じゃないか。全然姿見せないで、遠くのほうから安心ですと政府の発表を言うのは、それは記者というよりも人間として良心痛まないのか?だったら、20km、政府はこのように発表してます、安心ですと。でも、自分たちは、50kmというルールがあるので、報じません、って書きなさいよ。そうしないと判断できないから」
と言ったけど、その時に言ったのは、
「フリーとか製作会社の人間が入ってるからいいでしょ」
と。こういうことを言うんですね。
そうすると、ジャーナリストとしてどうなんでしょうと思うんです。

(宮崎氏)これは、非常に戦場取材と同じような構造があったわけですよね。だって戦場、例えば、イラク戦争の時のバグダットとか、これは残っていたのは、いわゆるフリーランスというか契約して正規の社員じゃない人ばっかりが、日本のメディアでは残っていたわけですよね。

(上杉氏)2003年の3月20日、イラク戦争開戦の日なんですけど、世界中のニュースでおもしろい現象として言われたのは、2003年3月20日、バグダットを攻撃、イラク戦争開戦、世界中のメディアはみんなバグダットに向かったんです。どんどん入っていくんです。日本の大手メディアだけ全員逃げたんだそうです。全員退去したんだそうです。
これが、すなわち記者クラブ制度のマインドのまずいところなんです。
今回も、皆世界中から3月11日以降、福島第一原発の事故現場に向かって突っ込んでくるわけです。ところが日本のメディアだけが逃げて、逃げた上に「安心です、大丈夫です」ということを言って、結果として犠牲はその人たち、周りの周辺の人たち、逃げればよかったものを逃げないで、そして結果として何といっても一番悲惨なのは、チェルノブイリと同じように小さいお子さん、妊娠中のお母さん、或いはこれから子供を産むような若い女性に被曝をさせてしまって、子供の尿からセシウムが10人中10人とかですね。これ本当に今後どんなことが起こるかっていうことを考えただけで、悲しくなってしまうんです。

(宮崎氏)今日のテーマというのは、国家と情報なので、メディアがそういうこの不作為によって、ちゃんと報道しなかったということも大問題なんだけど、国のほうはどうだった?国家がどれだけ情報を持っていたのか?政府。

(上杉氏)3月の15日に、菅総理が東電の本館に入っていって、対策本部を立ち上げるんです。早朝に。あの前には実は私も接触できたんです。政府の中枢の人間に。その人たちに言ったんです。
要するに東電よりもさきにこっちが入っていますから、後から政治家が来るんですけど、騙されるなと、東京電力に。具体的には細野さんと長島昭久さんに言ったんです。会ったんですよ、たまたま。東京電力で。
「個々の情報は正しいように見せかけて情報を出してますけど、全体で見ると完全に方向違ってますよ。大事なところを抜かして出してきますから、合成の語尾に気をつけてくださいよ。」
と同じことを言ったんです。
それは、どうしてかというと、一個一個の短い情報、つまりコントロールをするんです。官僚も東電の人たちも経産省も、自分の組織を守りたいために過小報告するんです。全部は出すんですけど、大事なところは後ろのほう。分厚いレポートを出して、一番安全なところをだして「こうです」と言うんです。 でも、巧妙なので、後から「言ってないじゃないか!」といわれるのが怖いから、後ろのほうにこっそり情報は載せておくんだけれど、あんな危機的な状態でそんなところ見ませんよね。

(宮崎氏)つまり、目立たない形であとでどうして報告しなかったんだということを言われた時には、「ここにちゃんと記載されております」というために、その一行は残すんだけれども、普通は緊急時の時には見えない。普通は目に入らないようなことだということですね。

(上杉氏)つまり専門家もそれは気づかない。そして、最後に伝わっていく官房長官、記者発表しますけど、彼はそのまま枝野さんですけど、要するに一番あまーい、過小評価した最も安全な情報を、繰り返し毎日発表することなんです。そして、そこでメディアがそのまま、大手メディア記者クラブ体制のもと、全世界というか全国民にそれが広がっていってしまって、結果として機能不全、国の情報がきちんと出なかったということになって・・・。

(宮崎氏)ちょっとそれの一つの表れとして、時系列的に見ていきたいので、この東電のプルトニウム測定についての報道を見ていきたいと思うんですが、ちょっと説明していただけますか?

(上杉氏)プルトニウム、1号機が水素爆発するのが12日ですよね。ここはまだプルトニウムが即出るわけではなかったんです。






(上杉氏)問題は14日なんです。恐らく13日だと思うんですけれども、3号炉というのはMOX燃料、プルサーマルでこれはセシウムもあるんですけれども、ウランに変えてプルトニウムを燃やすという、世界でも日本くらいしかやっていない方法なんです。普通の原子炉をプルトニウムで使って発電すると。

(宮崎氏)3号機はプルサーマル炉だったわけですね。

(上杉氏)これをどうするかというと、ここからセシウムやその他の核種、セシウム134と137が出た場合は、すなわち測定しなくても想定でプルトニウム、ならびにストロンチウムなどが出ると、これは物理の法則で100%間違いないんです。だから、ここで3号機が水素爆発した、セシウムが出てるとなった瞬間、プルトニウムが出るかもしれないということは、世界中が皆恐れたわけです。

(宮崎氏)これは例えばメディアの関係でいうと、新聞って科学部ってありますよね?科学部の人は、その程度の推測ってできないんですか?

