So-net無料ブログ作成
検索選択

無主物の責任 [放射能・放射線]

☆朝日新聞11月24日朝刊、連載記事「プロメテウスの罠」無主物の責任1から引用します。。
*********************************************************************************************************
以下引用
中略


原発から飛び散った放射性物質は東電の所有物ではない。
したがって東電は除染に責任を持たない。

答弁書で東電は放射能物質を「もともと無主物であったと考えるのが実態に即している」としている。

無主物とは、ただよう霧や、海で泳ぐ魚のように、だれのものでもない、という意味だ。
つまり、東電としては、飛び散った放射性物質を所有しているとは考えていない。 したがって検出された放射性物質は責任者がいない、と主張する。

さらに答弁書は続ける。

「所有権を観念し得るとしても、 既にその放射性物質はゴルフ場土地に附合しているはずである。つまり、債務者 (東電) が放射性物質を所有しているわけではない」

飛び散ってしまった放射性物質は、もう他人の土地にくっついたのだから、自分たちのものではない
そんな主張だ。

決定は10月31日に下された。
裁判所は東電に除染を求めたゴルフ場の訴えを退けた。


以下略

引用終了

*************************************************************************************************************
☆福島県二本松にあるゴルフ倶楽部が東電に対して、放射能汚染の除去を求めて仮処分を東京地裁に申し立てました。それに対する裁判所の決定の根拠がこれです。
こんなこと許されていいのでしょうか。
法律のことは素人なので素人感覚でいうのですが、
一般常識から考えても、社会正義から考えてもおかしいと思いませんか。
放射性物質は、ただよう霧や、海で泳ぐ魚と同じですか。だれのものでもないのですか。
放射性物質を発生させ、撒き散らせたのは東電でしょう。
放射性物質の製造者責任というものがあるんじゃないんでしょうか。
こんなことがまかり通ったら公害事件なんてすべて成り立たないでしょう。
出したもん勝ち…
こういう主張をする東電の無反省ぶりは言うまでもありませんが、こういう決定をする裁判所、裁判官もく○○てますね。
東芝に天下りした最高裁判事がいましたが、この裁判官も原子力産業に天下りでしょうか?


▽朝日新聞が著作権を主張してネット上の「プロメテウスの罠」の記事を削除してるそうです。
引用もダメなんでしょうかね。。。。

この件について小出裕章先生も批判してます。↓

**********************************************************************************************************
20111128 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

東電への福島ゴルフ場「除染・損害賠償」仮払い請求の仮処分申請を東京地裁が却下についてなど

水野「え……もう1つセシウムっていったい誰の物なのかという質問をさせていただきます。」

小出「はい」

水野「へんてこな質問だと思うんですけど私も。まあなんでかといいますと、福島第一原発から45キロほど離れたゴルフ場がありまして。事故の翌日から営業停止してるんだそうです。で、東京電力に、この土壌の汚染が、あるので、営業できないから汚染の除去をしてくれと、除染してくれと、仮処分を東京地裁に8月に求めたんです。そうしたらですねえ……東電側から出てきた主張がこんな主張でございました。原発から飛び散った放射性物質は東電の所有物ではない。ね、つまり東電の持ち物ではないということですね。東電のものではない。従って東電は除染に責任を持たないと。こういうふうに東電側が主張したということなんです」

小出「はい。」

水野「放射性物質飛んだのは東電のもんやないさかいに除染の責任はないっていうこの論理、科学者として小出先生、いかがでしょう」

小出「……ええ、もうなんとも言葉もありませんが。えー……セシウムを含めて核分裂生成物というのは東京電力福島第一原子力発電所の原子炉の中にあったウラン、もちろん東京電力の所有物、ですけれども」

水野「そうですねえ」

小出「それが姿を変えて、えー核分裂生成物という物質にありました。えー、もちろん東京電力の所有物ですし、もともと…」

水野「ああそうか。形が変わっただけですね」

小出「そうです(笑)え……もともと、その発電所の原子炉の中にあるべき物であったわけです。え、それを勝手に東京電力が自分の所有物をばらまいたわけ、であって、それがどこに行こうと東京電力の所有物にかわりがあるはずがないと私は思います。えー東京電力はなにかそれを法律用語で無主物だと、主張し始めたようですけれども」

水野「つまり主(あるじ)が無い物と書きまして、無主物。価値のないものだと」

小出「はい」

水野「誰のものというようなふうに言えるようなものではないんだと」

小出「価値がないどころではないんですね。それは猛烈な毒物なのであって、え……それを東京電力が勝手に作った、自分の所有物として作った、わけです。え、それをばらまいてしまったら自分は知らないというのはですね。(ため息)ほんとにもう、なんとも言いようのない会社ですね、この会社は」

水野「平野さんはどうですか?」

小出「先生はこの東京地裁の決定、の中身もちょっとやっぱおかしいなと思った……」

水野「決定が10月の末に下されました」

平野「そうですね。それであの、東電に対して除染を求める権利を認めてるんですよね」

小出「はい」

平野「でまあ、これはいいとしてもですね。除染は国や自治体でやると。」

小出「はい」

平野「で、東電へのその除染の、求める請求は退けてるんですよね。」

小出「はい」

平野「これは非常にこうなんか矛盾している」

水野「ひと言でいったら東電に除染してくれと(※聞き取れず)が言う権利は認めるけど、だからと言って東電は除染しなくていい」

平野「いいよと。」

小出「全く間違えていますよね」

平野「ありえないですですね、これは」

小出「ありえないと思います。で、そ、東京電力のものなんですから、東京電力が片付けるというのが当たり前の判断だと思いますけれども。え……何かいきなり行政に責任を転嫁するということであって。え……まあ裁判官も相当おかしいなあと私は思います。」

平野「あの、被災地の、こう、光景見てると本当にあの自治体の人々とか住民の人々が除染に苦労しているときに、あの、東電の人達の姿や形も見えないというのが、ずうっとやっぱこう、おかしいなと思ってたんですけどね」

小出「はい」

平野「やっぱりこういう法律的な裏付けがあったら東電はやりませんよね」

小出「はい。おっしゃる通りです。」

水野「これね、今回のゴルフ場の問題も大きいともちろん思うんですが。もし、その、出ていってしまったセシウムは東電の所有物じゃないから除染の責任を、なくていいんだってことになるとですよ。他の場所、他の物、農作物もそうですし、海産物もそうですし、水も森林も全てそうですけど。全てに対して、だって、セシウムは東電のものじゃないんだからって言われたら、これえらいことに繋がって行きませんか」

