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放射能汚染の時代を生きる~京大原子炉実験所・"異端"の研究者たち~ [熊取六人組]

☆必見です。
電力会社が毎日放送の「全」番組から一斉にCMスポンサーを引き上げた恫喝で有名となった2008年の毎日放送のドキュメンタリー番組「なぜ警告を続けるのか~京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち」の続編番組です。
2011年10月23日(日) 、毎日放送テレビでドキュメンタリー「放射能汚染の時代を生きる~京大原子炉実験所・“異端”の研究者たち~」が放送されたそうです。京都大学原子炉実験所の反原発の研究者たちを取材しています。
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放射能汚染の時代を生きる~京大原子炉実験所・"異端"の研究者たち~

番組内容
技術先進国の日本では、決して起こることはないとされてきた原子力発電所の重大事故。3月11日の東京電力福島第一原発の事故で、それが現実のものとなった。京都大学原子炉実験所の助教、小出裕章さんと今中哲二さんは、原子力の専門家の立場で、重大事故の危険に警告を発してきた。原子力の世界で“異端”視されてきた彼らはいま、何を思い「フクシマ」後の世界をどのように生きようとしているのかを追う。


http://www.mbs.jp/eizou/backno/111023.shtml


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2011/10/21[01 /10] 放射線による食品汚染の実態に迫る 早野教授他 [放射能・放射線]

2011年10月21日[01 /10] 放射線による食品汚染の実態に迫る 早野教授他
一体、僕らは何を食べればいいのか――?
次々と見つかる、暫定規制値を超えた野菜や家畜。

飛び交うデマや怪しげな噂。
そして、甚大な被害をもたらし続ける食品汚染。
放射線による食品汚染について語ります。

なお、番組では 食品検査を実演 予定!
実際にその場で測定することで、汚染検査の手順や仕組み、
気をつけるべきことを解説いただきます。

【出演者】(敬称略)
津田大介  (ジャーナリスト)
野尻美保子 (高エネルギー加速器研究機構・教授)
早野龍五  (東京大学・教授)
勝川俊雄  (三重大学・准教授)
戎谷徹也  (大地を守る会・放射能対策特命担当).