(上杉氏)出来てました。例えば3月14日、NHKの水野解説員はそのあたりチラッと言っているんです。もう居なくなりましたよね、3月以降。要するに本当のことをいってはいけないんです。私は、この事故が起こる前に言われたのは、プルサーマルっていう発言はテレビでするなと言われたんです。これは民放もそうなんですが、プルサーマルはタブーなんです。最大の。ここを言えなかったんです。
だから実はこのプルトニウム検出っていうのは、ここではまだわからなくて、記者会見で私はプルトニウムを何回か言うんですが、28日、この時に実はプルトニウムの核種を出せってずっと記者会見で言ってたんです。これ実は、書いてないですけど、私の質問に対して東電が対応したんです。28日に。それでなんて言ったかというと、 「プルトニウムは検出できません」 「嘘をついちゃ駄目ですよ、プルトニウム検出できますよね。アルファ線、難しいけれど出せますよ」 「いや、すごい時間がかかる」 「そんなことない、すぐ測れるでしょ。じゃあどれくらい時間かかるんですか?」 「測定に少なくとも1週間かかる」 「駄目です、最初に1週間かからないじゃないですか。22時間で測れるでしょ?」

(女性アナ)22時間というのは?

(上杉氏)というのは東電の検査に出している外部のHPに書いてあったんです。自分たちで書いていることを忘れているんですよ。
で、それを言った瞬間に「えーっ」ってなって、
「そんなことどこに書いてあるんですか?」
「HPに書いてますよ」
そしたら、「確認します」ってなって、一回止まっちゃったんです。そしたら、その後に、
「とにかくプルトニウムは測れない」
「どうして?」
「測る機械が無くなった」
「無くなったら持ってくればいいでしょ!」
「わかりました」
とうやむやで終わったら、次の日に、枝野長官が、 「微量のプルトニウムを土壌で検出しました」 って記者会見で発表したんです。びっくりして、1週間かかるんじゃないの?と思って会見に言って、 「なんで枝野長官、急にあんなこと言ったんですか?」 「いや、実は21日22日に検査してまして、23日に外部に検査提出してました

(宮崎氏)なんでその時点で発表しない?

(上杉氏)そうなんです。
「なんで昨日僕が聞いたときに言わなかったんですか?」
「言いました」
「今はそんな時代じゃないですよ。ニコニコ動画だって、Ustreamだって全部残ってますから、うそついちゃ駄目ですよ」
結局ここもそうなんですけど、ここ測るまでに10日間かかってますよね。ここもまた1週間かかる。つまり出てて「まずい」って判ったんです。

(宮崎氏)結局枝野長官は、確認のために言うけど、言ってなかったのね?それ以前は。

(上杉氏)言ってなかったし、騙されたんですよ、枝野長官自身も。

(宮崎氏)あー。

(上杉氏)要するに、プルトニウムという言葉自体を誰も聞かなかったんです。もう一つは政府のほうがその認識が甘かった、それからIAEAも「MOX燃料の原子炉が出た時には、プルトニウム検査をしろ」と。なぜなら、ここで作業する作業員が普通のマスクじゃプルトニウムは止められないんですよ。肺にちょっとでも付着したら、その瞬間に半永久的に放射能の内部被曝をして肺がんに進行する。しかも半減期2万4千年っていうとんでもない核種ですから。 だから、プルトニウムが出た場合は、対応が全然違っちゃうんです。だから、プルトニウム、プルトニウムって皆言うんです。海外メディアは。で、日本だけはこの字が未だに新聞に出たことはほとんど無いです。事故から半年経ちますけど、まだ朝日新聞が2回書いたかな?あとはこの文字は書かないんですよ。本当に異常な状態で・・・。

(宮崎氏)それは、事故の深刻さを考えるための一つのメルクマール(基準)なわけですよね。プルトニウムというのは。非常に重要な情報じゃないですか。

(上杉氏)それが出ない。これはもう政府のほうは隠すというか、過小評価。これが出た瞬間に、避難地域が広がるんです。今20km30kmじゃなくて、少なくとも飛んできているところは、吸い込んだら終わりですから。それは子どもたちが一番危ないんです。地面に近いんで。それを隠すためにということで、このあたり実は政府の中枢の人に言ったんです。
「とにかく、もう本当に逃がさないと、子供とお母さんだけでもいいから80kmでも50kmでもいいから。特に西北地方、飛んでるんで。」
まだ飯舘村とか言ってないときですね。そしたら、
「そんなことしたら大変じゃないか。どれだけ避難させなくちゃいけないんだ」
というから、大変なことになっちゃうっていうから、
「いや、大変なことになってるんですよ。もう本末転倒でしょ!」
それをプルトニウムの報道で明らかになったことですね。政府の・・・