平野「や、じゃあ東電は賠償責任はないという」

水野「ないってことに」

平野「ことにつながりかねないですよね」

水野「そう思うんですけど……」

小出「と言ってるわけですよね。はい。で賠償責任ていうか、え……除染でも何でも行政がやらなきゃいけないというようなことを裁判所が言い出してるわけですね。」

平野「そうですねえ」

小出「ええ」

水野「うーん、これはあの皆さんなかなか焦点が当たっていなかった、出来事かもしれませんけれども。非常に意味が大きいものではないかと」

平野「これからだけど、どうしてもこの請求はすごく多くなるような気がしますよねえ」

水野「そうですねえ」

小出「はい。」

水野「いや、司法がどう判断するのかって、本当に大きな大きな課題がございます。えー……京都大学原子炉実験所助教、小出裕章先生、どうもありがとうございました」

nice!(9)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

荒川区で6マイクロシーベルト 50カ所 除染基準超す [放射能・放射線]

東京23区で唯一、区民の独自測定要請を拒否していた荒川区の西川太一郎区長は元経産副大臣だったらしいです。それで、実際測定してみると⇒ 『荒川区で6マイクロシーベルト 50カ所 除染基準超だそうです。
これでは自分の住んでいる自治体の首長にどういう人物を選ぶか(東京都にしろ、大阪府にしろ、福島にしろ日本人はまともな人を首長に選ぶ能力がないんでしょうか。)によって、住民の寿命が違ってきそうです。
原発推進派の首長のいる自治体では空間放射線量にしろ、土壌検査にしろ、給食の放射能検査にしろ積極的ではありません。こういう自治体の子供たちや住民は不幸です。健康で長生きはできそうもありません。

*****************************************************************************************************************

荒川区で6マイクロシーベルト 50カ所 除染基準超す













2011年11月25日


 荒川区立汐入小(南千住)敷地内で毎時六・四六マイクロシーベルトの放射線量を検出した問題で、区内すべての小中学校と幼稚園、保育園で区が測定した結果、同小を含む五十カ所で、区の除染基準である地表で毎時〇・二三マイクロシーベルト以上だったことが分かった。
保護者からは「高い数値に驚いた」と不安の声が出ている。


 区が測定したのは八十二カ所。
除染基準を上回ったのは幼稚園十、保育園十三、小学校十六、中学校十、朝鮮初中級学校一。
一・〇マイクロシーベルトを上回った小中学校も六校あった。


 最高値を検出した汐入小の長谷川かほる校長は「もともと子どもが立ち入らない場所だが、専門家に測定してもらい、かえって安心した。保護者からの問い合わせには丁寧に答え、学校便りでも詳しく書く」と話す。


 同小女子児童の四十代の母親は二十三日、区ホームページで知った。
二十四日は娘が登校したが、学校から説明はなかったという。「保育園では測定結果がすぐ周知されたと聞く。数値の意味、対策など知りたいことだらけ。説明会を開いてほしい」と求める。


 区は、基準を上回った五十カ所を立ち入り禁止とし、舗装部分は高圧洗浄、土は入れ替えるなどした。それでも一・〇マイクロシーベルトを下回らない場所は、土を取り除きコンクリートで固めるなどの対応を検討中。数値などは今後、小中学校などの掲示板にも張り出すという。 (井上圭子)

nice!(9)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

お魚スーパーマーケットランキング [放射能・放射線]

☆あのイオンがランク1位?
福島県と協定を結び、積極的に福島県産品を販売しているイオンが1位と言われても素直に信じられない思いもしますが…・
少なくとも魚介類に関しては他社よりましってことなのでしょうか。

*************************************************************************************************************
2011年11月24日 グリンピース「お魚スーパーマーケットランキング」会見

国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(GPJ)の記者会見を行います。
会見のテーマは大手スーパーで売られている魚介類商品について、
独自調査を基にした「お魚スーパーマーケットランキング」の発表です。
また、日本政府や日本チェーンストア協会に対し行っている交渉についても
経緯と現状報告をしていただきます。

◆出演者
佐藤 潤一 氏(グリーンピース・ジャパン 日本事務局長)
花岡 和佳男 氏(グリーンピース・ジャパン 海洋生態系問題担当)

-----------------------------------------------------------------------



お魚スーパーマーケットランキング 大手スーパーマーケット5社を調査





このページでは 概要結果まとめこれからの活動消費者の皆さんにできること緊急オンライン署名「スーパーマーケットさん、売っているお魚、放射能検査して!」日本全国「お客様の声」
記事 - 2011-11-24
大手スーパーマーケット5社を対象に、魚介類商品の放射能汚染問題への取り組みについてアンケート調査を行い、その回答を点数化、ランク付けしました。
概要


グリーンピースはこれまで、消費者の内部被ばくのリスク低減と、漁業再開の支援を目的に、国内の大手スーパーマーケット5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー(アピタ)、ダイエー、西友)に対し、魚介類商品における自主放射能検査の実施と結果公表、政府の定める高すぎる暫定規制値にとらわれない独自の流通基準の策定と公表、そして漁獲海域の明示を要請し、各社と対話を続けてきました。

「お魚スーパーマーケットランキング」は、同5社を対象に、魚介類商品の放射能汚染問題への取り組みについてアンケート調査を行い、その回答を「仕入れ基準」「販売基準」「放射能測定体制」「消費者への情報提供」「政府への働きかけ」の5つの項目に分け、点数化しランク付けしたものです。

結果
ランキング 企業名 仕入基準 販売基準 放射能測定体制 消費者への情報提供 政府への働きかけ
1位 イオン ○ ○ ○ ○ ○
2位 イトーヨーカドー ○ △ △ △ ○
3位 ダイエー △ △ × △ ○
4位 ユニー
(アピタ) × × × × ○
5位 西友 △ × × × ×

上記結果の元になった、グリーンピースからのアンケート調査票の内容と各社からの回答、およびその回答に対するグリーンピースの評価 >>


評価項目について

仕入基準

仕入基準の有無、また基準内に放射能汚染に関する項目が含まれているかどうか

販売基準
政府の定めた暫定規制値よりも厳しい独自基準の有無、販売商品の漁獲海域および漁獲日を把握しているかどうか

放射能測定体制
自社または外部機関で測定する体制が整っているか

消費者への情報提供
放射能汚染のレベル、水揚げ港ではなく漁獲海域、消費期限や賞味期限ではなく漁獲日の表記の有無

政府への働きかけ
日本政府に対して、放射能調査や調査結果の発表、販売基準の強化、および魚介類摂取によるリスクや安全性に関して市民への情報提供を要請しているか


まとめ

(c)Greenpeace/Kazuya Hokari
イオンは2011年11月8日に、グリーンピースや多くの消費者からの要請に応え、放射性物質の自主検査品目数の拡大や、政府が定める高すぎる暫定規制値にとらわれない独自の流通基準の導入を発表しています。