▽内容要旨

.... ..ニコ生アンケート「食品汚染について、何か自分で対策をしていますか?」①自分で測定している:1.0%。②特定の産地を買わないようにしている:70.3%。③水洗い・お湯で茹でている:6.4%・④その他:22.3%。
..... ..勝川先生が食品の暫定規制値の説明をされています。
..勝川俊雄氏の「暫定基準値はどう決めたの?」基準値が低すぎると→食品供給停止→脱水などの健康被害。高すぎると→より多くの内部被曝を許容してしまう。汚染が未知数の状態で、難しい線引き。
..日本の暫定基準値。セシウム・ストロンチウム、年間上限5mSv。まずそうはならない。各食品群に1mSvずつ配分。飲料水、牛乳・乳製品はセシウムほとんど出てない。実質的に、野菜類、穀類、肉・卵・魚介類。あわせて3mSv。
..ストロンチウム単独では測りづらい。セシウムはγ線を出すので、測りやすい。ストロンチウムはβ線しか出さないので、外から測れない。セシウムとストロンチウムは一緒に行動する。計測しやすいセシウムで、ストロンチウムを避ける。
..暫定基準値の計算。ストロンチウム込みで内部被曝を1mSv/年にするには、食品のセシウムを何Bq/kg以下にすればよいか。成人、幼児、乳児で最小の値を採用。実はセシウム・ストロンチウムは、成人への影響が大きい。
..セシウムは代謝が悪い成人が一番ダメージをくらう(勝川氏)
..セシウム:ストロンチウムの比が想定の範囲内か?Srが多いと、基準値を再設定。少ないと、Csを防ぐとSrも防げる。陸上はSrがCsの1%以下。想定の範囲内と思われる。海は検査自体が少なく、Csが低い魚ばかりなので、Srはほとんど検出されず、不明。
..「どんな食材が危ないの?」計測は2万6千件以上。800品目以上78品目が暫定基準値超え。検査に偏りがある。牛肉1万件、米2700件、ほうれん草1000件。半分以上の品目が1〜3件の検査のみ。→放射能汚染の傾向を知ることが重要。
値としては非常に低いがこれは表面についてはモノが落ちていたと。根っこからはあまりでてこないので低い値になると。葉っぱでは高い汚染のものは最近あまり出てこなくなっている。.
「セシウムは表面5cm以内だと。数年して徐々に地中に行く時にどうなっていくかを見ていく必要がある。」.
津田「やっぱのリスクは減っていくが高いものは残ると」「チェルノブイリでのスカンジナビアでも高い食品が何年も出ていた、キノコやナッツなどベリーでは長期的に蓄積しやすい。日本でも同様だと、今後も注意必要になる」.
..野菜:葉菜のリスクは減った。3月・4月のような高い汚染は発見されていない。降下物の直接付着。これからもリスクが高いのは、キノコ類(特に野生は注意)、ナッツ(栗、ぎんなん)、ベリー類(ブルーベリー)。チェルノブイリから学ぶ。
戎谷「肉は非常に測っているが、。豚などは低い。(理由は)」「餌だと」
野尻「全て輸入飼料である場合もあるので」
.肉:牛肉→全量検査。豚・鶏は低い値で推移している。野生の動物は要注意。北欧のトナカイ、シカ・イノシシ。
戎谷「北欧ではトナカイなどが高くなっている。日本でも同様になる」野尻「旅館などでも地元食材でのキノコなどは関係者にも天然物などは、特に東北北関東でも十分出る可能性はある。(ポイントは野生だと)」
戎谷「野生ではとらないで捕獲しないと数も増えてしまう・・・」.
勝川「海ではプランクトンから食物連鎖で生物濃縮で濃くなる上に時間差もある、特にコウナゴなど小さい魚は初期では高かったが既に下がっている。汚染水薄まりでピークは過ぎている」.
.海洋生物の汚染:海水→プランクトン→小魚→捕食魚。濃縮係数。小魚(コウナゴ・シラス)新たな放出がない限り、ピークは過ぎた。捕食魚(アイナメ・カレイ・スズキ)これから半年〜1年ぐらいは注意が必要。淡水魚は要注意。場所によっては数年かかるかも…。
..小魚から捕食魚にセシウムが移ってる。これから1年は慎重に(勝川氏)
勝川「現在では小さいものは10ベクレル程度。ただこれらを食べる魚では徐々に値が上がっている。チェルノブイリでは半年後はピークで1年は維持された。今後1年は産地を見るべき。更に淡水ではイオンが少ない環境で溜めやすい、河川流れこみがあるので長期、何年にもなる」.勝川「まとめると、今後注意するべきのはだいたい分かっている。チェルノブイリでも同様なもの、キノコナッツなど。」.. ..
まとめ:【要注意リスト】椎茸、ナッツ(栗、ぎんなん)、ベリー類、野生の動物、淡水魚、捕食魚、茶。【新たな放出があったら避けるべき食材】葉菜、小魚。
勝川「なめこも出ている」
津田「地元でも天然ものキノコなど」
勝川「他には銀杏など(産地も見ると)あとは野生の動物、淡水魚、捕食魚が注意リストになるが、これ以外ではあまり高い値は出なくなっている、あと葉っぱは新たな放出時にはやめるべき」.
津田「暫定規制値、事故までは基準値370以上が追い返したと、今の暫定規制は妥当なのか」
勝川「暫定では事故の状況が不明であったので食品状況は大体判明している。もっとちゃんと内部被曝を押さえる低い基準を設定すべきだがトータルで守る全体図が必要」.
..早野「生涯100mSvが8月に打ち出した。本当に暫定規制値ぎりぎりになると満たせなくなるが、そういうものはめったに出回ってない。実験で探すにも苦労した。なので下げられてしかるべき。事故直後でもないので」
. 野尻「なので今後の食品を安全性を確保するには今の暫定基準値がちゃんと測定できるかは不十分。100ベクレル以下でも十分測れることが大事」.
戎谷「当初から生産者も消費者も信用出来ないと見ていたのではないか。将来的には1mSvまでしようと当然しかるべき。今のデータから見ても一日も早く暫定から議論のもとでもっと厳しい規制値設定するべき」.
津田「守ることを徹底するのも大事だと。ただ実際の汚染状況は」
勝川「食材だと測られている方が・・・」
津田「低くなっていると」
戎谷「心配しているのでは水系の汚染が水産物にどのように影響するか。野生の産物への影響の長さと、家畜の餌の循環について」
. 戎谷「海と山以外では民間努力で十分可能であると。」
津田「どれだけ検査体制が整って、だと。産地偽装もあると」
戎谷「(危険性は)ないと信じたい。確信犯的にされると消費者にはわからない。行政でもチェックでも調べ切れない。ただ有機農産物だと記録が全て証明で大丈夫」
戎谷「また明確に生産地がわかるような団体から買うのが安心であると」
津田「ガイガーで多くの方が測っていると思うが食品は市販でも測れるか」
..早野「説明。最初はサーベイメーター、線量計、ガイガーなど。そもそも線量計はガンマ線の空間線量率をμSv/hで計測するもの。仮に汚染食品がある場合、出ているガンマ線を見て。反応があれば汚染が判明すると」.
早野「例えば暫定規制値500ベクレルの食品、1kgだとした場合の線量、およそ0.01マイクロSvになる。しかし感度の良い製品であればどう見えるかを実験。10カウントぐらい増える製品で」.
早野「0.07マイクロが今の値。ただ数字は動く。(5秒ごとに)じつはこれはなぜ動くか、バックグラウンドの存在。これとの区別をどうつけるか。」.
.早野龍五氏解説。「サーベイメーター(線量計)編」汚染食品のまわりの空間線量は?セシウム500Bq /kgの食品表面の空間線量、0.02μSv/h程度。食品1kgで0.01μSv/h程度。測る時に、ちょっと待った。バックグラウンドを忘れちゃダメ。
早野「1kg200ベクレルの食品ではどうなるか・・・、しかしこれでは机の上で0.08にはなっていた。ただちょっと上がっている」野尻「上がり切るには時間がかかる」.
..早野「実はバックグラウンドがあるので分かりにくい。ここでは鉛の箱の中で行う。」
.野尻「鉛はあまり買おうと思わないほうがいい」早野「非常に重い」
野尻「ガンマ線は鉛で遮蔽される」早野「100kgもあるのでオススメしない。」野尻「毒もある」
..早野「(GMでは)絶対に見えない」津田「シンチレーション検出器だと」野尻「カウント数の多いものを、普通では10分の1」 .津田「オススメは」野尻「鉛をすすめてないので・・・。毎日するのも現実的ではない。鉛の接着も。」
..早野「結論。どうしてもであれば感度のよい線量計。最近の半導体型のTA100など」野尻「すべての製品を網羅しているサイトもある」
早野「どうしてもであればガイガーの10倍以上の感度の線量計を用意して・・・」
. ..サーベイメーター(線量計)どうしてもやりたければ、①感度の良い線量計(ガイガー無理)、②遮蔽、③長時間測定、で、500Bq/kgの汚染発見は可能。ウクライナ基準の野菜スクリーニングは線量計では無理。
早野「その上での長時間測定で500ベクレルであれば測定できるというレベル。ウクライナ基準などの話(厳しいもの)をこの方法で測定するのは不可能」.
野尻「要するに給食検査で線量計の写真もあったが、これでは殆どの場合意味はない。」
早野「遮蔽されてない空間ではほとんど検査できてない」
.「ガンマ線スペクトル測定編」ガンマ線の「色(スペクトル)」を見分ける測定。ガンマ線の「エネルギー」の測定ということ。セシウム-137、ヨウ素-131など区別できる。電気信号(パルス)の頻度を数えるだけの簡易型。核種はわからない。
.早野「ガンマ線スペクトル測定。スペクトルとは色だが、色を見分ける測定だと。本当はガンマ線のエネルギーを測定するもの。線量では見えないがスペクトルでは区別。原理は鉛等の遮蔽の上で測定器で見ると当たることで電気パルス、この頻度で見るが簡易では核種までは難しい」
早野「スペクトルデータを見るものであると、核種の分析も可能になる」
野尻「線量があると短い時間で多くの(パルスの)山が出てくるということ」.
.一方、パルスのエネルギーと頻度を測定するスペクトロメーター、核種もわかる。セシウム134、137、カリウム40のガンマ線エネルギーの表。カリウム40は天然放射線。セシウム三兄弟と、孤高のカリウム。
早野「セシウムのエネルギー、とちょっと離れたところにカリウム40など。パターンとしてはセシウムの3つとカリウムが出てくることになる。」
早野「まずはカリウム40の実験を」
早野「NAIシンチレーター、と光電子増倍管という真空管。食品を入れるマリネリ容器、を測定器に入れる。こちらも鉛。」.
早野「ここで原因塩を天然のカリウム40含有のものを入れる。、これは天然由来の放射性物質。それで計器で測定すると、ピークが出るがこれがカリウム40のピークに相当するもの。割とすぐに出てくるが別の傾向も」野尻「セシウム相当の場所」
早野「余計な部分であるが、ガンマ線の運命、まずは当たらないもの。透過力が強いので抜ける。で測定器に命中してピークに相当。ただこれ以外にも当て逃げのもの、がコンプトン散乱として別の場所で出てくる。最後はとばっちり、反射のものが当たる」
. ..Nal検出器で「やさしお」を測定してみる。ガンマ線の5つの運命。①ハズレ。②透過。③大当たり!④当て逃げ!(コンプトン散乱)⑤とばっちり。
早野「先程の色の話、塗ってある部分ではセシウムの3つが出てくる場所。この装置だとセシウムのベクレル表示、300と出てくる。塩だが、単純にセシウム相当をセシウムと間違って扱っているだけ、ただ世の中では多くある」
.早野「装置の値段は300万ぐらい。野尻「続いてはセシウムサンプル、これは土を混ぜて擬似汚染としているもの、500ベクレル相当」
.早野「(測定すると)丁度500ベクレル。3つのでは混合もあるがもっと全て分かれる。500ベクレルとしてセシウムだけが出てくるようになる。測定値の誤差はあると思うが、十分見えている」
.早野「続いては、265。先程よりは汚染が低い、100ベクレル以下。でカリウムも含まれている。」津田「誤差は大きいと」早野「カリウムもある・・・」
早野「エネルギーピークからセシウムと判明して、積算値でベクレルとなる。ただ全てセシウムではなく当て逃げの成分もある。なので極端だと何もなくてもセシウム検出となるケースも出てくる、実際には入っている状態」
早野「ここではコンピューターでしきい値を設定してその上のピークだけを検出するようにする。セシウムが10ベクレルずつの野菜を測定すると、直線で引いてその上で積算している。」. ..Cs-137のBq/kgを知りたい。グラフの山を見ると、Cs-137だとエネルギーからわかる。定量①「ここから…ここまで」法、余計なものが入り誤検出がある。②「えいや!と直線」法、この装置ではできない。③ 「K-40のお釣り」法、面積Sを推定。
早野「ここではカリウムのピーク、当て逃げのお釣りを予め見て、その上でカウント数から面積を引くことで計算している。ただ日本のでは設定されてないのが基本。変えるためのマニュアルが必要になってくる。」
.戎谷「するとガンマ線スペクトル測定のメーターでもカリウム40が出てるかが問題になってくると」野尻「問題としては100以下のレベル計測になると問題として出てくる。」
早野「検出限界について。現実に存在する食品を測定した値を見ると、1ベクレルでも見えないが、5ベクレルで若干出てくる程度、これhじゃ検出限界未満ということ、NDとされる、がなんとなく怪しいと」
早野「でようやく10ベクレルだと出てくるようになってくる。20ベクレルだと明確になる。測定時間と入っているセシウム分量を何度も繰り返すことで出てくる。常に出てくるではなく使う方にも知識が必要」
.「検出限界」セシウム1+1Bq/kg、あまり見えない。5+5、ちょっと見える。10+10、わりと見える。20+20、はっきり見える。同じ測定を何度も繰り返す。体重計とは違って、必ず同じ数値が出るわけではない。
..スペクトロメーター編まとめ。①鉛は必須(鉛があっても「ブランク」測定必要)。②大型の検出器で長時間測定。③遮蔽と検出器が似ていてもソフトウェアに優劣あり。
早野「まとめ、まず鉛は必須。検出器のセンサーでも10分程度必要。また同じ検出器でもソフトで値の間違いも出てくる。今回のはNAI検出器、検出限界に目安は大体10ベクレル。検査機関ではゲルマニウムの検出器だが非常に高価、1時間で1ベクレル程度見える」
野尻「全て検査するには物理的に不可能となってくる。100ベクレルにしても精度を出すには長時間必要で手間もかかる。これは理解するべき」
早野「ゲルマニウムの検出器で見た場合と、今回の場合ではゲルマニウムでは梁のように鋭いピークが見えるが、今回のはそうではない。ただある程度は見えてくるのでスクリーニングには十分となる」
早野「ようやく先程のが12分でようやくピークが見えてきている。で10ベクレルだとそうとう根性が必要」津田「食品を・・・」野尻「ひじきを」.
野尻「ひじきは200g」早野「いれてしばらく時間がかかる」
早野「放射線というのは100発あって毎回測定して100ではなく、変動するのが繰り返される。これは統計的はゆらぎ、何回か繰り返して平均的には出てくるが、というもので多い時も少ない時もあると。測定時間を長くすると落ち着くが短い時間ではハズレもある、これが誤差」
早野「先程の最初の測定でも、4倍の時間で誤差は半分になるので誤差を下げるのは結構大変なこと。」.
津田「今後の食品汚染について知るべきこととは、特に給食などはどうなるか」早野「まずは自治体で食材サンプルを計測するのが必要。横浜市などは早かったが色んな自治体がしている」.
早野「給食検査、サンプル検査でも実際に計測されているものは非常に少ない種類。ですり抜けて市場に出回っていると不安にも思われている。提案したいのは実際に食べた食事をミキサーで精密測定するという手法、1ベクレル程度まで見るのがいいと」
「給食検査編」給食ミキサー検査を提案したい。子供が食べたのと同じ物を丸ごと、ミキサーにかけてマリネリ容器に詰め、精密測定。
早野「もちろん実施しても現状では驚く数値はでてこないとは思うが、実際にやっている例はまだない」津田「頻度は」早野「毎日できるのがベタ。ただようやく最初に始めた横須賀では5日で1検体だと、10月25日に公表。3月まで全て測ると」
津田「食べる前というのはできないと」早野「出来ない。ただミキサー検査では全てについて確認できる。地産地消での食品のレベルが分かるようになる。(津田:産地偽装でもでてくると)」
早野「特に給食では食品の保存義務があるので、原因の特定と対策の実施がやりやすい。実際の家庭では難しいが。本来なら福島でもやるべき」津田「徐々に広がっていくと」早野「行政では数字が出たときに心配が大きい、横須賀でも悩んでいたが私のツイートで決断したと」
津田「精密測定をするのは良いとして徐々にするにしても機器が限られるのでは」
早野「ただ牛がアレだけ測れているので、資源配分の問題」
津田「検査データの公表が重要だが、大地の活動は」
戎谷「検査機が圧倒的に足りない。給食の検査はいいアイデアだが福島でもゲルマは数台。本当に311以前のあまりにも無防備であったか。今更なので、もっとの検査体制の充実が必要。自分たちでも出来る範囲をということで、検査機6台に増やし、1つは福島の生産団体に」
戎谷「コメばかりという話もあるが、。ある地域の400の田んぼ、120haを集約している。ここでホットスポットの存在と稲、植物全体での調理後での変動の調査も取り組んでいる。田んぼごとのセシウム量での比較も、結果解析で他の生産団体にもいかせるように」
津田「先程の実演、使い方が分かればある程度正確に見ることができるが、例えば大地の会での詳しい知識がなくともパターン化すればいいのでは」
早野「販売側もそのようなアフターサービスを考えないいけなくなってくる。台数が増えるとトラブルが増えるという考えもある」野尻「昔は業者が説明しなくとも良かった。ただ最近ではとにかく買って考える状態で大混乱。市民測定所でもマニュアル見ないと説明できない」
野尻「今後になっても素人では困る。徐々に測定器も増えてくるのでみんなで理解するべき」津田「基礎知識があれば測れると」.
早野「最後に事故前のデータ。環境放射能水準調査、文科省の調査。1963年からのもの。対数目盛で一日一人10ベクレルのグラフ、かつては毎日5ベクレル、冷戦時代の大気圏内実験時代では。ただ0.1を最近では切っていた。ただ事業仕分けで切られたので直前はない」
.1960年代は毎日セシウムやストロンチウムを5-10ベクレル食べていた
..日本人は一日何Bqのセシウムとストロンチウムを食べていたか(対数表示)。セシウム、1960年代は毎日5〜10Bqを食べていた。最近は0.1を切っている。事業仕分けで切られて2010年データはない。
早野「ただこれに相当する手段で大規模にデータ取ることが出来る。健康被害は別として、下がるに越したことはないので、元のようなデータがえられると、もう一回測るべきだと」
津田「仕分けのせいではなく、そう短絡的するのはよくないと」
野尻「ストロンチウムの有限値が必要。これは日本では土からセシウムの移行がしにくい土壌だがストロンチウムのデータは少ないので検査体制が必要」
津田「まとめに、今後の我々が知っておくべきことは分かったが、まだまだ分からないこともある。」.
勝川「民間の測定が増えてくるのが大事、公的機関だと値が低いほうが嬉しい傾向、で第三者の実施によって信頼性も増す。ただ増えてくると混乱も増えてくるようになる。ここではスペクトルで出して欲しい。素人と自覚の上で検証してもらえるデータを出すのがういいと」
.本当にきちんとした専門家が必要。
野尻「(僕らが出来ることなど)やはりみんなすごいことがおきるのを期待してる面がある。(横浜ストロンチウムなど)少し先回りして計測値での相場観。慌てるではなく先回りすべき、6月の腐葉土の事例がそうだった、葉っぱだとわかったのに。稲わらも同様、知っていたら起きなかった。
野尻「チェルノブイリでの事例を学ぶと共に、日本との違いについても考えるべき。同じ事がおきるというわけでは必ずしも限らない。」
津田「マスコミが煽っている話もある」早野「マスコミも政府も知らないことが突然出ていると。その中での大混乱だった。時間もたったのでデータを見て、どういう対策と優先順位をしっかり決められるように議論する場があればと」
質問、科学者としての良心からのツイートなのか。
早野「かなり本業を圧迫・・・。何時やめていいのかと思いつついる、もう少し必要になると」野尻「自分が心配なだけ。心配なうちはチェックするべき」
質問、松戸が地元食材を測定していると。一律で発表しているがNDでは長時間にするべきだと言ったら無視された・・・。今回答を。
野尻「20ベクレルまでは15分で分かるが、10だと1時間になる。で4倍測るかになる。なので全部のものを10で測るのは無理では・・・」
早野「今日のがまさにND2045という機器。これらは15分程度で数十ベクレル以上かをざっと見るもの。その上で怪しいのは検査機関にするべき。」
. .
質問、一般の簡易キットでの測定、標準試料のようなものを入手できるのか。
早野「難しい。僕らは自分で装置を持っているのでそれで試料を用意できるが。」野尻「土にしても測ればわかる。ただ触らないほうがいいという意見もある」.