(宮崎氏)私は情報の流れというのが実はよくわからないので、お聞きするんですけど、政府はどこまで把握してたんですか?東電は何を隠したんですか?メディアは何を報じていたのかというのが、つまりどこに責任があるのかというのがよくわからないんですよ。

(女性アナ)そうですね。誰が知っていて、誰がわからなかったのかと。



(上杉氏)責任をお互い取りたくないから、全部相手に押し付けるんです。
まず東電は、プルトニウムが出たということは、大事故なんですね。当時これは事象として、事故は、評価が大体3とか4とか言っていたんです。ところが評価が5以上になってしまうと、原子力事故の、これは事象から事故になるんです。 事故になるとその後IAEAの査察が入るわけです。となると、原子力エネルギー政策、これ、一旦ストップしちゃうんです。アメリカみたいに。 だから、それは避けたいということで、過小申告。プルトニウムが出た瞬間アウトですから。だから出たくない。それを原子力保安院、つまり経産省に報告するんです。役人のほうも、原子力政策とまっちゃうと、経産省痛いですから、これは、聞かなかったことにしようっていって、自然に消すわけです。 それを政治のほうに報告するんですが、政治も当然ながら、野党の自民党は電事連から、今与党の民主党は電力総連から多大な献金を受けて、選挙でもやっている。原子力政策はストップできないんです。 そうすると、このことは、とりあえず当面押さえようと。その時はまだ止められると思ってますから。黙っておこうとなって、メディアは電事連から年間800億円という日本最多の広告費をもらっている。2位のパナソニックが700億、3位のトヨタが500億円。しかも2位も3位もライバル会社いますよね。海外にも進出して、広告費で。電事連ってライバル会社ゼロ。海外にでてるのゼロ。
なんで広告費がいるんですか?それはメディアが電事連にがんじがらめになってるんですよ。だから批判をしないと。そうするとこれは出ないんです。

(宮崎氏)メルトダウンも同じようなプロセス?

(上杉氏)全く同じですね。
格納容器の壊れてるのもそう。
メルトスルーも一緒。
放射能が飛んでいるのもそう。
それから、あれもそう。海洋リーク。海洋に流れてる。ストロンチウム90が流れてる。 それから海産物、農産物にセシウムが付着してる。 ヨウ素は東京湾などの昆布とかワカメに12万ベクレルとか3月の段階でわかっていた。 これ全部隠してるんですよ。未だに隠してますけどね。これはもう、ニューヨーカーというアメリカの非常に高級雑誌というかその記事が3月の18日くらいにでたかな?20日かな?その時に書いたタイトルが、"Nuclear Mafia"、つまり日本は核マフィア国家として機能してると。それは、政府も電力会社も役人もメディアもひっくるめて、核のマフィア国家だというふうに書かれてるんですよ。

(宮崎氏)なるほど。

(上杉氏)まさにいまやそのとおりになっていて、海外の目というのはそういう目なんですよ。

(宮崎氏)その核マフィアの実態というのをさらに突っこんでお話を伺いますので、ここで一旦ブレイクです。


(宮崎氏)もう唖然とする、段々絶望の内容がわかってきた気がする・・・

(女性アナ)一般市民、何を考えたらいいのかと思ってしまいます。

(宮崎氏)あの、先般、NYタイムズがSPEEDIの問題を報じましたよね。SPEEDIはどうですか?

(上杉氏)SPEEDIは3月12日から例えば川内博史さんとか民主党の何人かの議員が政府に対して「すぐ公開しろ」ってずーっと言ってるんです。

(宮崎氏)それも事故直後ですね。

(上杉氏)国会でも言って、毎日言ってるんですけど、新聞記事にならないんです。どうしてかというと、マスメディアもそうですが、モニタリングポストの数値を元に日本の気象学界、気象庁が3月の11日からそれをIAEAなどに報告してるんです。「コレだけ飛びます」という予測を。これに基づいてノルウェーとドイツの気象庁がそれを飛散予測をずっとインターネットに流したんです。日本の人たちは、それを見ながら一部の人は来る来るってなったんですけど、それを日本のメディアは一回も報じてないんですよ。なぜかわからないんですけど、でもそれは海外メディアが大げさに言っていると最初に流したのがありましたよね。でたらめだと。実はあれ、もとは日本の気象庁のデータなんです。日本の気象庁は自分の国の国民にだけ知らせずに、海外に知らせてたんです。 これ判ったのは、4月くらいの記者会見なんですけど、普通だったらコレ、大スキャンダルですよね?一文字も報じてない。

(宮崎氏)そうですよね。

(上杉氏)もう本当に、取材していて・・・。だから、自分が不思議な国に来たみたいに感じなんですよ。自分がちょっと違うのかな?って。

(宮崎氏)放射性物質の飛散の状況というのは、当初から政府は比較的正確に予測できていた?

(上杉氏)完全にそうです。

(宮崎氏)出来ていた?

(上杉氏)というのは、記者会見で、繰り返し出せ出せと言って、さっきのプルトニウムじゃないですけど、核種もそうだけど、飛散の予測。その時に出てきたのが、
21日以降、西門とか正門のモニタリングポストの数値は21日以降はありますけど、11日~21日までは無い」と言ったんです。 「なんでですか?」 「壊れてました」

(女性アナ)地震でですか?