イトーヨーカドーも2011年11月21日に、サンマやカツオなど一部の魚介類商品を対象に、漁獲された水域を表示する取り組みを首都圏の店舗で開始しています。

この2社の、業界を先行する取り組みが、この度のランキングにも表れる結果となりました。

一方で今回5位にランクされた西友は、自社が販売する魚介類商品の放射能情報の消費者への提供や、政府への対応強化の要請について、「必要ない」と回答。

大手スーパーマーケット間での魚介類商品の放射能汚染問題に対する考え方が、二極化していることが明らかになりました。

これからの活動

(c)Greenpeace/Kazuya Hokari
グリーンピースは、消費者の需要に応えたイオンの先進的な取り組みを歓迎すると同時に、西友などの企業にその姿勢を改善するよう、引き続き働きかけていきます。

本来は食品安全の保障や水産業の回復に努める立場にある日本政府に対しては、グリーンピース、小売業界団体、漁業協同組合などの要請に応え、一刻も早く魚介類の水揚げ時のスクリーニング体制を強化するだけではなく、放射能被害を受けた漁業関係者、漁協への適切な補償を迅速に行うよう、引き続き求めていきます。

消費者の皆さんにできること

業界最大手イオンは、グリーンピースの要請に加え、6000件の消費者の声を受けて変わりました。

他のスーパーマーケットも魚介類商品の放射能汚染問題に取り組むよう、毎日行くスーパーマーケットや変わってほしいスーパーマーケットに「お客様の声」を届け、その成長をサポートしてください!

ぜひ緊急オンライン署名「スーパーマーケットさん、売っているお魚、放射能検査して!」にご参加ください!
締切は11月28日正午!目標10000件の署名まで、あと約2000件です!!


nice!(10)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ショッピング

「安全委、直ちに交代を」=東大教授が痛烈批判-低線量被ばく部会で・東京 [児玉龍彦]

☆第4回低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ 。児玉龍彦先生の学説に長滝氏、丹羽氏など低線量被曝を軽視する疫学者たちが猛反論。。論争(神学論争?)になってます。↓多勢に無勢、児玉いじめ?児玉つぶし?状態。
***************************************************************************************************************

111125第4回低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ




児玉:「Y90よりもBi213などのα線付加抗体医薬を入れるとマウスの癌は極端に抑制された。ただしα線傷害により肝臓癌を誘発することが知られており実用化できていない。」
児玉「チェルノブイリ甲状腺癌の7q11変異。最近はゲノムワイドに全部見れるようになってきて、甲状腺癌の変異は同じ様なところで起きていたが、チェルノブイリの放射線による癌だけでは7q11が特異的に変異していた」
児玉「オークリッジなどの従来の研究では「修復されればOK」だったが「修復される時にコピーミスが起こる」ことが明らかになってきた」
児玉「チェルノブイリ膀胱癌の様にエピジェネティックな修飾が癌化に寄与している。KとCsは体内でのチャネル機構にも違いがあり、動態が似ているので「同じ」という考え方は間違い」
児玉「この様なリスクに関する最近の知見を踏まえ、除染に関する5つの事を今日は提案したい。」 :
児玉「①除染の基本は取り除く事。特に屋根などが重要。室内の掃除等は効果が薄い。普通の屋根では洗浄は困難。屋根の取り替えが必要。政府と東電は決意と覚悟を持ってお金をかけないと住民は疲弊するだけ」
児玉「3.8μSv/hで良いという文科省の指針は無責任極まりない。見積りでは500万円程度、(内訳として放射線物質処理費が200万くらい)」
児玉「②測定?、今の原子力委員会はSPEEDI、メルトダウン、等国民の信頼を全く失っている。事象発生後に安全基準を変えたのも論外。直ちに 全員交代して欲しい!

児玉「③森林除染、福島の7割は森林。浜通りの除染に森林除染は不可欠。低レベルな汚染物質の人工バリア型の保管場を設ける。バイオマス発電と絡めて再生をはかる。」
児玉「ただし、セシウムを封じながら木を燃やすのはテクニックが必要。が、それらは既に完成されつつ?ある。フィルター等工夫すればできる。」 児玉「④高速道の整備、児玉「⑤新しい町。大変遺憾ながら、高線量地域は除染が不可能な場所もある。信頼に足る施策者による移住先の開発も必要。」:
質問者「外部被曝か内部被曝かは区別はないと思う?。具体的な線量による切り分けが必要なのかなと思いました」
丹羽「KとCsが違うというお話は奇異」
児玉「水俣では無機水銀と有機水銀を分けたのがダメだった。Csは非放射線と放射線で原子半径等も違うのでシミュの時はパラメータを変えないといけない、ぐらい違う、、
丹羽「細胞内の挙動が違うのは判りました。でもガンマ線は透過力が高く細部の挙動は関係無いのでは?」児玉「距離の二乗に反比例します」:
丹羽「膀胱の上皮にあたる線量はKもCsも変わらない、区別するのは困難。Kはそもそもある。それに6Bq論文は前立腺肥大患者なので疫学的にもおかしい」
児玉「先生の議論はよく存じております。1つ1つ答えます」:
こだま「先ずセシウムのトランスポーターの挙動はまだ不明。。。。」
(丹羽割込んで)「疫学では他に膀胱癌は出てないですよね、セシウムが原因と結論付けるのは時期尚早」児玉「多分それほど議論は違わないと思う、、」
丹羽「6Bqというのは1つの原因だけをピックアップしてますよね、リスクがあるというのは問題」
児玉「勿論そうです。ただしリスクが無いという結論も出せませんよね。仮にリンケージであれ、なんであれ病理学的に「関係無い
児玉「、リスクとして可能性がある以上、防護が必要無いという立場は完全に間違いだと思う。放医研の反論も私は聞いて信じられませんでした。
丹羽「甲状腺は疫学で結論が出た。膀胱癌は疫学ではまだ出てない。それが事実。それが大事。」
児玉「疫学は年数が経って条件がそろったら結論が得られるかもしれないが、今必要なのは未来の予測。」

長瀧「質問をハッキリさせたい。「膀胱癌は疫学的な結論」が出されていますか?」
前川「25年経ってますのでおわかりですよね答えて下さい」
児玉「疫学的では当初間違えましたよね?それが答えです。」
こだま「今日と同じ間違いがかつて起こりましたよね」
長瀧「それはちがうんですよ先生、当初からそういう懸念はあったんですよ。懸念を言ってる人も居た。4年たったらそういう発表も出たでしょ
児玉「25年経って未だにゲノム研究をしてゆくと初めて変異が見えてきた。ですよね?、疫学の検出感度が理想的に良ければ良いですが、病理学的に見るとより高感度で予測が立てられます。SPEEDIと同じです、
前川「あ、先生、すいません、大変時間かかってますので、、そのへんで、、他の方の質問があればそちら、ああ、じゃ、そちらの先生どうぞ、、」
丹羽「あの論文がホントなら疫学でも見えるはず。おかしい」
児玉「学術論文に反論がある時は、きちんとした反論を投稿して下さい。皆さんもご見識のある方々
児玉「反論があるなら正々堂々と投稿するのがスジ、HPに無記名でこっそり載せるのは卑怯」
丹羽「医学のあゆみに反論したら私のはリジェクトされた。」
前川「あ、先生、その話も別途して下さい。ここでは別の話題を
、児玉「お金のある人は自分で検査できるかもしれない。でも普通の人はムリ。やっぱり市場に出るまでの段階で生産者の側で対応すべき。。。
児玉「例えば浪江では常磐線を挟んで線量は全く違う。年齢によっても意見は違う。町長とも話したがやっぱり除染と新しい町は両方必要なんじゃないか?と思う。マイナスからの再出発は大変。リソースを活かすのが重要かと
児玉「大臣に御願いしたいのは、住民の無力感を考慮してほしい。現地では何も動けない。原因の1つは予算。そしてスピード感。大臣も話を聞いて欲しい。住民の犠牲の上に風化しかかっている。そして信頼される専門委員会が必要
児玉「今の無気力、無関心の原子力委員会では仮に細野大臣がどんなに頑張ってもムリ。メンバー交代が必要」細野「、、メンバーについては、、とにかくもう一度頑張る。除染は陳情ではない。本来こちらが御願いすること