質問、先生自らが買わないということはあるのか。
野尻「殆ど気にしてない、5,6月ごろから。ただ魚はしばらく淡水だと多めになると。どのくらいなら皆さんが許容出来るか。魚の種類は選んではいる」
津田「魚を調査するには」早野「ミンチが必要。で容器に全て詰めないといけない。待ってる時間よりも詰める時間がかかるとも。」
津田「今後の計測器の普及は。300万だと高いが買ったりする人が出てくるのでは。」野尻「同等の製品は複数ある、値段は同等だが」津田「マスコミではどれぐらい買っているのか」野尻「LB200、カウントだけのがまだ多い」
津田「300万ぐらいであれば新聞社マスコミならすぐ出せると・・・」
戎谷「自治体では網羅的にして欲しい。」
津田「スクリーニングにはこれでも十分だと」
津田「放射線を気にするすごい時代だが、嘆くではなく知識をみにつけて正しくわかった上でm「が唯一の手段ではないかと。今後の汚染についてどうしていくべきか」
戎谷「多岐にわたるが、全て関連している。国の暫定基準値改善には多くのデータと情報公開の体制が必要。流通の段階とも連携して共有してかつ上流の生産地の対策が必要になる。その上で安心されると。浄化されていることを見せないといけない」
戎谷「このためには勝手に基準などを決めるのではなく、リテラシー、基準値をどう冷静に似判断するか、を適正な要求であるかの議論ができるようになる。そのためにもまずは測定体制を整えて情報公開して、トータルに政策として要求していきたい」
勝川「だいぶ放射能が出ている以上、リスク管理の視点が大事。値を把握してどれぐらい食べているかを把握の上で問題も有無を見るプロセスが必要。そして透明性、測れる機関が出すべき。それらを積み重ねることで信頼や風評被害防止になる」
. ..勉強になった。あとは生産、流通業者のモラルだよな・・・
早野「見えないので測るしか無い。長期戦であるので、ずっと続けていくような体制を作って、計測することで食べ物への信頼は得られると。再三だが給食検査が必要になると」
.最後にひじきの測定結果を見て終わります。
安心と安全と両方ってことだよなぁ
野尻「難しい数字を理解しないといけない時代になっている。測るにも時間がかかる。0ではないときの値がどれだけ本当か、誤差もある中、体重とは異なる世界。ゼロじゃないからではあく測った数字の意味を受け止めるレベルの知識が必要になる、誤差の意味などを勉強すべき」. 津田「先程の計測器を注文した。鉛はハンズで売っているのか」.
..数字を受け止められる知識が必要。
勝川「厚手の鍋でもバックグラウンドを半分にすることは出来る。」津田「メルマガ7500名で300万になって買うことが出来る。レンタルも考えたり・・・」
.ひじきの測定結果確認。野尻「ゼロではないと先ほど確認している」
最後にひじきの測定結果を見て終わります。
野尻「数字、大きなほうがカリウム。で左側78.34がセシウムの数字」早野「合計のベクレル数」野尻「で山が3つ、ただ78.34で誤差20%、100ベクレルには行かないと。流通基準ではうっても悪くはない」
.ひじきっっ Cs134+137合計 78.34(±20) 一応基準以下。4月ごろに採れた乾燥ひじき 当て逃げの補正済み。
4月頃に採れたひじき。カリウム2492ベクレル、セシウム78ベクレル
..... ..ひじきの測定結果は・・・Cs134+137で78.3Bq/Kg ±20.3%
野尻「今回のは4月頃のもの。それ以外では特に高いものはない。(当て逃げ補正は)している。カリウムは抜いてあるので、78でも誤差が大きいのは最初の引き算の後のもの、ちょっとだけのセシウムになる(カリウムもあるので)30分でこの値。半分だとすると2時間に」
野尻「乾燥しているから多くなる。微妙な数字であると、水に戻すとなおさら。」
野尻「乾燥しているから ..気にすることでのストレスが一番影響があったっていうデータも賛否あったり。
..お忙しい先生方が無償どころかご自分の時間を犠牲にして色々な事を考え教えてくださっている事に素直に感謝したい。そして私たちはおかしなデマや数値にだまされないために自分なりに勉強することで答えよう。.. ..ヒジキ70.84[Bq/kg]、相対誤差20.3%、絶対誤差は14[Bq/kg測定時間は30分 .
【訂正】ヒジキ78.34[Bq/kg]、相対誤差20.3%、絶対誤差は16[Bq/kg]、測定時間は30分


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【西ドイツ放送】 死の地域に生きる 原発事故後の日常 [原発]

☆必見です!!
ドイツの放送局が制作したドキュメンタリー、福島の真実の姿を描いてます。
日本のTVでは絶対に見られない視点です。
やっぱり外国のTV じゃないと本当のことが分かりません。
時間のある方は是非見て欲しいです。28分ほどかかりますが・・・
時間のない方は書き起こし文だけでもよかったら見てみてください。。。
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【西ドイツ放送】 死の地域に生きる


「死の地域に生きる」原発事故後の日常

福島原発周辺の汚染地域に行きたいと思う人はいない。それでも行かなければならない場合…
このような防護が必要だ。
彼らが汚染地域に行くのは、そこにまだ人が住んでいるから。
年寄り、若者、赤ん坊、みんな援助を必要としている。
緊急に

お米、麺類、食用油、飲み水
三浦万尚さんは避難区域の世話を続けている。
私達は南相馬の彼の事務所を訪ねた。
ここで三浦さんは避難区域での救援計画を立てる。
老人や一人暮らしの人々に食料を届けるため。

この日台風が接近して空は陰鬱だ。
原発事故以来、雨は危険である。
「雨の日には被曝する危険が高まります。
雨水の中には放射性物質が溜まっていますので、
肌が雨に濡れるとガンマ線を吸収します。
ですから雨に当たらないようにしなければなりません。」

HCR =“ハート・ケア・レスキュー“
”心の救護者“と三浦万尚さんはこの組織を名付けた。
我々は一週間三浦僧侶と行動を共にし、
南相馬市での人々の日常を追った。

福島原発からは20キロしか離れていない南相馬市は、
原発事故のどん底にある。
羽田マサハルさんを訪ねる。
原発に最も近い家に住んでいる人だ。
三浦さんはまず家を一周して、線量を確認する。
雨水が溜まる場所は明らかに線量が高い。

「ものすごく高い線量ではありませんが、ここに住み続けるには高すぎます。
羽田さんは一刻も早く避難して賠償金をもらうべきです。」
羽田さんは絶望している。

繰り返し家の除染を試みてきた。
屋根も洗ったし、庭の土も取り除いた。
木の幹まで洗って、線量は数週間下がっていたが、
再び上がり始めたのだ。

何故逃げないかって? 私の家族は千年もここに住み続けて来ました。
「逃げるわけにいきません。死ぬまでここに留まらねれば…」
「やるせないです。ここの人々は土地との精神的な絆が深いのです。
早く逃げなければいけないのに逃げられないジレンマがあるのですね。」

庭で出来た果物は今では特別ゴミである。
三浦僧侶はこの果物を、羽田さんが使っている湧き水と一緒に測定所で検査してもらうことにした。
役人は「大丈夫」という結果を出したが、三浦さんは信じない。

実は羽田さんは東電に勤めていた。
事故の起きた時は原発内にいたのだ。
「3号基の爆発は普通のものではありません。
ウランとプルトニウムが核分裂を起こしてすべてを吹き飛ばした。
でも誰も測定を行いません。政府が望んでいないのでしょう。
嘘をついてるのは東電だけでない、国も真実を隠しています。」

本当にウランとプルトニウムの核分裂による爆発ならば、原爆のようなものである。
タサク・アユミさんにとっても雨は嬉しいものではない。
これから子供を学校に連れて行かなければならないのだ。
この若い一家は舅の家で避難生活をしている。
自分の家は汚染されてしまったから。

「事故以来生活は完全に変わってしまいました。
特に子供のストレスは大変です。
外ではもう遊べないので、いつも家の中にいます。
長袖の上にさらにジャケット着なければいけません。夏もです。」

あゆみさんは毎朝車で子供を学校に送る。
雨の日には子供達は校舎まで走らねばならない。
濡れるのが恐いから。
他の子供達は町中からバスで登校する。この一校だけが、津波と原発事故を生き延びた。

今日は生徒達に線量計が配布された。
線量計はずっと保護者の求めてきたものだが、
配布する教師の心は重い。
「この線量計は嬉しくないです。生徒達は実験台にされるのです。
現在の線量を表示するわけではなく、データを保存するだけです。
警報を出して逃げさせてくれるような線量計ならずっと良かったのに…」

久保木先生は子供達に気をつけて線量計を扱うように説明する。
寝る時につぶさないように…
服を洗濯する時ポケットから出すように…
線量計に縛られた子供時代。
「放射能はそれほど恐くないけど、線量計をなくして怒られるのが恐いです。
気をつけます。」

小林サダオ校長も新しく測定器を入手して、毎朝線量を測定している。
校庭は大掛かりな除染を行ったばかりだ。汚染された砂を取り除きいて2mの深さに埋め、線量は下がった。
「専門家が来て除染を行いました。教員や保護者も手伝いました。
しかしどうやって被曝から身を守るかわかりませんから、汚染された埃をずいぶん吸い込んでしまいました。
自殺行為だと思います。」

小林先生は学校の屋根に案内してくれた。
ここでは空間線量から身を守らなければならない。
津波の襲った3月11日の様子を説明してくれた。
「津波はあの松くらいの高さでした。
巨大な黒い波が瓦礫を押し流して来て、
ちょうど学校の壁の前で止まりました。」

津波の爪跡
瓦礫はアスベスト、ダイオキシン、そしてセシウムに汚染されている。
被災した沿岸一帯2千6百万トン残された瓦礫をどこに運んだらいいのか…
通常の百年分の量である。

津波の襲った日に人生が変わったのは…
菅原マサキさんと青田カツヒロさんも同じだ。
二人は昔からのサーファー友達
福島県の海岸はかつてはサーファー天国だった。
週に二三回、二人はここで波乗りをした。

「福島はサーフィンにもってこいだったのに、津波後はいい波が来なくなりました。
地震で海底が変わったのでしょう。」
3月11日は菅原さんにとって生涯忘れることが出来ない日となった。
彼の愛してきた波に両親を奪われたのだ。
「両親は津波にさらわれました。
兄は仕事から大急ぎで帰ってきたのですが、家は消えていました。
両親の消息を尋ね続け、
二週間後に遺体が発見されました。」

南相馬ではサーフィンはとっくに禁止されている。
砂も所々セシウムに汚染されている。
それでも時々誘惑に負けて海に入るサーファーがいる。

食料を買出しするタサク・アユミさん。買わなければいけないものは沢山ある。
オレンジは安心。福島産ではない。
原発事故以来、買い物には気を遣っている。
「福島産を買うのはためらいます。子供のためにはこの地方の物は避けたいです。
北海道産とか、なるべく遠い所の物がいいです。」

店主の大津ケイイチさんは事故後品揃えをすべて変えた。
九州産の野菜や北海道産のきゅうり、
福島産は検査済みの桃だけだ。
店長は二日ごとにセシウム汚染値を入手する。
「年寄りの方はそれほどでもないですが、若い方は気にされています。
食品が検査されているかよく聞かれます。」