(上杉氏)そうです。地震でです。
「そんなことないでしょう?壊れてたんだったら全部一緒に壊れるわけないでしょう」
そしたらある日突然、毎日配られる表が17日からになったんです。 「あれ?なんで4日遡ったの?」 「動いてました。」 「じゃあその前はどうしたの?」 「動いてたけど、評価ができない」つまり計算が出来ないって言うんですよ。
「じゃ、計算しなくていいから、そのまま出せ」
ずーっと言っていて、出さなかったんですけど、リークされて実は11日から2分刻みに測ってたんです。それを未だに正式に出してないんです。その時に判ったのは。14日の午後から15日にかけて、空間線量、環境基準の100万倍というとんでもないものが出たんです。それは3号機の爆発ですけど。13日も出てるんです。それが最初のほうが西、西北に流れたんです。その後に出てくる飯舘村とか伊達市、福島市。町の方に飛んでいく。で、ぶつかって飯館から今度は南下するんです。中通を。そこから二本松、郡山、白河と来るわけです。先っぽに来たのが、千葉の柏とかに行くんですけれども、ホットスポットで。 23日のほうは、たまたま雨雲が東京のほうに来ちゃったんで、23日24日の雨は東京に降っちゃったんです。そうすると、それを出せば判ってたんだったら、事前に出してくれれば、少なくとも避難しようと思う意志のある人は避難できたじゃないですか。

(宮崎氏)しかもそれは、政府の上層部、首相とか、対策本部長の首長とか、枝野官房長官とかは、それは判ってた?

(上杉氏)そこまではちょっと判ってないんですけど、少なくとも東京電力、ならびに文部科学省は判っていたはずです。というのを持っていたわけですから。誰かがそれをネグった(無視した)か、或いはしかるべき人に報告だけしておいて・・・

(宮崎氏)でも避難をさせる、退避をさせるためにはそういう基礎データが必要ですよね。もしそれに基づいてその予測に基づいて、退避勧告を出していれば、先ほどおっしゃったような子供や妊婦が被曝するということは、かなり防げたかもしれないわけですよね。或いは、この放射性ヨウ素が蓄積するのを防ぐためにヨウ素剤を配布するということもありえたわけですよね。そこは誰の責任になると思いますか?

(上杉氏)多分責任も、責任逃れというか責任回避をしまくってるんですよ。東電でその当たりずっと聞いてるんですけど、聞いてても東電に突っこむと「保安院に報告しました」って言うんです。で、保安院に言うと、「政府にちゃんと言いました、対策本部に」で、聞くと「聞いてない」って言うんです。もうね、最初たらいまわしなんです。責任を。

(女性アナ)結局「言った、言わない」

(上杉氏)そうこうしてるうちに、どんどん事態は進んでますから、でも誰でもいいから、早く情報を出せと言い続けてるのに、回ってないという、これも本当に繰り返し。
しかもそこで普通だったら、こういう時は世界中のジャーナリストは団結するんです。「冗談じゃない!」と。いつもはライバルだけども、海外メディアもやってくれたんですけど、日本の記者たちはさっき言ったように「そういう質問するな!」と。もうね、本当に映画見てるのかな?って。

(宮崎氏)その変な記者クラブの連帯感って何なの?

(上杉氏)最初はわからなかったのは、要するにクライアントとしてお金を貰ってるから?でもそれだけじゃないな。それだけだったら、やはり今一番大事なのは、事実ですから。お金をもらってるけど、それはそれだよと、是々非々でやれるんですけれど、でも言わないんですよ。だから、要するにそれとは違う意識が働いてるのかな?と。それは何といっても横並びという『日本型人災』と名づけたんですけれども、要するに、もう誰かが危ないって報じたときに、みんな一斉のうせで報じればいいんだけれども、危ないって。いや安全だよって言った時に、多数決じゃないんですけど、その場の空気を読んじゃうんです。で、記者クラブのほうの人たちは、枝野さんも安全って言ってる、保安院も安全、東電も安全って言ってる、ここで無理に「危険だ」と言って勝負するよりも、「安全だ」と言っておいたほうがいいよ、間違えても。間違えても安全と言っておけば、処罰されない。仮にあってても、危険と言った瞬間、本当のことを言ったら、







(上杉氏)嘘ついたときに、「裸の王様だ」って言った人が悪いですから、そのマインドというのが蔓延してて・・・

(宮崎氏)そのマインドっていうのは、はっきり言ってジャーナリストじゃないですよね。

(上杉氏)じゃないですよ。だから、海外メディアからも、3ヶ月くらいしてから、シュピーゲルもそうですけど、さっき言ったように、「マフィアの一角を占めてるのは、実はマスコミ。更に彼らは記者じゃない。記者クラブという広報員」と言っている、ロシアのテレビでもばかにされている記者クラブ。

(宮崎氏)昔ね、私の尊敬する山本七平という人が、空気の研究という有名な本を書いたんですが、
「日本人というのは、その場の空気によって支配される。その空気によって支配されることによって、道を誤ってしまう」
そういう趣旨のものなんですが、まさに空気の支配ですよね。
でも、本当はね、空気に水を指すということによって、空気をそういう悪しき空気というものを失くしてしまうということが、ジャーナリストの仕事なんじゃないの?