「安全委、直ちに交代を」=東大教授が痛烈批判-低線量被ばく部会で・東京

 東京電力福島第1原発事故で、放射性物質による低線量被ばくのリスク管理について議論する政府の作業部会の第4回会合が25日、東京・霞が関で開かれた。専門家として招かれた児玉龍彦東京大先端科学技術研究センター教授が「今の原子力安全委員会は直ちに交代するべきだ。住民に信頼される専門委員会を作ってほしい」と訴えた。
 児玉教授は、文部科学省が運用する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の結果がすぐに公表されなかったことや、炉心溶融(メルトダウン)の発表が遅れたことを批判。「原子力安全委が責任を放棄した」と指摘し、「国民から信頼される官庁を再建するには、これまでの原子力政策に関与していない清新な委員会が必須」と強調した。(2011/11/25-21:58)
*************************************************************************************************************
☆↑この「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」について日弁連が批判する会長声明を発表しています。↓
どうもこのWGの構成員は、広島・長崎の原爆被爆者の健康影響の調査研究に携わる研究者が多く、低線量被ばくの健康影響について否定的な見解に立つ者が多数を占めているらしいです。
児玉先生に対する執拗な批判攻撃も納得です。

****************************************************************************************************************


低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」の抜本的見直しを求める会長声明

本年11月9日、第1回「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」(以下「本件WG」という。)が開催された。
本件WGは、本年8月25日に政府が設置した放射性物質汚染対策顧問会議(以下「顧問会議」という。)の下に設置されたものであり、警戒区域や計画的避難区域の解除に向け、低線量放射線による住民の健康影響や、放射線の影響を受けやすい子ども・妊産婦にどのような配慮が必要かについて、12月上旬まで1週間に2回のペースで集中的に議論し、その結果を政策に反映させるという。



低線量被ばくの人体影響については、専門家の間でも大きく意見が分かれている。
低線量被ばくとは、累積しておおむねゼロから約100ミリシーベルト(mSv)程度までの被ばくを指すと理解されている(米国科学アカデミー「電離放射線による生物学的影響」調査委員会報告 BEIR-VII2005年等)。このような低線量域での被ばくについては危険性が無視できるという見解と、これ以下であればがんなどが発生しないというしきい値は存在しないという見解が併存し、科学的にも決着が付いていない。



ところが、本件WGの構成員には、広島・長崎の原爆被爆者の健康影響の調査研究に携わる研究者が多く、低線量被ばくの健康影響について、これに否定的な見解に立つ者が多数を占めている
しかし、原爆症の認定をめぐっては、これらの研究者らが関与して策定された審査方針に基づく判断を覆した裁判例も少なくない
例えば、広島地裁2006年(平成18年)8月4日判決では、上記審査方針では認定されなかった41名もの原告全員について原爆症と認められ、その中には、被爆後13日目(8月19日)後以降に広島市内に入って医療活動に従事して後年がんを発症した低線量被ばく者も含まれていた。
度重なる国敗訴の判決を受けて、2008年(平成20年)3月には審査方針が改定されたが、その後も国は敗訴を続け、東京高裁2009年(平成21年)5月28日判決は「審査の方針(13年方針)は原爆症認定の判断基準として相当とはいえない」とも判示した。
同年6月には審査方針を再び改定しているが、その方針でも救済されない被爆者についても原爆症と認める判決が相次いでいる。
このことは、本件WGに参集した委員が含まれた審査会で策定された方針では、低線量被ばくのリスクを十分に評価していない可能性があることを示している



本件WGの人選は、顧問会議の座長が一方的に指名できることになっており、本件WGの会合もマスコミ関係者を除き、一般市民は傍聴もできず(第2回からインターネット中継はされている。)、議事録も公表されていない(11月24日現在)。



事故後の政府の対応は、既に国民の間に抜きがたい不信感を形成しており、今回のような方法を採ること自体が更なる不信感を招くことは明白である。



低線量被ばくのリスク管理については、国民の関心も高く、このような重要な政策課題が、このように市民に開かれず、公正であるとは考えられない構成員により短期間の議論のみで決定されるのは看過し難い
低線量被ばくの影響が現れるのは数年から数十年後であり、今科学的に解明されていないからといって後に影響が現れる可能性がないとはいえない。影響が現れた後に、「あのときに対策を講じておけばよかった」と後悔しても遅いのである。

そもそも、低線量被ばくのリスク管理のような科学者の間でも見解が分かれるような課題は、科学者だけで決定できる性質の問題ではない。
将来に禍根を残さないようにするために、社会全体として、そのリスクをどの程度受忍できるのか、今、被ばくの低減や健康被害の防止のためにどのような対策を取るべきかなどについて、幅広い分野の専門家も交えて、十分な議論を尽くした上で社会的合意を形成することが求められている。
そのためには、本件WGは、低線量被ばくのリスクも無視できないという立場に立つ研究者はもちろん、被災地に居住している、又は居住していた市民、被災者の支援に関わってきたNGO、弁護士会及びマスコミ関係者の参加を保障するとともに、議事を公開し、広く国民の意見を聴取した上で、合意形成を図らなければならない。


よって、当連合会は、政府に対し、閉ざされた「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」を即時に中止して、多様な専門家、市民・NGO代表、マスコミ関係者の参加の下で、真に公正で国民に開かれた議論の場を新たに設定し、予防原則に基づく低線量被ばくのリスク管理の在り方についての社会的合意を形成することを強く求めるものである。


2011年(平成23年)11月25日

日本弁護士連合会
会長 宇都宮 健児

nice!(10)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

東大原子力 反省の嵐 推進一転 シンポで再考 [原発]