汚染値ゼロ保証の新鮮豚肉
一つ一つのパックに安全シールを貼ってから冷蔵室へ、
いずれにせよ、福島産の食品は南相馬よりも他県での方が売れると店主は言う。
「福島から遠い所の人ほど、あまり深く考えていません。
東京では福島産の食品はよく売れます。
福島を応援しようと言うのです。
ここではみんな放射能の恐ろしさをよく知っていますから、福島産の食品を買うお客さんはほとんどいません。」

原発廃墟からわずか20キロのこの土地の方が、むしろあゆみさんにとっては安心して買い物が出来るというわけだ。
学校の昼休み。今までと違って子供達は毎日教室を掃除しなければならない。
福島原発からは今でも放射能が流出を続け、極めて危険な放射性物質が町に降り続けている。
掃除は効果があると言われるのだ。手を洗うことも。
この子にとっては、今日が最後の登校日。家族が南相馬から避難することになった。もう帰ってくることはない。。

「悲しんじゃだめ。一番のお友達ももう山形に引っ越したでしょ。」
大丈夫」
「放射能から身を守るために引っ越す家族もありますが、
別の苦労が待ち受けてます。

“福島から来た”というイジメが多く、それで精神科にかかった母親もいます。」
子供達はお別れ会を催した。
「椅子取りゲームをしようか?」
「それとも歌とかダンスがいい?」
“忘れないでね”“友達でいようね”と言う寄せ書き。

「もうクラスの子もたくさんいなくなりました。」
「ゆき、りょうご、みつる、ひかり」
「夏休みの間にいなくなりました。」
「黙って行ってしまいました。」
「原発事故がなかったら、みんな一緒に外で遊べたのに」

常に心配しながら生活することで心が壊れてしまうと三浦万尚さんは言う。
町を出て行く者もあるし、残っても人が変わる者もある。
食べるのを拒んだり、アルコールに溺れるようになったり、
自殺する者もある。
福島だけでも震災後70人が自殺をしている。

「墓地に響く海鳴りがまるで死者の声に思えます。
助けを呼んでいるようです。
私達はもっと団結しなければなりません。
そして放射能の恐ろしさをよく説明しなければ、本当の幸せは訪れません。」

市立病院に来たあゆみさん
子供達の内部被曝を調べるホールボディカウンターを受けるのだ。
「検査は大切だと思いますが、やっぱり落ち着きません。
結果が怖い、でも本当のことも知りたい。
複雑な気持ちです。」

事故以来医者や看護士は出来高払いで働いている。
南相馬の子供達75人は全員年に一回検査を受けることになったのだ。
「難しい説明をしなくても、ほとんどの子供はすぐに何を行うのかわかるようですが、
不安な気持ちはあまり言葉にしません。
隠している子が多いのだと思います。」

三台のホールボディカウンターは絶え間なく動いている。
骨に溜まったセシウムや甲状腺のヨウ素などの微細な放射性核種が、
スキャンされる。

福島市ではすでに結果が出ている。
子供達の二人に一人からセシウムが発見された。
今後小児癌が増加することを多くの保護者が恐れている。
妊娠五ヶ月のこの看護婦も不安に思っている。
「今のところみんな心配する必要はありませんが、
5年後10年後はわかりません。
いつか避難しなかったことを後悔する日が来るかもしれません。」

それでもしかし生活は楽しいものでありえるのだ…
我々は翌日南相馬のゴルフ場に出掛けた。
最近再開されたばかりなのだ。
オーナーの福躍好勝氏が案内をしてくれる。
原発事故前この松はまだ瑞々しい青色をしていたそうだ。
今は枯れ死してしまっている。
線量は毎時1マイクロシーベルト、
プレイ中レントゲンと同量の被曝を受けることになる。

「原発事故後の変化と言えば、南コースの汚染が激しかったこと。
丘の上に放射能雲が留まったからです。
この部分の閉鎖を検討中です。ゴルフには危険すぎます。」
鹿島カントリークラブの会員は4千人
そのうち20人が津波で亡くなった。
残りのメンバーは再び定期的にゴルフ場を訪れている。
チェック模様で汚染芝生に立つ。

「ストレス解消です。
心配ですが、何も変えられませんし、
気にしてばかりいるほうがストレスになります。」

福躍氏は本当はゴルフ場再開に反対だった。
弁護士も未知の危険があるから止めるように忠告した。
念のため毎日線量を表示することにしている。

私達にはお客様の健康が一番大切です。
20年後にどなたかが癌になる原因にはなりたくありませんから、
どんな状態のゴルフ場かお知らせし、ご自分で判断していただきたいです。」

三浦万尚さんはとっくに次の仕事に向かっている。
南相馬の端にある新興住宅地。二人の子供がいる若い家族の家だ。
この場所の一年間の被曝量は、ドイツの原発作業員の3倍だ。
三浦さんはその状況を改善させたい。

「今日どこまで行くかわかりませんが、屋根をまず除染、
それから家の壁、ベランダ、そして玄関前のコンクリート。」
家族は除染作業を気味悪がり、
事前に避難した。(19:40)
けれど近所の人は逃げず、興味深そうに見に来た。
自分の家の除染したいと思ってるのだ。

「前もって電話で危険を知らされました。
けれどもびっくりです。
こんなすごい防護服で来るとは思ってもいませんでした。」
マスクをもらい、屋内に留まるようアドヴァイスを受ける。
三浦さんチームは警告シールを貼って、“死の仕事”の準備を整えた。
キャップ、マスク、そして防護服
この装備で三浦さんは家を放射能から解放するのだ。
大袈裟だと言う人もいる。

「家の除染? 考えてません。」
「手を良く洗って、うがいをすればいい。」
南相馬は段階的に除染されていく予定だ。学校、道路、そして個人宅。
それは危険な上に、終わりのない計画である。
冬になれば山おろしが再び放射性物質を住宅街に運んでくるからだ。

たまにはすべて忘れてリラックス。
あゆみさんはこの日を楽しみにしていた。
初めて赤ちゃん体操に参加したのだ。
「すごく安心しました。赤ちゃんのいるうちはほとんどないと思っていましたから。外ではほとんど見かけません。
でも他にもたくさんいるのを見て嬉しかったです。」

お母さん達に呼びかけたのは宮原けい子さんだ。
3月11日の震災以来助産婦の宮原さんは、若い家族のケアに専心している。
週に一度集まって母子体操を主催。
「どんな話でもします。
例えば散歩の時には木に近づいてはダメですとか、
放射性物質がたくさんついているから、
外出しないわけにはいきませんが、気をつけなければいけないことがあります。」

市の行政はなるべく沢山の若い家族が町に戻ってくるように呼びかけている。
しかしあゆみさん達は、母親の不安がまともに相手にされていないと感じている。
「食べ物も水も安全だと言いますが、信じられません。心配です。」
「避難した方がいいのかもしれませんが、夫が大丈夫だと言うので…
一人で逃げるわけにいきませんでした。」
「こんなことが後どれくらい続くのか知りたいです。
いつになったらまた元通りになるのか情報が欲しいです。」

菅原マサキさんも今日は海でリラックスをするつもりだ。
両親を失った息子にとってサーフィンはセラピーのようなものだ。
「津波に父と母を奪われましたから、
海が怖いということもありますが、
けれど海は偉大ですし、
海を友達にしたいと思います。
きれいな海を見ると心がすこし癒されます。」

菅原さんが選んだ海はよりによって東海村
サーフ場は福島原発から100キロ南にあり、
波乗りが許可されているのはこの場所からなのだ。
3月11日以来初めてサーフボードに乗る菅原さん
日常への回帰は、サーファーにとっては太平洋の冷たい波から始まる…

「また南相馬でサーフィンをしたいと心から思います。
原発事故が収束してくれることを願ってやみません。
故郷でまた不安のない生活がしたいです。」

不安のない生活… あゆみさんも望んでいるものだ。
今日は郵便が届いた。
ホールボディカウンターの結果
息子達は健康だろうか?

「大丈夫でした。でも弟の方がすこし値が高いようです。
でも基準値以下で安心しました。」
病院は「無害」と書いてきた。
子供達の被曝量は心配するものではないと、
福島事故による被曝はレントゲン検査が一回増えただけのようなものだと医者は言うのだ。

南相馬の週末
町はロックコンサートを催した。
人々が毎日の不安を忘れ、楽しめるように。
短い間でも

「いつも家にばかりいて、他の人に会うことがほとんどありません。
すごく楽しいです。」
南相馬の市長も参加して、
市民を守る約束をした
しかしどうやって? 三浦万尚さんは懐疑的だ。

「市長は人々の味方のように振舞っていますが、何も行いません。
子供達の検査もひどいものです。もっと正確に行わなければいけません。
ここでは誰もマスクをしていません。何も問題がないかのように見せたいからです。」

三浦さんはマスクを配った。人々に危険を教える義務を感じているのだ。
しかし主催者にパニックをふりまくなと抗議される。せっかくの晴れた楽しい日なのに…

人々が熱望しているのは原発事故のなかった福島なのだ。
以前のようなごく普通の生活だ。



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意見広告・選ぶ道は脱原発ではありません。 [原発]

☆最近各新聞に掲載された意見広告です。
まだこんなこと言ってる人たちがいるってことに呆れます。
女川原発が生き残った、優秀だといってますが、女川も言われるほど安全だったわけではなかったのですよ。
偶々運が良かっただけ。
この人たち、今回の事故で、日本の国土を放射能で汚してしまったこと、そのお蔭で多くの国民が被曝したこと、家族や共同体が破壊され避難・移住せざるを得なくなったこと、子供たちの将来の健康のこと、豊かな農畜産物・水産物がこれから何年も安心して食べられなくなったこと、原発現場作業員が被曝していること、そして最低10万年も管理しなければならない核廃棄物のことなどどう思ってるんでしょうか。
そのことには一切触れていません。
エネルギーの安定供給は社会と経済の基盤といいますが、エネルギーの安定供給を言う前に、原発のせいで既に社会と経済の基盤を失ってるではありませんか。
選ぶ道は脱原発しかありません。
*******************************************************************************************************************


以下↓引用します。

原発事故で大きな岐路に立つ日本。
事故は二つのことを教えてくれました。
事故が原発管理の杜撰さによる人災だったこと、
震源地により近かった東北電力女川原発が生き残ったように、日本の原発技術は優秀だったこと、この二点です。
だからこそ、人災を引き起こした「管理」の問題と、震災・津波に耐えた「技術」の成果を明確に分離して考えることが重要です。
エネルギーの安定供給は社会と経済の基盤です。
いま日本がなすべきは、事故を招いた構造的原因を徹底的に究明し、より安全性を向上させた上で原発を維持することです。
選ぶべき道は脱原発ではありません。
原発の技術的安全性は飛躍的に高まっています。
再生可能エネルギーの開発とともに、国際社会において原子力関連の技術革新・高度な管理システムを牽引していくことこそ日本の国益になります。

asahikoukoku.jpg


☆原発事故の現実です。↓この有様を見ても日本の原発技術は優秀だといえますか。

福島第1原発1号機原子炉建屋4階のビデオ(10月18日撮影)


毎日新聞によると、この作業での被曝は最高9.44ミリシーベルト。


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東電社員家族は地元民に危険を知らせず自分たちだけで逃げた?/東電社員の優遇された生活 [原発]