(上杉氏)だから、ジャーナリストというのは、まず一つは社員であることが問題。日本の場合は。日本だけが社員ですから。

(宮崎氏)先ほどは社員の話でいうと、50kmの外に、社命ですよね、基本的には。でもジャーナリストなんだから、私は別にそういう危険なところに全ての組織ジャーナリストが行かなきゃいけないなんてことは全然思っていない。それは行きたくない人もいるだろうから、そういう人は行かなくてもいいんだけど、中には「行きたい、ジャーナリストとして、どうしても現場を踏みたい」人たちというのは必ず居ると思うんです。それを社命によって行かせない。それはおかしな話ですよね。

(上杉氏)社命で行かないということは、組織に対して忠誠を誓っているわけです。でも、やっぱりジャーナリストは、政府が言おうが何を言われようが、「にもかかわらず」と。そのマックスウェーバーじゃないですけど、やはり職務性、政治もそうですけど、「にもかかわらず」ということが必要な時があるんですよ。まさに今回そうですけど。
要するにそれでも自分は違うと思ったら、そこに行って書けばいいし、宮崎さんがおっしゃるように、行かなくてもいいけど、東京電力の会見に出ていれば、うそをついているって皆わかるわけですから、

(女性アナ)そこでいろいろと真理を追究することもできますよね。

(上杉氏)追及してフリーランスの記者が質問してるから、別に自分たちで質問しなくていいんですよ。だから、フリーランスの記者たちが質問して、普通の頭の人だったら、「これ嘘だ」と。5分前に言ったことと逆のことを言うんですから。それを書けばいいだけの話。それが一切できない。
だからこれは協調性というか同調・・・

(宮崎氏)同調圧力ですよね。

(上杉氏)同調圧力。あと同時に、人と同じことをやってこない社会だったんです。日本って。
例えば勉強ができて、新聞記事もそうですよね。皆と一緒がいいと思う。人と同じことで仲間はずれにされることを極端に恐れている。
だから、人と違うことじゃなくて、人と同じことに安心感を見出すんです。
でも海外って議論してても、僕はNYタイムズに居たんですけど、議論するじゃないですか。そうすると一つの方向にまとまりそうになるんですよ。そうしたら、「あ、やっとまとまった」と思ったら、いきなり支局長が「俺は違うぞ」って逆のこと言ったりするんです。それが人と違うことがまさにそれが普通の多様な価値観で、この社会は多様な価値観で構成されているという証明なのかな?意識的に違う意見を出そうとするんです。
でも、日本は意識的に同じようにしちゃう。これが、平時はいいんですけど、有事の場合は、大本営じゃないですけど、最悪の方向にいっちゃったなと。それはメディアの罪ですよね。今回は。

(宮崎氏)今よく原発事故が起こった1ヶ月くらいのプロセスは判ったんですけど、今でも続いてる?

(上杉氏)今もっと酷くなってですね・・・。

(宮崎氏)もっと酷くなってる?

(上杉氏)この前も取材をしてたんですけど、スリーマイルですら10日間で全部防いでいる。あ、4時間でした。スリーマイル4時間。チェルノブイリ10日間で押さえてるんです。日本の今は150日くらいたってるんですよ。まだ押さえてないどころか4つあるんですよ。4つ分の放射能がドンドン出てるんです。海洋のほうにも。しかも半年くらい経つので、どうなっているかというと、これは物理の法則で間違いないんですけど、メルトスルーしてるの認めましたよね。メルトダウン。どうなるかというと、チャイナシンドロームと一緒で地下にどんどん落ちていくんです。格納容器も抜けているのは、ほとんどの学者が認めていますよね。そうすると今地球に潜っていっている途中なんです。1年間に大体17m潜るんです。もちろん岩盤の固さによって違うんですけど。17mということは、少なくとも今半分だとしても9mくらいは潜りだしてるんです。そうすると、潜っていくと地下水脈にぶつかるけど、入っていけば入っていくほど処理ができなくなっちゃう。

(宮崎氏)しかも今は循環装置を使って水を浄化しようとしてるんだけど、基本的にしたのほうが破れてますよね。地下で。つまり汚染水がずっと流出し続けて土壌に浸潤してる可能性が極めて高いわけですよね。

(上杉氏)水は消えないですから。地下に入ったら。そうすると超高濃度の、ハイレベルの汚染水が宮崎さんがおっしゃったように、あそこは海に近いですから・・・

(宮崎氏)海洋に流出してる可能性というのが高いという。海洋のモニタリングというのはどのくらいやられてるんですか?