東大原子力 反省の嵐 推進一転 シンポで再考












2011年11月23日








 福島第一原発事故はなぜ起きたのか。
原子力業界に多くの人材を送り出してきた東京大が二十二日、反省を込めたシンポジウムを東京都文京区の同大構内で開いた。
教授たちが原発に携わってきた産学官のOBらに原因を聞き取り調査した結果も公表。
東大教授側からは「原子力教育を主導してきた立場としてあり方を再考したい」と、反省の弁が続いた。


 聞き取り結果は、個別の発言者は明らかにされなかったが、「ムラ的」とされる原子力界のあり方を反省する内容が多かった。


 「電力会社の技術者はトラブル対応で言い訳にたけ、デスクワークばかりしている」「権威ある専門家によって方向付けがされ、他の専門家があらがえない」など、現場の具体的な状況が浮かび上がってくる意見もあった。


 続くパネル討論会では、若手の助教や大学院生たちから自戒の念や、ベテラン教授に対し厳しい意見も出た。


 学生の一人は「事故直後に知人から、原子炉のことを聞かれたが答えられなかった。講義で学んでいたが、身になっていなかった」と話した。


 助教は「学生たちは実績のある先生方にも時代に応じて変わってほしいと願っている」と訴えた。


 これに対し、日本原子力学会長を務める田中知(さとる)教授は「新しいことをしようにも多忙でかまけていた。教員も変わっていかないといけない」と述べた。


 東電出身で原子力委員会委員でもある尾本彰特任教授は「私を含め事故を起こした人間をつくってきた東大原子力には、社会とのかかわりを研究していく責務がある。予算が切れたら終わりではいけない」と指摘していた。


 政府の事故調査・検証委員でノンフィクション作家の柳田邦男さんも講演。
原子力の専門家は、客観性を持ちながらも、事故被害者を自分の家族に置き換える視点を持つべきだ」と主張。講演後、田中教授は「では教育者はどうあるべきでしょうか」とすがるように質問し、柳田氏から現場感覚を養うようアドバイスされていた

****************************************************************************************************************
☆今頃、反省の嵐・・・・と言われてもって感じですね。
本当に反省されているのなら、再考などという中途半端なことではなくきっぱりと原発推進の旗をおろし、
逆に反対の旗を揚げたらいいと思いますが…。
無理でしょうけど、そうでもしなければ国民の信用は得られないでしょう。。。

nice!(8)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

『子どもだけでも避難を』 いまだ下がらない放射線量 [放射能・放射線]

子どもだけでも避難を』 いまだ下がらない放射線



渡利地区住民:『なんで除染なんだよ!除染何度もやったよ!下がらないんだよ!1歳の子どもが、今この瞬間にも被曝し続けてるんですよ!』と悲痛な訴え。瀬戸孝則福島市長­:『私は除染でいきます。徹底した除染。(勧奨地点を設けてくれとの要望に)そんなことは思わない』と啖呵を切る市長。


*************************************************************************************************************
☆避難、移住よりも除染,除染というのはどうしてなんでしょう。
除染してして何としてでもそこに住まわせたいのは、低線量被曝の人体への影響を調べたいから?
人体実験のモルモット確保のため?と勘ぐってしまいます。。。。

東大のHPにもありました。

【福島県浜通りでの一般健診および健康相談会】
原発災害で大きな影響を受けた福島県浜通り地方において、住民の健康不安を解消する目的、および低線量被ばくを含む原発災害が人体へ及ぼす影響について調査するため、一般健診および健康相談会を行う。

「低線量被ばくを含む原発災害が人体へ及ぼす影響について調査」をするためには、住民に避難、移住されては困るわけで、除染をしてまでも何としても今の汚染地域に住み続けてもらいたい??のでは。。。




nice!(11)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

2050年に自然エネルギー100%は可能 脱炭素社会に向けたエネルギーシナリオ提案を発表 [脱原発]

☆公益財団法人 世界自然保護基金ジャパンが、2050年に自然エネルギー100%は可能であると発表しました。
高速増殖炉もんじゅも2050年に商業化を目指す計画だそうです。
同じ2050年に実現するのなら、将来性、安全性を考えるとどちらにお金を使うべきか自ずと明らかでしょう。
************************************************************************************************************





2050年に自然エネルギー100%は可能 脱炭素社会に向けたエネルギーシナリオ提案を発表
記者発表資料 2011年11月18日

WWWFジャパン(公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン)は、本日『脱炭素社会に向けたエネルギーシナリオ提案~最終報告 100%自然エネルギー~』を発表しました。

2011年2月にWWFインターナショナルが示した「2050年までに世界レベルで100%自然エネルギー」の可能性。
この「100%自然エネルギー」の可能性を、日本について検討したのが、今回のシナリオ提案です。

東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、日本のエネルギー政策の抜本的な見直しが迫られている今、「100%」という大胆で野心的な選択肢を真剣に検討すべき時に来ていると、WWFは考えます。

エネルギー問題の解決は、地球温暖化対策の取組でもあります。
地球温暖化防止に向け、日本がどんなエネルギー社会を構築していく可能性があるか、具体的なシミュレーションを(株)システム技術研究所に委託し、その結果を受けて、めざすべき方向性と、実現のためのシナリオを提案しています。

2011年7月に発表した中間報告では、需要面の「省エネルギー」について検討。
本シナリオは、供給面の「自然エネルギー(再生可能エネルギー)の導入」を含めた最終報告です。

本シナリオは、中間報告で示した「2050年のエネルギー需要は2008年比で48%に低下する」こと、つまり省エネルギーによって需要を大幅に絞ることから出発しています。

このエネルギー需要に対して、国内にある自然エネルギーで100%賄うことは可能かどうか、電力だけでなく、熱・燃料も含めた総合的なエネルギーの姿を検討しました。



自然エネルギーは、太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマスを対象としています。
それらの導入量は、環境省のポテンシャル調査等を参考にして、既存あるいはその延長線上にある技術を基に想定しています。

その結果、自然エネルギーによって日本のエネルギー需要を満たすことは、少なくとも技術的には十分可能であることを示しました。

電力と熱・燃料の総合的な姿として、2050年に自然エネルギー100%への移行を完了するには、2020年には20.0%、2030年には49.6%、2050年には76.6%に達していることが必要であることがわかりました(グラフ1)。





.
そして別途、2050年の電力需要を、年間365日通じて満たせるのかについて、気象データを用いてダイナミック・シュミレーションによる検証を行ったことが、本シナリオの特色となっています。
一日あるいは年間で変動する電力需要にあわせて、バッテリーに大きく頼ることなく、自然エネルギーを供給し続けることが可能であることを確認しました。

また本シナリオに基づけば、2020年のエネルギー起源CO2の排出量は1990年比で約25%削減、2030年には約58%削減となります。
現在政府が掲げている「2020年までに1990年比で温室効果ガス排出量を25%削減」という目標は、射程範囲内にあると言えます。

このように、本シナリオは、エネルギー問題と地球温暖化問題の両方を解決し、持続可能な社会・脱炭素社会への道筋を示す内容となっています。
その実現に必要な政策として、概要版では次の5項目を提言しています。