☆これが事実なら、東電社員はトップから一般社員まで自分たちのことしか考えていないってことですね。
地元民のことなんて考えてないってことです。
他の原発立地の地元民の方々も良く考えておいた方がいいですよ、いざ事故、危険となったら誰にも知らせずに自分たちだけがさっさと逃げてしまうかもしれませんよ。
翻訳家池田香代子氏のブログの記事からの引用です。
東電社員は上から下まで問題あり?そう言われれば東電社員の内部告発っていうのも聞いたことないしね。
*******************************************************************************************************************



「原発てんでんこ」?
http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51829488.htmlより


引用開始



ずっと心に刺さった棘のようになっているテレビ報道があります。
311からまだ日も浅い、ある日のある民放テレビの報道です。
でも、いまだに事実として受け入れていいのか、迷うところがあるので、慎重に書きたいと思います。

福島の原発近くには、東電社員の奥さんと地元の奥さんの交流グループがあるそうです。
あるいは、あったそうです。
東電の肝いりでつくられたもので、地元の人びとに原発への理解を深めてもらうのが目的だそうです。
テレビのインタビューに答えていたのは、そうしたグループの地元側のリーダーでした。
ご自宅の茶の間とおぼしい畳の間で、 その方は声を絞り出すようにして訴えておられました。およそこんなお話でした。



「地震の翌日(もしかしたら翌々日)、大混乱の中で、東電の奥さんたちは無事かしらと、 電話をかけてみた。
そうしたら、一人残らず遠くに逃げていた。
わたしたちにはなにも言わずに
わたしは、原発のためにいっしょけんめい協力してきたつもり。
東電の奥さんたちとはなかよくおつきあいしてきた。
友だちだと思っていた。
なのになぜ知らせてくれなかった、なぜ自分たちだけ逃げた...理解できない」


逃げること自体に、責められる謂れはありません。
多くは、小さな子どものいるお母さんたちでしょう。
子どもを守るために逃げる。
当然です。
ひっかかるのは、なぜ地元の方がたに原発が危険だという情報が一切流れなかったのか、です。
原発の町に暮らしていた東電家族は、数十にのぼるでしょう。
交流グループのメンバーも数人ではすまないはずです。
学校や保育園の子どもつながりで、地元と親しくつきあってきた方もおられるでしょう。
なのに、テレビに出ていた方の話のとおりだとすると、なぜ誰一人、子どもの友だちのお母さんに、自分たちは避難すると伝えなかったのでしょう。
わたしは、戦争末期に旧満州からいち早く引き上げた関東軍とその関係者の家族のことを思い合わせずにはいられませんでした
日頃は親しくしていても、危険が喫緊に迫ってくるとどうでもよくなる、その程度の おつきあいでしかなかったのか。
かつて東電に勤めていた蓮池透さんは、家族連れで福島の原発に勤務していたことがおありですが、地元とのつきあいはうわべのものでしかなかった、とご著書に書いています(『私が愛した東京電力』かもがわ出版)。
そういうことだったのか、とインタビューに答えておられた方とともに、わたしは深くうなだれるしかありません。

多くの人に危険情報が伝わるとパニックが起こり、道路は渋滞し、スムースに避難することが困難になるかもしれない、という懸念が、情報を社外に出さなかった理由でしょうか。
だとしたら、自分たちだけが逃げるために情報を押さえたことになります
あるいは、会社が逃げろと言っているから、自分たちは従うしかないが、その危険情報がどの程度確実なのかわからない以上、むやみに人に伝えて混乱させるのはよくない、との配慮でしょうか。
それとも、会社が箝口令を敷いたのでしょうか。


いろいろ考えても、やはり避難情報を、せめて自分たちは避難するという情報を、地元のママ友には伝えなかったことを正当化する理由が、わたしには見つかりません。
津波てんでんことは、津波が来たら自分だけ逃げろという、東北に伝わる悲しくも厳しい知恵です。
それが、一家全滅、村落全滅をまぬかれる唯一の道だからです。
このたびの原発てんでんこ、これがもしほんとうに起きたのだとしたら、これは津波てんでんことは同列には語れない、深刻な問題をはらんでいると思います。

事の真偽を確かめたくて、ここに記録しておくことにしました。
ツイッターなどで情報をお寄せください。

引用終了
********************************************************************************************
☆本当に東電社員家族が地元民に危険を知らせず自分たちだけで逃げたのかについて、
補強するような証言です。↓15~20分あたりです。

東日本大震災 福島第一原発元モニターからの証言 Reported by MIKE-T

実際に『福島第一原発』のモニターとして活躍していた、そして原発により潤っていた浪江町で被災した人からの、地震が起きてからの現地の様子、東電社員の取った行動、住ん­でいた町から離れるまでの証言インタビューを得ることが出来たのでここに掲載する。

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魚介類から微量セシウム 環境保護団体が店頭調査 [放射能・放射線]

☆NPOグリーンピースが大手スーパーの店頭で買い求めたお魚の放射能調査を発表しました。
調査対象は秋の魚で東日本太平洋側産のものです。
暫定基準値(500Bq /Kg)越えはないものの、ほとんど全滅ですね。どれもセシウムが検出されてます。
秋鮭と秋刀魚だけがNDとなっていますが、検出限界値が5Bq/Kgのようですから、秋鮭も秋刀魚も秋の味覚で美味しいですから食べたいですけど、<5というのをどう見たらいいのか・・・・・。
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魚介類から微量セシウム 環境保護団体が店頭調査

 調査した主な魚と検出値
 環境保護団体グリーンピースが、大手スーパー5社の東北から関東の計17店で店頭の魚介類60点を購入して放射性物質の有無を調べた結果、半数以上の34点で微量の放射性セシウムが検出されたことが19日、同団体への取材で分かった。

 最大値は埼玉県内の店で売られていた茨城県産ワカサギの1キログラム当たり88ベクレルだった。いずれも国の暫定基準値の同500ベクレルを大幅に下回り、残り26点は不検出だった。

 グリーンピースは「調査した全5社の幅広い商品でセシウムが確認された。(基準値以下なら)安全と思う人もいれば、子どもに食べさせたくないと考える人もいるだろう。小売店は独自に検査し結果を店頭で示してほしい」と指摘。関係省庁や日本チェーンストア協会に要請書を提出する。

 グリーンピースによると、茨城県産ワカサギに次いで数値が高かったのは、千葉県内で売られていた岩手県産ブリで1キログラム当たり60ベクレル。ほかにカツオやマイワシなどからも微量の検出があった。

 宮城県産カツオの場合、検査した16点のうち2点が不検出で、残り14点は5~22ベクレル。サンマは岩手、宮城県産の3点がいずれも不検出だった。

食品放射能調査 第1回目:秋のお魚調査
記事 - 2011-10-20

大手スーパー5社で調査を行ったところ、暫定規制値は超えないものの、放射能汚染された商品が広く販売されていたことを確認しました。
放射能測定室 シルベク
食品放射能調査 第1回目:秋のお魚調査
(スーパーマーケットで売られている魚介類の放射線値検査)

スーパーマーケットは、行政指導を待つのではなく、独自に対策を打って安全な食品と選択購入ができる十分な情報を、消費者に提供する事が急務です。

グリーンピースは、政府と日本チェーンストア協会に魚介類商品に放射線値と漁獲海域の表示、スクリーニング検査の強化を求める要請書を提出しました。
詳しくは以下の調査報告をご覧ください。

調査の背景
•消費者は家庭で最も多くの魚介類を消費しており、その最大の購入先がスーパーマーケット。
•2011年10月20日現在、大手スーパーで、魚介類の自主検査の実施を公表している企業がAEON一社のみ。
•自主検査の実施や、流通規制の策定を行っていない大手スーパーが拠り所としている行政指導だけでは、消費者の安全性を確保しきれない。
•多くの消費者は「暫定規制値以下かどうか」だけではなく、実際に魚介類がどれほど汚染されているのか、その具体的なベクレル値を知りたがっている。
•日本は、一人あたりの食用魚介類供給量が世界一。
(人口百万人以上の国の中で)


調査内容
•調査期間:2011年9月4日~2011年10月7日
•対象店舗:AEON、イトーヨーカドー、ユニー(アピタ)、ダイエー、西友
•対象地域:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、福島県、宮城県の店舗
•対象サンプル:秋の魚で、東日本太平洋側で捕獲された魚介類商品を中心に、各スーパーで12商品ずつ購入。
•検査方法:「グリーンピース放射能測定室 シルベク」で、NaIシンチレーション検出器を用いてスクリーニング検査の後、第三者機関(日本食品エコロジー研究所)で、ゲルマニウム半導体検出器を用いて検査。

<スクリーニング検査について>
「シルベク」で行うスクリーニング検査(精密検査前の簡易検査)には、短時間(30分前後)でセシウムなどの放射性物質が食品に含まれるかどうかを迅速に検査できる、NaIシンチレーション検出器(Berthold Technologies社製 LB 2045)を使用しています。
また、この検査器で正確な計測を行うために必要な以下の作業を、ACRO(フランスの放射能測定専門機関)の協力のもと、導入時から定期的に行っています。

•検出器の校正:測定のずれを把握して補正する
•係数の更新:検出器から得られる計数率(※)を放射能(ベクレル/kg)へと換算する際に必要な係数を補正する
※係数率とは
単位時間当たり(秒や分など、計測器・方法・目的によって異なる)に検出器に入射した放射線の数。

調査結果
5 社全てに、放射性物質(セシウム134,137)が検出された商品あり。 日本政府が定める暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を下回っているものの、一般に購入できる魚介類商品に放射能汚染があるという事実が明らかになりました。 (全60サンプル中34サンプルから放射性物質を検出)
イトーヨーカドーで購入した12サンプル中8検体から放射性物質を検出 (ダイエーと並んで対象スーパー中で最多)。
ユニー(アピタ)で購入したワカサギ(茨城産)から88Bq/kgを検出
(採取サンプル中で最高)。
ダイエーで購入したブリ(岩手産)から60Bq/kgを検出。 ダイエーで購入した12サンプル中8検体から放射性物質を検出 (イトーヨーカドーと並んで対象スーパー中で最多)。
ブリ:8サンプル中6サンプルから放射性物質を検出
カツオ:18サンプル中14サンプルから放射性物質を検出。
マイワシ:6サンプル中4サンプルから放射性物質を検出
サンマ・サケ:放射性物質を検出せず。詳細結果はこちら>>

日本食品エコロジー研究所からの検査結果報告書>>



まとめ
一般に販売されている魚介類に放射能汚染された商品が幅広く混入していることを確認。 (全60サンプル中34サンプルから放射性物質を検出

商品の外見や表示(ラベルなど)からは汚染度合いを見分けることができず、消費者が知らないうちに汚染された魚介類を口にしている可能性が高い

•暫定規制値を超える魚介類は今回の調査では検出なし。

•汚染度合いが最も高かったのはユニーで購入したワカサギ(茨城県産)で88Bq/kg。

•特定のスーパーではなく、調査対象の全てのスーパーから、汚染された魚介類商品が検出された(サンプル数は各社公平に12個ずつ購入)。

ブリ(岩手産)、カツオ(宮城産)、マイワシ(千葉産)など季節の魚で広く流通されているものから汚染が確認された。
ただしサンマやサケ(秋鮭)からは汚染が確認されず、海藻の商品からも検出がなかった(サンプルは季節の魚を中心に購入)。


グリーンピースからの提案

日本で消費者にとって最大の魚介類購入先であるスーパーは、対応の遅い行政の指導を待つ姿勢を改め、安心を求める消費者の声に対応すべき
具体的には以下の3点。

1.牛肉、野菜、米などに限らず、魚介類も独自の放射能検査を実施し、その結果を公表することで、消費者に選択購入の基準を提供する
(現在はAEON1社だけが、魚介類の自主検査の実施を公表)