(上杉氏)これも私ずっと聞いたんです。4月の後半から、自分の出来ることをそれぞれ探していくんです、フリーランスは。私は海産物だと思ったんです。ちょうど築地の近くに15年くらい住んでいるのと、魚好きなんで、自分はそれをやろうと思って漁港とかに回ったりしたんです。グリーンピースと一緒に動いたり。そんときに、ずっと東電の会見出ながら、
「海産物の調査、サンプリングをやってくれ」
と頼んでるのに、一切やらないで、海水の調査をやるんですよ。海水・・・・。
海水をいくら調べても、多くの人間は海水飲まないですよね。しかも1トンとか、1トン飲まないから。
「でも、むしろ魚を食べるんですよ、だからやってください」
って言ってたら、やっと4月に1回やったのが、
「海産物調査やりました、コウナゴだどうだこうだ。それがコウナゴだけ放射線汚染発見されました、あとは全部大丈夫です。」
本当かなと思って調べたら、実はコウナゴ以外は全部大きな魚、頭と内臓と骨を抜いて検査してたんです。 セシウムは身にたまるというけど、頭の目にたまったりするんです。何といっても一番怖いのはストロンチウム90で、これは骨にたまるんです。カルシウムと。それを除いちゃったら検査しても出てこないのは当たり前でしょ。コウナゴは小さいからそのまま測ってるんです。 「なんでそんなことするんですか?」と言ったら、 「そういう方法でやってます。農水省は。」 でも、世界中でそんな測り方してるのは一個も無いんですよ。そういうところが、それを今度測りだした国際団体とかグリーンピースとかが測りだしたら、とんでもない値がでて、そして現在地方自治体が全部測ってるんです。北海道も含めて。 基準値には満たないけど、全部の海産物、全部セシウム汚染されてました。これ、発表してるんですよ?でも報道しないんです。

(宮崎氏)あのね、そのそういうことを報道されないっていうことが、大問題ですけど、政府は何やってんの?

(上杉氏)政府はまあ『愚かな政府』というと一言で片付くんですけど、要するに情報・・・

(宮崎氏)そういう現状があれば、政府が率先してそういうこの調査を行うというのが普通、地方自治体なんかにまかせずに、政府がやって調査をして、発表するというのが普通じゃないんですか?

(上杉氏)普通じゃないんです。日本って。情報分析に関しては、非常に稚拙というか、本当に『稚拙』だったらまだいいんですけど、『愚か』なんです。
見たいものを見てしまう、これは太平洋戦争のときもそうだったと思うんですが、自分たちがこうでありたいという情報ばかりとって、要するにネガティブな情報、つまり戦争だと「出口論」とかを排除しちゃうんです。
今回も放射能汚染で酷いことになっているという情報を、最初から排除していい情報だけ見るようにしちゃったんです。特に菅さんなんかそうです。だからああいうふうにいって、笑っていられるわけです。菅さんも枝野さんも。
でも、海外から見たら犯罪行為を犯している。犯罪テロ国家のトップですから。その人間を支えている民主党の議員を含めて全員犯罪者だと言ってもおかしくないっていうんですけど。 その辺の情報の分析の認識っていうのが、もう世界で唯一本当に19世紀とか18世紀くらいの感覚でやってる。

(宮崎氏)ということは、未だに福島第一原発を巡る事故の実態がどうなっているのか、或いはその周辺汚染の状況がどうなのかということは、政府も電力会社もメディアも信用できないと?

(上杉氏)信用できないというか、情報隠蔽してますね。ここまで判らなかったら、よっぽどの愚鈍か、判ってて書かなかったら、よっぽどの悪質ですから。これはもう物理の先生もそうですけど、少なくともメルトダウン含めて起こった場合に、格納容器の中がどういうことが起こるかというのは、物理的な法則で解析できるんです。解析できることをやってるわけなんですけど、それを発表しないというのは、意図的に発表してないだけの話なんで、世界中から「この国おかしいな」ということになってしまう、一つの原因なんですよね。

(宮崎氏)これ、いつまで続くの?そういう状況。

(上杉氏)これは、政府の工程表では6ヶ月から9ヶ月と言ってますけれど、年だろうと。6年から9年、早くとも。

(宮崎氏)実態はそういう感じだと。これは吉岡さんがこの間この番組に出ていただいたときにも同じような見解で、10年は続くかもしれないということをおっしゃっていたんですけど、それも大変な問題なんだけれども、そういうことをちゃんと報じない、ちゃんと認識できてない政府、ちゃんと報じないメディア、これも続いていくわけですか?

(上杉氏)続いていきますね。

(宮崎氏)で、こういう状況の中で、再稼動とかっていう話になるというのは、

(上杉氏)本当にびっくりですよね・・・

(宮崎氏)本当にどうなってるの?と。つまり再稼動というのは、今のこの福島第一原発の原因とかこの状況、これからの見通しというものを認識した上で、どうしていくということをこれからの原発再稼動させるべきかどうなのか、再稼動させるとすれば、どういう最低限の条件をクリアしなければいけないのかということは、国民の前でオープンな議論をするということが重要な前提条件ですよね。