1.明確な省エネルギー目標と自然エネルギー目標の設定

2.自然エネルギーのポテンシャルを十分に活かすような推進政策

3.電力システム改革

4.自然エネルギーの熱活用と水素の有効活用

5.原発の着実な段階的廃止方針の選択
(詳細は概要版を参照)

以上は本シナリオ実現のために必要な条件のほんの一部ではありますが、同時に、これらなくして達成は不可能といえる重要な要素です。
WWFジャパンでは、今後も、このシナリオが示すビジョンの実現のために必要な要素について、提言を続けていきます。

報告書(PDF形式)

『脱炭素社会に向けたエネルギーシナリオ提案 最終報告 100%自然エネルギー』

同『概要版』

nice!(12)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

通販生活 2011年秋冬号 巻頭特集「原発国民投票」 [脱原発]

☆ 通販生活 2011年秋冬号 巻頭特集:原発国民投票」のCM。
各テレビ局から放送拒否されたCMだそうです。。
大滝秀治さんのナレーションがとてもいい味を出しているのにTV放映されないっていうのはとても残念。
表向き、テレビ局は政治的な意見広告を扱わないことになっているということが放映拒否の根拠らしいですが・・・そのままああそうですかとは受け止められませんよね。
これって政治的な意見広告なんですかね。
どう見ても選挙の時に投票を促す選管の標語にしか思えないけど・・・
別に原発反対とも賛成とも言ってないし政治的中立なのでは??

通販生活http://www.cataloghouse.co.jp/?cid=google0166

***********************************************************************************************************





通販生活 2011年秋冬号 巻頭特集「原発国民投票」








原発、
いつ、やめるのか、

それとも
いつ、再開するのか。


それを決めるのは、

電力会社でも
役所でも
政治家でもなくて、


私たち
国民一人一人。


通販生活 秋冬号の
巻頭特集は、
「原発国民投票」



nice!(10)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

放射性物質はどのくらい放出された? [原発]

☆Nature誌に出たノルウェーの研究グループの論文です。
政府発表では4号機の使用済み核燃料プールの核燃料から放射性物質はほとんど漏れ出ていないということでしたが、この調査では、莫大な量のセシウム137を放出していた可能性を指摘してます。
プールへの放水をきっかけに原発からのセシウム137の放出が激減したことから、もっと早く放水をしていれば放射性物質の放出を抑えられたかもしれないとしています。
また、フクイチでは津波が襲いかかる前にキセノン133の漏洩が記録されていて原子炉が津波の前に震動で破壊された可能性が大だということです。
これらのことからも政府発表が信用できないこと、巨大津波という天災ではなく完全に人災であったことがわかります。
*****************************************************************************************************************

放射性物質はどのくらい放出された?より以下転載します。



ノルウェーの研究チームにより、新たに福島第一原発事故で大気中に放出された放射性物質の総量が計算され、政府が6月に発表した推定放出量よりもずっと多いという報告があった。

Geoff Brumfiel

世界各地で観測された放射能データを組み合わせて大気中の放射性物質の量とその流れを推定した結果、福島第一原子力発電所の事故では、政府の推定よりもはるかに大量の放射性物質が放出されていたという研究が、Atmospheric Chemistry and Physics に発表された1。
さらに、日本政府の主張とは裏腹に、4号機の使用済み核燃料プールから大量のセシウム137(半減期が長く、長期にわたって環境を汚染する物質)が放出されていたとも報告しており、もっと迅速に対応していれば、これほど大量の放射性物質が放出されずにすんだかもしれないと述べている。
論文はオンライン掲載され、現在、公開査読を受けている。

研究チームを率いたのは、ノルウェー大気研究所(シェラー)の大気科学者 Andreas Stohlだ。
Stohlは、自分たちの分析は、これまで行われてきた福島第一原発から放出された放射性物質の量についての調査研究の中で、最も包括的なものであると自負している。
スウェーデン防衛研究所(ストックホルム)の大気モデル作成の専門家 Lars-Erik De Geerは、今回の研究には関与していないが、「非常に価値のある成果です」と評価している。




原発事故による放射性物質の放出過程の再現は、日本国内をはじめ世界各地にある数十か所の放射性核種モニタリングステーションで観測されたデータに基づいて行われた。
その多くは、包括的核実験禁止条約機構(オーストリア:ウィーン)が核実験の監視のために運用している世界規模での観測ネットワークに属する。このデータに、カナダ、日本、ヨーロッパの独立観測ステーションのデータも付け加え、これらをヨーロッパと米国が保管している広域気象データと組み合わせた。

ただし、Stohl は、自分たちが作成したモデルは完全にはほど遠いものだとして注意を促している。
原発事故発生直後の測定データが非常に少ないうえ、一部のモニタリングポストは放射能汚染がひどく、信頼できるデータが得られなかったからである。
より重要なのは、原子炉から何が放出されたのかを知るためには、原子炉内で何が起きたのかを厳密に知らなければならないのだが、いまだ明らかになっておらず、永久に謎のままかもしれないという事実である。「チェルノブイリ事故から25年後もたった今でも、その推定値は不確かな部分が非常に多いのです」と Stohl は言う。

それでも、今回の研究は、福島第一原発事故を全般的に調査したものであり、De Geer は、「Stohl らは真に地球規模の視点から、現在入手できるかぎりのデータを利用して推定しています」と話す。


政府の発表

3月11日の地震後に原発で起こった出来事については、すでに日本の研究者たちが詳細な経緯を推定している。
福島第一原発電の6機の原子炉が激しい揺れに見舞われた50分後、巨大津波が襲来し、緊急時に原子炉を冷却するための非常用ディーゼル発電機が破壊された。
それから数日の間に、地震発生時に稼働していた3機の原子炉が過熱して水素ガスを発生し、次々に水素爆発を起こした。
定期点検のために停止していた4号機では、核燃料は使用済み核燃料プールに貯蔵されていたが、3月14日にこのプールが過熱し、おそらく数日にわたり建屋内で火災が発生した。

一方で、原発から放出された放射性物質の量の解明は、事故の経過の再現に比べてはるかに難しい。
政府が6月に発表した『原子力安全に関するIAEA閣僚会議に対する日本国政府の報告書 ―東京電力福島原子力発電所の事故について―』では、今回の事故により放出されたセシウム137は1.5×1016ベクレル(Bq)、キセノン133は1.1×1019Bqと推定している2。
セシウム137は半減期30年の放射性核種で、原発事故による長期的汚染のほとんどの原因となっている。一方、キセノン133はウラン235の崩壊によって放出される半減期約5日の放射性核種であり、原発事故や核実験の際、初期に観測される。