2.政府が定める暫定規制値を安全基準とせず、独自の流通基準を設け公表することで、消費者に安心を提供する。

3.水産庁による「東日本沖の太平洋側で獲られる、魚介類商品の産地表示を『水揚げ港』ではなく『漁獲海域』に徹底する」よう求める通知に従い、消費者に選択購入の基準を提供する。


グリーンピースの活動
•お魚ツイートを通じて、引き続き消費者と一緒にスーパーに3つの提案を実行してもらう事を呼び掛ける。
ぜひ皆さんも今すぐご参加を>>
•今回の調査結果を含め、これまでの調査結果を元に、引き続き大手スーパーと交渉、合わせて水産庁にも要請を続けて行く。


日本政府あて「生鮮水産物の流通に当たり放射能汚染の数値と漁獲海域の表示を求める要請書」(2011年10月20日)>>

日本チェーンストア協会あて「生鮮水産物の流通に当たり放射能汚染の数値と漁獲海域の表示を求める要請書」(2011年10月20日)>>
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日本の食品基準は甘すぎ ベラルーシ専門家が批判 [放射能・放射線]

バベンコ ベルラド放射能安全研究所副所長 2011.10.12


ウラジーミル・バベンコ ベルラド放射能安全研究所副所長 
ULADZIMIR BABENKA, Deputy-Director, BELRAD Institute

シリーズ企画「3.11大震災」

司会 瀬川至朗 日本記者クラブ企画委員 
通訳 辰巳雅子(日本文化情報センター代表)

ベルラド放射能安全研究所HP
http://www.belrad-institute.org/

辰巳雅子HP「ベラルーシの部屋」
http://belapakoi.s1.xrea.com/

辰巳雅子HP「ベラルーシの部屋ブログ」
http://blog.goo.ne.jp/nbjc

世界文化社『自分と子どもを放射能から守るには』
http://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/11318.html

日本の食品基準は甘すぎ ベラルーシ専門家が批判  



チェルノブイリ原発事故後の住民対策に取り組んできたベラルーシの民間の研究機関、ベルラド放射能安全研究所のウラジーミル・バベンコ副所長が12日、東京都内で記者会見した。
東京電力福島第1原発事故を受け、日本政府が設定した食品や飲料水の放射性物質の基準値が甘すぎ、「まったく理解できない」と批判、早急に「現実的」な値に見直すべきだと述べた。

 例えば、日本では飲料水1キログラム当たりの放射性セシウムの暫定基準値は200ベクレル。一方、ベラルーシの基準値は10ベクレルで、20倍の差があるという。

 また、ベラルーシでは内部被ばくの影響を受けやすい子どもが摂取する食品は37ベクレルと厳しい基準値が定められているが、日本では乳製品を除く食品の暫定基準値は500ベクレルで、子どもに対する特別措置がないことも問題視。

 「37ベクレルでも子どもに与えるには高すぎる。ゼロに近づけるべきだ」と指摘した。

 さらに、人口密度が高い日本では広域の移住は困難だとし「対策を講じるには、まず土壌の汚染を測定する必要がある」と訴えた。

 副所長は著書「自分と子どもを放射能から守るには」の邦訳出版を機に来日。14日には福島市で講演する予定。
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http://haruku-up.jp/blog/tape/20111012/より以下記者会見日本語訳を転載させていただきました。


○質問 子供にも放射能測定の教育をしているということですが、放射能、特に食品の測定というと大変難しいイメージがあります。子供にもできるものなのでしょうか。

○バベンコ 食品の放射能の測定はそんなに難しいことではありません。
例えば子供に教えるということですが、そういうことを知っている専門家が子供にちゃんと教えることが大事です。
ちゃんと教えれば子供は大体1週間ぐらいで測定ができるようになります。

○質問 日本では、放射性のセシウムは人体には余り影響を与えないという学者の意見もあります。バベンコさんはどのようにお考えになっていますか。


○バベンコ 人体は放射能の影響を受けるものです。
ルビジウムですとかラジウムといった天然の放射線があります。
しかし、人体の中でもしセシウムというものが発見されましたら、それはやはり天然のものではなく、明らかに原発事故から放出されたセシウムだと考えられます。
例えばチェルノブイリの事故ですとか福島第一原発の事故などが影響して、人体の中で見つかったということになります。
 セシウムというものは、半減期が30年ほどあります。
そしてそのセシウムが人体の中で見つかった、例えば体重1キロ当たり20ベクレルのセシウムがあったと測定の結果で出たとします。もしその人が体重50キロだったとすると、その人の体の中には1000ベクレルのセシウムがあるということになります。
 1000ベクレルということは、約1秒間にセシウムが、いわゆる放射線を発するということになります
1秒間に1000回放射線を発する放射線物質であるセシウムが人体に影響を与えないということはあり得ません。 
ほかにも、ヨーロッパ放射線リスクコミッションという機関があるのですが、2003年にヨーロッパ各国の専門家が協議した結果、放射能が人体にあることは、非常に大きな影響を与えると発表しました。
 セシウムが人体に影響を与えないということは、その人の中にセシウムがないときだけです。

○質問 ベラルーシの学者で、バンダジェフスキーさんという方がおられたと思います。
彼はセシウムの影響について詳細に調査していると思います。
彼の調査結果について、今の時点でどのように評価なさっていますか。

○バベンコ 私はバンダジェイフスキー氏のそのセシウムの影響についての調査結果は大変信用できるものだと思っております。
バンダジェイフスキー氏は、子供にとって、体重1キロ当たり50ベクレル以上の放射線量は危険であると発表しています。
私はそれを信用しています。

○質問 チェルノブイリの場合、汚染地域の子供に対して、人体への測定をしていた。
この汚染地域というのは4つのゾーンのうちのどのゾーンを示しているのでしょうか。

○バベンコ いわゆる汚染地域について、4つのゾーンがあるというお話ですが、その4つのゾーンについての区分けがありますよね。
何キュリー以上だと何々の地域であるといった、そのような4つの分けている分け方について、ベルラド研究所は反対しています。
 どうしてそのように、4つのゾーンに区分けすることにベルラド研究所が反対しているのかといいますと、土壌がより多く汚染されているからといって、そこで必ずしも非常に汚染された野菜や農作物ができるとは限らないからです。
現在、我々は食品の測定データを集めまして、そのような結果を得ています。
つまり、必ずしも比例するものではない。
そのような、ここが大変高度な汚染地域だと言われているところでつくられた食品も、必ずしも高い汚染をしている食品が必ずできるとは限らないからです。
 私たちは、例えば100カ所のいろいろなレベルの汚染地域でとれた食品について測定を行ってきましたが、高い汚染地域だから必ず高いところ、低い汚染地域だから安全な食品・農作物がとれるといった、そのような直接的な関係が認められませんでした。
 このような結果、経験がありますので、我々はどこが高い汚染地域だからそこの子供だけを調べろといったようなことはしていません。いろいろなタイプのいろいろなレベルの汚染地域で子供たちを測定しています。

○質問 専門家として今、福島の現状をどのように認識していらっしゃるのか、ご見解をお伺いします。

○バベンコ 今の福島の状況に、福島第一原発の事故の状況なのですが、残念ながら余り情報がありません。
情報を私自身も余り持っておりません。
ですから、大体こういうことではないかと予測することはできるのですが、日本の皆様に対して言いたいことは、まずパニックにならないこと。
できるだけ正しい情報をたくさん集める。
そしてその後、対策をよく考える、熟慮する、そして次の一歩を踏み出すということです。

○質問 チェルノブイリの事故あるいは福島の事故といった大きな事故があると、原子力をこれからどう扱っていくかという非常に大きな問題に直面すると思います。
チェルノブイリでの経験やベラルーシでの経験を踏まえて、原子力という科学技術をエネルギー源として使うことを、これから我々はどう考えていくべきか。
人間が生み出した科学技術であるから人間が制御できると考えて、制御できる仕組みをどんどん高めていくべきだとお考えでしょうか。
それともこういった大きな事故が起こることを見ると、この原子力というものは、やはりこれから使うのを控えて、ほかのエネルギー源に頼るべきだとお考えでしょうか。


○バベンコ まず初めに私は原子力発電所側の人間ではありません。
しかしながら、日本という大国がどれほどのエネルギーを常に必要としているのかを想像しますと、やはり原子力からほかのエネルギー供給をする方向に転換していくほうがよいと思います。
どうしてかというと、やはり国の発展のためにはエネルギーが必要であり、日本はエネルギーをたくさん必要としています。
エネルギーを供給していくためにも、ほかの方法を考え、そちらに移行していくほうがいいと思います。
エネルギーがないからといって、それをどんどん省略していこうとは考えずに、今使っているエネルギー量を減らすことなく、今の状態をできるだけ維持する方向に進んでいくほうがいいと思います。

○質問 日本のある学者によると、東電の福島原発の事故によって、広島原爆の20数個分の放射能が飛び出したといわれています。
チェルノブイリの事故は、広島原爆に換算するとどのぐらいの規模になりますか。

○バベンコ 私はチェルノブイリの原発事故により、広島原爆の何個分の放射能が放出されたのかは正確に知りません。
私は原爆については、こう思っています。
原爆は非常に恐ろしいものです。
なぜかというと、大勢の人が亡くなってしまうからです。
しかし原爆で問題なのは外側、つまり外部被曝、体の外側に対する被曝、あるいは場所、原爆が落ちた場所が非常に危ないということです。
その場所から避難するということが大事だと思っています。
しかしチェルノブイリ原発事故の場合は、外部被曝よりも体内の、内部被曝のほうがより大きな問題となっています。人々はベラルーシという放射能汚染地域に今も住み続けていて、そこでとれる食べ物を常に食べています
また、呼吸によっても内部被曝をしてしまいますし、そこの場所に長い間住んで、生きて、食べ続けることによって、内部被曝がどんどんと大きな問題となっていってしまいます
そこが原爆とチェルノブイリ原発との違いかと思います。

○質問 チェルノブイリは放射能汚染によって、人体に影響が出て大変なことになりましたが、日本でも、本当に人体に影響して、今後、原子力事故による病気が多発すると思っておられますか。

○バベンコ チェルノブイリ原発事故が起きた後、たくさんの病人の数がふえました。
しかし公式には、甲状腺病の患者がふえたということしか認められておりません。
 日本で全く同じような、チェルノブイリ原発事故で起きたのと同じ影響が日本でも始まるのかといいますと、絶対にそうだとは言い切れないと思っています。
 どうしてかといいますと、ベラルーシは風土病として常にヨウ素が足りていませんでした。つまり、ヨウ素欠乏症です。そのような風土病がありまして、ベラルーシ人には常にヨウ素が不足していたのです。
私が学校に通っていたときに、学校でヨウ素剤が配られて、みんなで飲んだことがあります。
 チェルノブイリ原発事故の事故が起きた後、すぐに住民にヨウ素剤を配ることをしませんでした。
その結果、甲状腺に非常に速い速度で放射性ヨウ素が蓄積してしまいました。
 しかし、日本人の食生活はベラルーシ人の食生活とは大きく異なっています。
日本の食生活の中では海産物がよく食べられています。
海産物にはたくさんのヨウ素が含まれています。
 そのような食生活の違いがありますので、日本で甲状腺に関係する病気がふえるとは余り予測していません。
そのことを願っております。
そして、ほかの甲状腺以外の病気についても、日本で大勢の人が病気にならないことを希望しております。
しかし、あらかじめ言っておかないといけないのは、これは医療についての問題であり、自分は医療従事者ではない、要するに専門が違います。
ですから、医療に関する問題についてははっきりとお答えすることができません。