(上杉氏)何も話されていないですよね。これ、今週これ、火曜日の北海道新聞。実はこの日に北海道の泊原発3号炉が、営業運転を再開するのを決定した日なんです。でも、全くこれがのってない。のってるのは、めくってめくると、やっとここにのってるんです。「道議会どう判断」、これ世界で初めてこの3.11以降初めて営業運転初めて再開を始めた大ニュースなのに、どう、北海道の・・・・

(宮崎氏)地元の新聞が・・・・

(上杉氏)他の新聞もチェックしましたが、全然書いてないんです。ベタ記事。
こんな大変な決定を世界で始めてしたにも関わらず、メディアも政府のほうも国民も全然騙されて、こういう大きなニュースを認識できてないんですね。
だから、『洗脳』と僕は言っているんですけど、一億総洗脳化が完全にされてしまっているんだなと。 要するに、原子力の事故はもう済んだように感じの報道ぶりなんですよ。民主党代表選やら、なでしこジャパンの国民栄誉賞とか、全くどうでもいいことを・・・

(宮崎氏)私はまさに民主党の代表選においては、原発問題っていうのが何で争点にならないの?と。これ、明らかに意図的に論点が隠されているような気がするわけ。それは確かに今の原発の状況をどういうふうに認識するかから始まって、エネルギー政策をどういうふうに将来に渡ってつくっていくかということ、多分その各候補者というのは、いろいろばらつきがあって、考え方が違ってしかるべきだと思うんですよ。それについて、何でそこで争点というものが、もちろん財政の問題とか、復興資金をどうやって調達するか、それも大問題だけど、それと並ぶ問題として、あってしかるべきだと思うんですが。

(上杉氏)並ぶというかトップに来なくちゃいけないですね。これは前に出演させてもらったときに言ったんですが、『スピンコントロール』なんです。完全に。官僚システム、政治システム、メディアがスピンコントロールして、そこから目をそむけてるんです。国民の。

(宮崎氏)スピンドクターは誰?

(上杉氏)スピンドクターは全体のシステムですね。

(宮崎氏)空気ですかね?

(上杉氏)空気です。これは怖いのは、とにかく要するに今復興、増税の話してますよね。増税しても大連立しても原子炉の事故は止まらないんですよ。それから、復興と言っていますよね、馬淵さんなんかは。復興するためには、まず最初に原子炉の事故を止めなくちゃいけない。でもそれをまず抜きにしちゃって話してるんです。だから、増税といっても、企業多分日本から全部50%くらい出るといわれていますけど、税収入ってきませんよ。少なくとも国家予算の半分で運営しなくちゃいけない。さらに海洋汚染しちゃってるんで、世界中から国際賠償といって数百兆円訴えられるんです。今後日本は。そして、子どもたちは今後未来を担う子どもたちは、被曝して病気を抱えて補償もある、国内補償も。そうすると、第一次世界大戦後のドイツみたいになってしまって、国力無くなってるのに、賠償金だけ加算されるという、だから増税とかそういうこと言っている場合じゃない。その争点はあえて抜かされてるんです。完全に。洗脳国家というか、世界が言う核マフィア国家というのは、このことを言っているんです。
だから、世界中の評価は
「日本は先進国から脱落するであって、もうしました。今後どういう処理をこの国はするか」
ということ。

(女性アナ)もう先進国とは看做してもらえない・・・

(上杉氏)もうほとんど無理ですね。プレイヤーじゃなくなっちゃってるんで。で、それは日本のメディアだけが報じてなくて、日本人だけが「自分たちは先進国です」ってなってますけど、今後環太平洋20カ国から4年後に相当な賠償請求がくることがまず決定してますから、海汚しちゃったんで。意図的に。世界初ですから。

(宮崎氏)それはよくわかるんだけど、にしてもそういう状況を認識していながら、なぜそれが争点にならないのか?というのは、依然として私は納得ができないというか。あなたが言うところだと、正常な感覚を持っているかのかもしれないけど、納得できませんよね。

(上杉氏)だから、洗脳されてるのを皆知らないんです。損害賠償来ることも知らないし。

(宮崎氏)ちょっと一旦ブレイクを入れてもう一度お話を伺いますので。


(宮崎氏)マスメディアだけではなくて、例えばネットという上杉さんもいろいろツイッターなどで活躍されているけれども、そういう情報経路というのはあるわけじゃないですか。そこから










(宮崎氏)民主党代表選というところに、政治を現実で動かすというフィードバックしていく、マスメディアが頼りにならないなら、そういうことって考えられない?

(上杉氏)ま、他の国だったらできるんです。例えば、もう少しまともな中国とかだったら。これ・・・

(宮崎氏)中国の方がまともなの?