ところが、Stohl らが原発事故の再現結果に基づいて推定した放出キセノン133の量は1.7×1019Bq、セシウム137の量は3.5×1016 Bqで、政府の見積もりよりキセノンが約1.5倍、セシウムが約2倍となった。キセノン133の放出量は、チェルノブイリの総放出量1.4×1019Bqよりも多いことになる。
だが、De Geer によれば、チェルノブイリでは爆発した原子炉が1機であったのに対して、福島の事故では3機も水素爆発したことで説明できるという。
また、キセノン133は生体や環境に吸収されないため、健康に深刻な影響を及ぼすおそれはない。
問題なのは、数十年にわたり環境に残存するセシウム137だ。
Stohl らのモデルの値は、チェルノブイリ事故での放出量の約1/2に相当する。
De Geer は、このような高い値が出たことを懸念している。
今後、セシウム137が人々の健康に及ぼす影響を明らかにするためには、現在行われている地表での測定を進めていくしかない。

Stohl は、自分たちの推定値が政府の発表と食い違いっているのは、今回の調査ではより多くのデータを使用したことが原因の1つであるという。
政府の推定の基礎となったデータは、主として日本国内のモニタリングポストによるものであり3、風に乗って太平洋を越え、北米やヨーロッパに到達した膨大な量の放射性物質は考慮されていないのだ
神戸大学の放射線物理学者で、福島周辺の土壌汚染を測定している山内知也(やまうちともや)は、「事故の本当の規模と特徴を明らかにするためには、太平洋上に出ていった放射性物質も検討する必要があります」と言う。

Stohl は、政府の依頼を受けて公式な推定値を出した研究チームを非難しているのではない。
むしろ、「できるだけ早く結果を出す必要があったのでしょう」と慮っている。
群馬大学の火山学者で、自らも原発事故のモデルを作成した早川由紀夫(はやかわゆきお)は、「確かにこの数値だけを見れば、両者は大きく違うでしょう。けれども、どちらのモデルにもまだまだ不確実な要素があり、実際には2つの推定は非常に近いのかもしれませんね」と言う。


原発事故の経過


さらに、Stohl らは、4号機の使用済み核燃料プールに貯蔵されていた核燃料が、莫大な量のセシウム137を放出していた可能性を指摘している。
政府はこれまで、プールからは放射性物質はほとんど漏れ出していないと主張してきた。
しかし、研究チームのモデルでは、プールへの放水をきっかけに原発からのセシウム137の放出が激減したことが、はっきり示されている(図「原発事故の経過」参照)。
つまり、もっと早い段階から4号機プールへの放水を行っていれば、放射性物質の放出をもっと抑制できたかもしれないのだ。
しかし、政府は、使用済み核燃料プール自体に大きな損傷はなく、使用済み核燃料が重大な汚染源になったとは考えられないと主張している。
政府による公式推定値の算出にかかわった日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)の茅野政道(ちのまさみち)は、「4号機から放出された放射性物質は多くはなかったと思います」と言う。
だが De Geer は、核燃料プールの関与を含めた今回の新しい分析は、「説得力があるように見えます」と語る。


さらに今回の分析は、もう1つ新たなデータを提示している。
地震の直後、津波が福島第一原発に襲いかかる前から、キセノン133が漏れ始めていたというのだ
つまり、原発は、津波が襲来する前から、地震によって損傷していたことになる。
政府の報告書でも、福島第一原発電を襲った揺れの大きさが、原発設計時に想定されていた揺れを上回っていたことを認めている。
反原発の活動家は、以前から、政府が原発を認可する際に地質学的な危険を十分に考慮していないと主張しており(Nature 448, 392-393; 2007)、今回のキセノンの大量放出は、原発の安全性についての評価方法の再考を促すことになるかもしれないと、山内は言う。


放射性物質の拡散


この事故で、首都圏はどうだったのか。
実は、原発事故により甚大な被害を受けるおそれがあった。
事故直後の数日間は、風は海に向かって吹いていたが、3月14日の午後、風向きが変わって陸に向かって吹き始め、セシウム137が東北南部から中部地方にまで広がっていった(図「放射性物質の拡散」参照)。実際、15日夜から16日未明にかけて雨が降った栃木県と群馬県の山間部では、のちに土壌から比較的高濃度の放射性物質が検出された。
一方、首都圏では、そうした高濃度の放射性物質が上空を通過したときに、たまたま雨が降らなかったことが幸いした。
「この時期に雨が降っていたら、東京も今よりずっと深刻な事態になっていたかもしれません」と Stohl は言う。
(編集部註:ただし、(独)国立環境研究所の空間線量測定とシミュレーションによれば、21日から22日にかけても放射性物質が南関東に流れ込んだことが示されている。このときは、雨が降っていたため、南関東でも一部の地域で比較的高い線量が観測されていると思われる。)

(翻訳:三枝小夜子)

nice!(8)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

「原子力に反対する100個の十分な理由」 [脱原発]

☆必読です!よくもまあこれだけ理由が見いだせるものです。
「原子力に反対する100個の十分な理由」
自然エネルギーのみを供給するドイツのシェーナウ電力会社(シュバルツバルト)がこのほど、「原子力に反対する100個の十分な理由」の日本語版をまとめました。
原子力エネルギーの危険性を訴えた冊子で、日本人にも原発の危険性について知ってほしいとの思いから日本語版を制作したのだそうです。

100個の理由以下に引用します。
**************************************************************************************************************