○質問 いただいている資料の中で、ベラルーシと日本の食品の暫定基準値という表があります。
それを見る限り、日本とベラルーシでは、セシウム摂取可能な基準値が、例えば水でしたら20倍の差があるわけですが、この日本の基準についてはどのようにごらんになられますか。
また、ベラルーシは非常に細かく品目別に規制値が定められているわけですが、その理由はどのあたりにあるのでしょうか。
また、この基準はベラルーシではきちんと守られていたのでしょうか。
また、仮に日本が、ベラルーシに比べてやや高い基準値で現在規制されているわけですが、こういうことを続けた場合、将来的に健康への被害が生じる可能性があるとお考えでしょうか。

○バベンコ まずベラルーシの食品に関する暫定基準値です。
今までに何回か改定されております。
事故が起きてすぐの基準値、92年にも改定されましたし、何回かの改定を経て、現在は99年度に改定されてからは、変更がありません。
ですので、今でもその基準値を使用しています。
 このように細かく制定されているのですが、それはまず、人によって、たくさん食べる食品、余りたくさん食べない食品があります。
そして、平均ですが、大体のベラルーシ人が、この食品はたくさん食べる、この食品は余り食べないということから計算してこの基準値を定めました。
そしてその結果、平均ですが、最終的には1ミリシーベルト以下の被曝になるようにと計算されて、このような数値が定められています。
 しかしながら、ベラルーシの国内でも、乾燥キノコなどについては、都会に住んでいる人は余り乾燥キノコを食べません。
しかし、田舎に住んでいる人は、自分の住んでいるところの近くにたくさんのキノコが生えていますから、たくさんとって乾燥させて保存食にしてたくさん食べています。
ですから、都会の人は少ししか食べないけど、田舎の人はたくさん食べるというように、住んでいる地域によっても摂取する量というのは、実をいうと大きな差があるのです。
 このような基準値が決められているのですが、その裏には、やはりベラルーシの経済のため、あるいは政治のためといったような裏の側面も実は含まれています。
 例えばベラルーシの基準値ですが、子供が対象であることを表示している食品については、1キログラム当たり37ベクレルが基準値となっていますが、私の考えでは、37ベクレルでも子供にそのような食品を与えるのはいけないと思います。非常に体に悪いです。
 子供に与える食品については、できるだけ少なく、要するにゼロのほうがいいと思っています。ですから、日本の基準値を見たとき、私は驚きましたし、どうしてこのような数字が基準として決められたのか、全く理解することができません
 例えば飲料水が1リットル当たり200ベクレルという基準値に日本ではなっています。
 例えば飲み水を検査してみて1リットル当たり150ベクレルという結果だったとします。
そうすると日本の場合ではこの水は飲んでもいいということになりますから、どんどん摂取されていくことになります。
 1日に人間が平均でどれぐらいの水を摂取するのか。
例えば2リットルとしましょう。
1リットル当たり150ベクレルの水を1日2リットル飲むと、1日に300ベクレルの放射能を摂取してしまったことになります。
 次の日にまた300ベクレル摂取してしまうことになります。
 私は日本の基準値に関しましては、できるだけ早い時期にもっと現実に即した、例えば日本人が何をどれぐらい食べるのか、どれをたくさん食べるのか、どれを少ししか食べないのかというようなことも考慮に入れた、新しい基準値ができることだろうと思っています。
 ベラルーシで食品を扱っている企業では、必ず2回測定をしています。
それはまず、企業に入ってくる食料品の原料になる食材の測定。
そしてその後、加工などをして、完成した商品に対する測定をしています。
2回測定をして、その測定の結果がそのベラルーシが定めた基準値を超えないようにしています。それを必ず守るようにしています。
 それからそのベラルーシの基準値を、まあ厳しいのですが続けていると、結局状況として、ベラルーシ人の体内放射能値は減っていく。要するに効果があるのでしょうかというご質問ですが、このような基準値を今現在守っている状況なのですが、ベルラド研究所が測定した結果、ベラルーシ人の体内を測定しますと、やはり体重1キロ当たり、15ベクレル、25ベクレルといった放射能が検出されています。
つまり、そのような基準値、先ほどは厳しいとおっしゃいましたが、それを守っていたとしても、やはりどうしても、人間の体の中に放射能が見つかっているということは、この基準値でも、実はまだ甘いといいますか、よくない、もっと厳しくしないといけなかったのかもしれません。
 また、人体から放射能が検出されるということですが、では具体的にどこから被曝をしているのか、そういった原因を調べるというのはなかなか難しいことです。
 被曝の原因を見つけることは大変なのですが、しかしながら最大の原因というのは、やはり測定をしていないものを食べているというところです。
例えば、自分の家の畑、家庭菜園などでつくった野菜を測定しないまま口にする。
あるいは川や湖などでとった魚を測定しないまま食べる。
森の中で集めてきたキノコやベリー類をそのまま食べるといったことが最大の原因になっています。
 食肉の基準値をどんなに厳しく設定したとしても、ベラルーシの村に住んでいる人たちが、近くの森の中に入っていって、野生のイノシシを撃って食べてしまったとします。
野生動物の肉は非常に汚染されていて大変危険です。
もちろん測定などはしていません。そのようなものを常に食べていたらどうでしょう。
国が食品に対してどんなに厳しい基準値を設けたとしても、結局は被曝をしてしまうということになります。

○質問 「チェルノブイリゾーン」に、5ミリシーベルト年間以上の移住義務ゾーンというのがあります。それから1ミリシーベルト以上の移住権利ゾーンがあります。
文部科学省が先ごろ発表した蓄積量、外部被曝の話ですが、移住義務ゾーンに当たる5ミリシーベルト以上というのは福島県を中心に、ざっと地図で見ても100万人以上、現に住んでいます。それから移住権利ゾーンというのは、首都圏、東京の近くもありますし、ほかの群馬や栃木のあたりも入れますと、多分200万人ぐらいは住んでいると思いますが、移住している人間はそのうちの数%です。ほとんど移住していません。そこで汚染を、水で、コンクリートの上を除去したり、土をはいだりしてやっているのです。移住というのは非常にお金もかかるし難しいのですが、移住せずにこのままいた場合に、どういう影響が心配されますか。

○バベンコ ベラルーシの経済状況が非常に悪かった、余りよくないということもありました。チェルノブイリ原発事故が起きた後、本当はもっと多くの人が移住しないといけなかったのです。実際には、あと10万人ぐらいが移住しないといけませんでした。
しかし、いわゆる経済状況が悪かったということで、その10万人の人たちは移住することはありませんでした。
 そのようなベラルーシの経済状況と比べますと、日本の経済状況のほうがはるかによいと思います。ですから、何かの対策を打つことが必ずできます。
例えば危険と思われる地域からまず人々を避難させ、その後、除染をする、あるいはまた別の、人が住まなくてもいいような、例えば工業地域にしてしまうといった対策をします。
それを何年か続けて、その後、またその場所に戻ってくるといった方法もあると思います。
 現在の日本において、第一にしないといけないのは、土壌の測定です。
土壌をまず測定してください。測定してその数値がわかれば、この後どうしたらいいのか、おのずから対策方法が見えてくると思います。
 日本の人口密度は高いです。人口密度が高いのですから、そのような地域に住んでいる人たちも当然のことながら多くなってきます。
ですから、そのような地域に住むことはやめて、自分たちの故郷を捨ててしまい、別の場所に全員行ってしまおうというようなことはしないほうがいいと思います。
できるだけ、自分たちが住んでいた大地に住み続けること。そういった方法がないか、そういう対策を考えてみる必要があります。そのほうが絶対にいいと私は思います。

○質問 1988年にウクライナとベラルーシの平均寿命が73歳あって、2010年時点で55歳になった。10数歳、平均寿命が短くなったとおっしゃる方がいました。これは事実でしょうか。事実だとすれば、放射能の影響があったのでしょうか。

○バベンコ ベラルーシで平均寿命が短くなってしまったというのは事実です。 それはやはり、事故の影響によるものだと(思います)。
死亡率が出生率を上回っている状態が今も続いています。
特に、放射能汚染地域として有名なベラルーシのゴメリ州で、そのような状況が続いています。

○質問 放射性物質の人体に対する影響のことでお伺いします。
先ほどのお話の中で、甲状腺異常というのが公には発表されている唯一の影響だというお話でした。それから子供に影響が大きいのはよく知られているところです。
こちらの研究所は20年間、子供の測定をしてきたということと、民間の研究所だということで、とても特別な存在だと思います。
この研究所だからこそ集めることができたデータや発表できることで、人体にこういう影響があるということを教えていただけることが何かあればぜひお願いします。

○バベンコ ベルラド研究所は、医療機関とも協力関係にあり、一緒に測定を行ったこともあります。
 例えばこのような測定をしたことがあります。
ベルラド研究所は子供の人体の放射能の数値を測定しました。
医療機関のほうは、子供たちの心電図をとりました。
つまり、一人の子供に対して放射能の測定をベルラド研究所がして、その子供の心電図を医療機関がとったということです。
 その結果、わかったことがあります。
子供の年齢に関係なく、体重1キロ当たり70ベクレル以上であった子供は血圧が高いという傾向が見られました。 子供の時から血圧が高いとどうなるでしょうか。
それが心臓に悪い影響を与えることは明らかなことです。
 さらにその医療機関が行った調査ですが、いろいろな対策方法をとりまして、その子供に蓄積されていたセシウムの量を減らすことにしました。セシウムの量が減ると、血圧が下がりました。そのような研究結果があります。

○質問 チェルノブイリの現地では、今回の翻訳本の監修者の京都大学の今中さんの話によると、セシウムとストロンチウムが、測定するとほぼ同じベクレル数が測定できたとおっしゃっていました。
日本だとつい先日、横浜のマンションで、高い線量のストロンチウムが検出されたという報道がされていました。
同じく、そのセシウムと比べると、セシウムがストロンチウムのざっと300倍の高さで、今中さんが飯舘村で測定したときには、ストロンチウムの濃度は、大体セシウムの2000分の1ぐらいだったというお話でした。
ストロンチウムは大変測定しにくいと思いますが、ベラルーシでは現在、セシウムに対してどのぐらいの濃度があるのか。

○バベンコ セシウムとストロンチウムの関係についてですが、セシウムが多いとストロンチウムが同じぐらいとか、何倍出るとか、何分の1出るとか、きちんと決まったそのような因果関係は全くありません。
セシウムはセシウム、ストロンチウムはストロンチウムです。
 ベルラド研究所の今までの食品測定の結果によりますと、ストロンチウムが多く含まれる食品は穀物です。 現在ではストロンチウムの測定はそんなに難しいことではありません。
ホールボティカウンターでストロンチウムを測定するタイプのものも開発されています。
しかし、ストロンチウムを測定するホールボティカウンターを購入するための費用などの予算は、ベラルーシ国家は全く出してくれていません。
 そしてセシウムとストロンチウムの間に、そのような関係はないのです。
セシウムとストロンチウムがどこからあらわれるのかはそれぞれ違うからです。
 例えばセシウムはキセノンから生まれる放射性物質です。
 ストロンチウムはクリプトンが崩壊するときに生まれるルビジウムから生まれる放射性物質です。
 このようにいろいろな放射性物質の崩壊を経て生まれてくるセシウムとストロンチウムですが、崩壊の経過が違いますので、セシウムはセシウム、ストロンチウムはストロンチウムとして考えたほうがいいです。
ですから、対策方法についても、セシウムはセシウムの対策、ストロンチウムはストロンチウムの対策と、別々に考える必要があります。