(上杉氏)全然まともですね。放送とか通信融合してるんでできるんです。ところが日本の場合は、記者クラブがネットを遮断し、さらに政府もネットだけを目の仇にして、それを排除してるんです。例えば4月1日に警察著が、「7サイト閉じろ、風評・デマが広がっている」と、一つは例えば例を挙げると、「被災地で自動販売機を荒らして泥棒をしているというデタラメな報道がインターネットで書かれている。削除しろ」と。
これ後で調べたら、本当なんですよ。要するに政府が「安全、安全」と言っているデマはいいですけど、テレビとか新聞が。インターネットの報道は全部止めるということで、4月6日に総務省、さらに5月に法案がとおって、さらに資源エネルギー庁はツイッターをチェックするといって、それを7800億円くらい予算がついて、余計な書き込みは外すと。でも情報って別にインターネットの情報もテレビも新聞も同じじゃないですか。インターネットだけが逮捕されるんです。新聞・テレビは間違えてもいいんです。これをやってるのは、エジプトとかチュニジアとかリビアだけだなと思っていたら、日本でやっているというですね。でもそれは誰も知らないんです。日本人だけは。

(宮崎氏)これ自体もちゃんと報道されないですよね。

(上杉氏)されないです。シュピーゲルが5月に長い記事を書いたんですけど、シュピーゲルには載ってましたよ。

(宮崎氏)海外メディアは報じてるのに、国内メディアはちゃんと報じない。

(上杉氏)ええ。こんな暗黒国家みたいな・・・

(宮崎氏)ちょっとあの、それはあの・・・。だんだんあなたの話を聞いているとイヤになってきた、暗い気持ちになってきた・・・(笑)
あのね、私はちょっと先般牛肉の問題、牛肉の汚染の問題というのは、非常に大きな話題になったじゃないですか。あの報道を見ていて、「これは予測できて防げたんじゃないか?」と現実的にそういうふうにコメントしましたけど、どう思いますか?

(上杉氏)3月に記者会見で聞いていて、そして自由報道協会のメンバー渡部さんという人と、渋井さんという人、それは入ってるんです、現地に。
「稲わら、牧草が汚染されてますよ。牛のみならず、馬とかも危ないですよ」
ともう言っているんです。
さらに髙邑 勉(たかむらつとむ)さんという民主党の国会議員も、それを警告してるんです。ところがテレビ・新聞報じない。
で、今回出たときに、牛だけだったんですよ。これスケープビーフって言ってるんですけど・・・

(女性アナ)スケープゴートならぬ・・・

(上杉氏)そうです。牛だけやっとけば、牛は、BSEで慣れてるから、一回農家も慣れてるからそういうふうにやってると思うんです。
でも豚とか野菜・・・。だって、放射能って別に牛だけに狙っていくわけじゃないですから。もう魚。全部いってるんですけど、そうなっちゃうともう手におえないということで、牛だけに注目させて、マスコミもそこに乗っかっているという。 だから、その部分だけをやっている。その間ほかのことは、汚染されてるにも関わらず、そこはないと言っているわけです。ですから、ちょっと本当に海外メディアが日本の今のところ、恐ろしい国だと思い出している。要するにそれを知らないと、戦前のあの暴走をまた始めるんじゃないかと、こういうような目で見られているんです。

(宮崎氏)これね、こういう大きな事故、大きな災厄が起こった場合には、最悪のいろんな情報が出ているんですが、最も確からしい最悪の情報というのが出た場合には、これ迅速に伝えるというのが原則ですよね。なんでそういう原則が守られないんですか?

(上杉氏)原子力事故のときに宮崎さんがおっしゃったように、最悪のシナリオをまず提示するんです。それで50km避難、大丈夫だったら30、20、10となるんですけど、日本は最初に過小評価しちゃったんで、2、3、10と逆をやってるんです。それだから、今度嘘だとわかっちゃったんですけど、その嘘を隠蔽するために更に嘘を重ねて、これがずっと続いてるんです

(宮崎氏)そうすると、どんどん信用が無くなる。

(上杉氏)無くなります。だから、中国なんか、列車事故は1日で掘り返しましたけど、メディアの圧力によって。日本は、もっと酷いんです。150日くらいかかって、やっとメルトダウンとか出てくるので、海外の人たちは中国の方が150倍マシだなと。情報公開に関しては。日本だけが中国っていうと「え?」と笑いますけど。

(宮崎氏)この状況は変えられない?

(上杉氏)メディアシステムを変えればいけるかなと思ったんですが、ちょっと無理でしょうね。

(宮崎氏)ということは、この状況は続くと?

(上杉氏)続くし、ま、70年後にまた同じようなことをやるんじゃないかな?70年前にやったように。そこを本当は変えなくちゃいけないんで、残り短い時間ですけど・・・

(宮崎氏)いや、あなたジャーナリストやめていろいろやったらいいじゃないですか?

(上杉氏)別のアプローチで変えようと思ってますが・・・

(宮崎氏)自由報道協会での活躍も期待しております。
今日はありがとうございました。

(上杉氏)ありがとうございました。



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首都圏にも広がる放射能汚染 私たちにできる対策は? [放射能・放射線]

▼2011年8月8日に「放射能防御プロジェクト」によって行われた記者会見で明らかにされた首都圏の土壌調査の結果について、この番組で詳しく説明されています。


☆首都圏にも広がる放射能汚染 私たちにできる対策は?

ニュースの深層8/16(火)
ゲスト:土井里紗(内科医・放射能防御プロジェクト)
川根眞也(埼玉さいたま中学校理科教員、内部被ばくを考える市民研究会準備会、放射能防御プロジェクト)
司会:上杉 隆













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