○質問 ホールボティカウンターなどでも調べられないと思うのですが、セシウムによるベラルーシの、特に子供たちへの影響は、どういうことが出ているのか。
ベラルーシと日本を比べた際に、ストロンチウムに対してはどのような対策をとるべきかということについて教えてください。

○バベンコ ストロンチウムに対する対策ですが、その放射性物質が体内に蓄積しないように、放射能をブロックする対策をまずとる必要があります。
 つまり、ストロンチウムが人体の中に入ってこないようにするために、先にストロンチウムが入ってくる場所自体をふさいでおく、入ってくる場所があいていないような状態にするということが大事です。
 先ほどもお話ししましたが、ストロンチウムの性質とカルシウムの性質は物理的・化学的に大変よく似ています。セシウムはカリウムと大変よく似ています。
 もし、人体の中にカルシウムが不足しているとします。そうしたカルシウム不足の人体には、ストロンチウムが一瞬で蓄積されます。
 ハンガリーで、このようなストロンチウム対策についての研究がされているのですが、興味深いのは、ニワトリの卵の殻を使ったストロンチウム対策です。
 まずニワトリの卵の殻から粉をつくります。
卵の殻にはカルシウムが豊富に含まれています。
ですから、その卵の殻の粉を摂取することによって、カルシウム不足を補うことができます。そのようにカルシウムが人体の中にたくさん入っているというような状況にしておくと、ストロンチウムが体内に入ってくるのを防ぐことができます。
 この卵の殻の粉を使った方法のほうが、従来のカルシウムサプリを使った方法よりも効果があることがわかりました。
このようなストロンチウム対策を考えてみてはいかがでしょうか。


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Heute Show 「犯罪会社東電」 [原発]

☆ドイツの(4月1日)人気ニュース風刺番組ZDFHeute Show に福島登場「犯罪会社東電の正体」です。
皮肉たっぷりです。日本は完全に笑われてます。
日本人は何故怒らないのか、ジャーナリストでさえ怒らない。
海外からはこういう風に見られているのです。
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Heute Show 「犯罪会社東電」

ドイツのニュース風刺番組で2011年4月1日に福島事故問題が取り上げられました

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10.14「原発」の東京都投票条例の制定を求める記者会見・都民投票、県民投票、市民投票の直接請求 [脱原発]

☆原発を止めること、脱原発を実現させること、そのためにはどうしたらいいか・・・・
総選挙などの選挙で原発推進派を落選させる・・・・これも一つの方法だとは思います。
しかし、現実を直視するとこれはかなり実現が難しいことだと思います。
例えば衆議院選挙の場合、小選挙区制で当選者は一人。
今の日本は民主党と自民党の二大政党制、当選するのはこの二党のどちらかである可能性が高いです。しかしこの二党はほとんどが原発推進派議員です。どちらが当選しても大して変わらないのです。
しかもこれから選挙が近づいて来ると、そしてバリバリの推進派では選挙に勝てないと見ると、例えば「20年かけて原発を減らしていく」などという一見すると脱原発派であるかのような見せかけだけの脱原発派が推進派議員のなかから続々と出てくることが予想されます。
こうなると本物の脱原発派議員を見分けてそういう議員だけを当選させるということは甚だ困難です。
脱原発を掲げる共産党・社民党に票を入れるという手もありますが、実際問題としてたかだか支持率3%前後の両党に入れても小選挙区(比例区は別ですが)では善戦はしてもとても当選は望めません。
ではどうしたら原発を止められるのか。
もうこれは国民投票によって原発の是非を問うことしかないのかもしれません。
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▽東京、大阪、投票条例の制定を求める署名活動開始の記者会見
請求代表人、山本太郎さん、千葉麗子さん、今井一事務局長等による記者会見の様子です。

ニコニコ生放送、Ustreamでの中継、NHK、朝日新聞など大手マスメディアもたくさん記者会見に集まりました
http://kokumintohyo.com/?page_id=128

・都民投票条例案
・都民投票請求の要旨
・市民投票条例案
・市民投票請求の要旨


10.14「原発」の東京都投票条例の制定を求める記者会見-1


10.14「原発」の東京都投票条例の制定を求める記者会見-2

10.14「原発」の東京都投票条例の制定を求める記者会見-3

10.14「原発」の東京都投票条例の制定を求める記者会見-4




[みんなで決めよう「原発」国民投票]は、都民投票、県民投票、市民投票の直接請求に乗り出します。 Posted on 2011年10月7日 by jcenter
会の発足から3カ月が経ちました。
本会は、「原発」国民投票を実現させるために、行政府や立法府宛ての請求署名の収集をはじめとして、今後もみなさまと共に力を合わせ、さまざまな活動を展開させる所存です。
そこで、

◆本会の活動の一環として、東京都、静岡県、大阪市において、東京電力、中部電力、関西電力各社管内に存在する「原発」の稼働、廃止について、これを都民投票、県民投票、市民投票にかけるための、直接請求(厳密には住民投票条例の制定を求める直接請求)を行います。
◆そのために、10月・11月の2カ月の間に、十数名の請求代表人を確定します。
また、署名収集担当者(受任者) および当該自治体の有権者でなくともやれるサポーター(通行人への呼びかけ、チラシ撒きなど署名収集を手伝う人)を広く募集します。
◆都民投票の請求代表人は、堤清二(=辻井喬)さん、山本太郎さん、小林聖太郎さん(映画監督)、斎藤駿さん(カタログハウス社オーナー)、上原公子さん(元国立市長)、中村映子さん(東京・生活者ネットワーク事務局長)ら20人以上で担います。
◆大阪は、7日現在、森田敏一さん(会社経営)、松井寛子さん(映画広報プロデューサー)、上田假奈代さん(詩人・詩業家、「ココルーム」代表理事) 、今井一ほか6人の請求代表人が決まっており、このあと十数人に増やします。
◆署名収集のスタートは、3地域とも[12月1日]で調整していますが、選管との調整が不調となれば、1週間ほど先になる可能性もあります。。
サポーターや受任者の登録方法など、詳細は、10月15日にホームページに掲示し、案内しますので、じっくりと読み、ぜひこの直接請求運動へのお力添えをお願いします。
なお、言うまでもなく、こうした署名の収集と併せて、本会が行なっている「原発」国民投票の実施を求める署名収集もこれまでどおり継続します。

*この運動の意図や狙い。

[1]関西電力あるいは東京電力に対し、私たちは、主権者、ユーザー、そして電力会社の大株主となっている自治体の住民(例えば大阪市は関電株を8.9%保有する筆頭株主)として、各社管内の原発設置・稼働に関して、これに関与する責任と権利があります。






[2]設置・稼働という重大な案件を、首長ひとりや議員に委ねることは誤り。これは、主権者1人ひとりがよく考えた上で決めるべきことです。
そして、それを求める活動は「原発」国民投票の実現を求める私たちの会の考え、運動とまったく同じです。主権者であり消費者である私たち一人ひとりが「原発」の是非を決めて責任を取るべしという主張と運動は、【みんなで決めよう「原発」国民投票】の活動の本質そのものです。

[3]この請求を行なう意味、狙いは、次のとおりです。
・原発は(立地先だけの問題ではなく)消費地の問題であるということを多くの国民に理解してもらう。
・直接請求運動を通して会の存在、活動を広く知ってもらう。
・会の発足以来続けている「原発」国民投票の実施を求める署名収集は活動の一つの手段であって)私たちが討論クラブやただの署名収集グループではなく、実際にありとあらゆる合法的な手段を使って、主権者が、消費地の人間が、自身で決定して責任を取ることを実現させようとしているグループだということを、賛同人のみなさんに理解してもらう。
・そして、そのことによって同志、仲間の輪を飛躍的に広げていく可能性を見出せると考えています。
・当該地域以外の賛同人にもさまざまな形で、この活動に実際に関わってもらうことができます。
署名以上のことをやりたいと考えている人は大勢います。
・前述の通り、本会の存在、活動を全国の人々に知ってもらう効果は絶大で、署名・賛同人の拡大に弾みがつくのはまちがいないし、すでに賛同人になってくださっている方々に対しても、「原発」国民投票という私たちが目指しているものの具体的なイメージをつかんでもらえます。

[4]私たちは条例の制定・住民投票の実施を目指して努力します。
条例が制定され、実施されれば申し分ないですが、もし議会が市民自治を蔑にして条例制定を拒んだとしても、運動の意味がなくなるとは考えません。
「原発」の将来は、刈羽村や上関町、高浜町といった一握りの小さな自治体に住む人たちだけで決めるのではなく、東京や大阪などに暮らす、大量電力消費地の人々が「原発」の是非を決めて責任を取るべしという考えは、これまでの常識の大転換です。
この正当な主張を、運動を報じるメディアやネットユーザーを通して全国の人々に広めることができると私たちは考えています。


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シンポジウム:「原発は仏の教えに背く」 永平寺「ふげん」など命名懺悔--来月2日 [脱原発]

☆永平寺は、菩薩(ぼさつ)の名前に由来する新型転換炉「ふげん」、高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)の命名に関わっていたんですね。
この名前が結果的に原発や放射性廃棄物の危険性を隠し、安全なイメージ作りに寄与して来たということは多かれ少なかれある訳で、大いに反省し懺悔するべきです。
「事故が起きれば子孫にまで影響が及ぶ原発は仏教の教えに相反するとし、これまでの認識不足への反省」を言っているようですが、今頃やっと気がついたのかという思いもあります。
日本の伝統仏教は、国策に安易に協力的すぎますね。
もっと距離を置くべきだと思います。
殺生を禁じる仏教にあって世界広しと言えども、戦時中、僧侶が人を殺すために鉄砲担いで戦場に行ったのは日本だけですからね。。。
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.シンポジウム:「原発は仏の教えに背く」 永平寺「ふげん」など命名懺悔--来月2日  


曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺町)は11月2日、原発の是非を問うシンポジウム「いのちを慈しむ~原発を選ばないという生き方」を開催する。
同県敦賀市の新型転換炉「ふげん」(廃炉作業中)などの命名にも関わったとされている寺が、初めて企画した。
福島第1原発事故を踏まえて、事故が起きれば子孫にまで影響が及ぶ原発は仏教の教えに相反するとし、これまでの認識不足への反省を込めている。【山衛守剛】

 永平寺は、横浜市の総持寺とともに、国内に約1万5000の寺と約800万人の信徒を抱える曹洞宗の大本山。

 永平寺の布教部長で、今回の催しを運営する「禅を学ぶ会」事務局長の西田正法(しょうぼう)さん(56)は、「使用済み核燃料を残し、DNAに作用する放射線という危険をはらむ原発は、子孫への負の遺産となる。命を長い時間の視座に置く仏教の教えと相反する」と説き、「今の生活を見直すきっかけにしてほしい」と呼び掛ける。

 西田布教部長によると、いずれも菩薩(ぼさつ)の名前に由来する新型転換炉「ふげん」、高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)の命名に、寺が関わったという
西田布教部長は「原発に対する認識が足りなかった私たちの責任は重く、間違いだった。懺悔(さんげ)することから始めたい」と戒めている。

 シンポジウムには、反原発運動に携わってきた同県小浜市の明通寺住職、中島哲演さんや、各地で震災体験を語っている福島県飯舘村の酪農家、長谷川健一さん、作家の朴慶南(パクキョンナム)さんらが参加する。

 同町の「四季の森文化館」で午後1時開始。定員400人。入場料500円。
問い合わせは同会事務局(0776・63・3456)。


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