#1~#11 燃料とウラン採掘

#1依存
すべてのウランは輸入されねばならない。

#2強制移住
ウラン産出は数多くの人びとの生活基盤を破壊する。

#3 水の浪費
ウラン採掘は貴重な飲料水を奪う。


#4 放射能の汚泥湖
ウラン鉱山業からの強毒性の汚泥は、住民と環境を脅かす。

#5 鉱山による癌
ウラン鉱山業は癌を引き起こす。

#6 死の大地
ウラン採掘は死の大地を生み出す。

#7 高価な汚泥
ウラン採掘跡地の汚染処理には数億ユーロの費用を必要とする――そもそも、それが可能
であればの話だが。

#8 ウランの欠乏
ウラン鉱山はすでに20 年来、原子力発電所の需要を満たせていない。

#9 埋蔵量の限界
ウラン埋蔵量は、わずか数十年のうちに枯渇する。


#10 ウランの輸送
六フッ化ウランが絡む事故は破局的な大惨事を招きかねない。


#11 プルトニウムの輸送
核燃料棒の製造のために毎年何トンもの純粋な、兵器になりうるプルトニウムがヨーロッパ
の道路を走りまわっている。


#12~#19+#102 安全基準と健康被害


#12 癌の危険性
原子力発電所は子供だけを病気にするわけではない。

#13 汚染物質の排出
原子力発電所は大気へ、水中へと放射性物質を排出している。

#14 欠陥ある安全基準
放射線防護の安全基準は放射線による被害を甘んじて受け入れている。

#15 低線量の放射線
低線量の放射線被爆は、公的な想定よりも危険だ。

#16 トリチウム
原子力発電所からの放射性廃棄物は、DNA にまで組み込まれる。

#17 河川の高温化
原子力発電所からの温排水は魚から酸素を奪う。

#18 放射能の汚れ仕事
原子力発電所では何千人もの非正規労働者が汚れ仕事を処理している――多くの場合、
放射線防護の安全措置が十分でないまま。

#19 自己防衛
原子力発電所を運営する電力コンツェルンの上層部のエリートは、私生活において自身は
原発から大きく離されたところで生活している。

ボーナス #102 チェルノブイリ
チェルノブイリの原子炉事故は数え切れないほど多くの人びとの生活を破壊した。

#20~#41+#103~#107 事故と大災害のリスク

#20 安全性の欠陥
ドイツにある17 基の原子力発電所のうち1 つとして、今日では営業許可を得られない。

#21 老朽化のリスク
原子力発電所を使えば使うほど、事故の危険性は増大する。

#22 報告義務ある事故・故障
3 日に1 度はドイツの原子力発電所のどこかで、「安全性にかかわる」事故・故障が発生し
ている。

#23 スペア不足
原子力発電所での修理作業においては、簡単に新たなミスが発生する。

#24 石器時代の技術
30 年前の技術とは一言で言うと、廃棄するにふさわしい。

#25 地震の危険性
原子力発電所は十分に地震対策がなされていない。

#26 航空機墜落
原子力発電所は航空機の墜落に対して守られていない。

#27 すでに倒れゆく新型原子炉
新型の原子炉でさえ、安全でない。

#28 保険
車50 台分の保険の補償額のほうが、1 基の原子力発電所の保険よりも手厚い。


#29 破局的な大災害
破局的な大災害は、今日にでも起こりうる。

#30 安全性ランキング
ドイツの原子力発電所の安全性は、あろうことか国際比較で低い。

#31 悪天候
単に嵐が来ただけで事故の危険性が高まる。

#32 金の亡者
原子力発電所において迷ったときの判断基準は――安全より利益優先――それが爆発事故
の後であっても。

#33 人為的なミスのリスク
人間はミスをする――それは原子力発電所では致命的となる。

#34 ホウ酸
原子力発電所を稼動する複数の事業者は、長年にわたって組織的に稼動の際の法令規
定を無視している。

#35 スパゲッティ配線
原子力発電所における電気系統のトラブルは日常事であり、それは深刻な結末を伴う可
能性もある。

#36 チェルノブイリより悪い事態
ドイツの原子力発電所で破局的な大災害が発生すると、それはチェルノブイリ事故よりも大
きな被害が出る。

#37 数百万人もの癌発症
ドイツの原子力発電所における破局的な大災害発生の際には、数百万もの人びとが著し
い健康被害を覚悟しなければならない。

#38 故郷の喪失
破局的な大災害の際には、数千km2 の区域に永続的に人が住めなくなる。

#39 避難
ある地域全域の数時間以内での避難は不可能である。

#40 ヨウ素剤不足
ヨウ素剤を入手するために外出しなければならないのであれば、それは役に立たない。

#41 経済の崩壊
破局的な大災害は、国民経済の崩壊を招く。

ボーナス #103 原子炉内のフェルト
剥離した断熱材が原子炉の冷却配管を塞ぐ。


ボーナス #104 貝と葉
ほんの尐しの植物片でさえ、原子炉のメルトダウンの原因になる。

ボーナス #105 現場での手抜き工事
フィンランドの原発工事現場では、(工事中の地盤没落大事故のあった)ケルン地下鉄の
工事現場よりもひどい状態が続いている。

ボーナス #106 非常な勢いで増加する亀裂
原子力発電所の重要な配管に、誰一人気づくことなく亀裂が走る。

ボーナス #107 安全追加対策
キリスト教民主同盟(CDU 党、保守大政党)でさえ、内部では古い原発の安全追加対策は、
解決不可能であることを認めている。

#42~#65+#108~#113 核廃棄物と処分

#42 核廃棄物の山
原子力は大量の核廃棄物を生み出す。

#43 処分という嘘
これまで核廃棄物はただの1g として無害に処分されていない。

#44 技術面の未解決問題
高レベル放射性廃棄物の最終処分は、技術面ですら解決されていない。


#45 百万年
核廃棄物とは百万年にわたる放射線危害である。


#46 放射性廃棄物処分場アッセII
放射性廃棄物の試験処分場アッセは、20 年と経たないうちに水没しようとしている。

#47 最終処分場はない
世界を探してもこれまでに、安全な高レベル放射性廃棄物の最終処分場は1 つと存在し
ない。

#48 聖フロリアヌスの原理(訳注:問題を他所に押し付ける行動様式、政治的手法)
誰1 人として核廃棄物を歓迎しない。

#49 キャスクの嘘
核廃棄物の容器は十分に検査されていない。

#50 再処理工場の嘘(その1)
いわゆる使用済み燃料からの再処理は、核廃棄物からより多くの核廃棄物を作り出す。

#51 海岸線の核廃棄物
再処理工場は、放射性物質の拡散装置である。

#52 再処理工場の嘘(その2)
フランスとイギリスの再処理工場には、いまだにドイツからの膨大な量の核廃棄物が保管
されている。

#53 モアスレーベンの核廃棄物の山
旧西ドイツの原子力コンツェルンは、核廃棄物を旧東ドイツのモアスレーベンの処分場に
平然と廃棄した。

#54 コンラート坑道の核廃棄物の山
ザルツギッター市の真下に865kg のプルトニウムが処分される予定。

#55 中間貯蔵施設
高レベル放射性廃棄物は、尐し設備を追加したジャガイモ貯蔵庫並みの倉庫に置かれて
いる。

#56 使用済み燃料のキャスク
キャスクは放射線を遮断しない。

#57 短時間の核廃棄物処理
核廃棄物が入ったキャスクは、公式には40 年間の耐久性があるという。

#58 専門家の口封じ
ゴアレーベンを最終処分場にするためにドイツ政府は、地質学者たちの口を封じた。

#59 ゴアレーベンの浸水
ゴアレーベンの岩塩採掘跡地にも地下水がでる。

#60 核廃棄物は最終処分場を破壊する
放射線は岩塩を脆くする。

#61 花崗岩層の亀裂
核廃棄物の処分には、花崗岩層でさえ動きすぎる。


#62 放射線の料理鍋
原子力発電所から鍋ができる。


#63 ロシアに押し付ける核廃棄物
グローナウ市のウラン濃縮プラントは発生する核廃棄物をロシアに押し付けている。

#64 幻想曲風に――月光ソナタ
月は遠く離れすぎている。

#65 核の錬金術
核変換も核廃棄物問題を解決しない。

ボーナス ♯108 冷戦
ゴアレーベンはニーダーザクセン州の旧東ドイツに対する復讐であった――漏水するモア
スレーベン最終処分場への。

ボーナス ♯109 地下に隠された死体
核廃棄物処分場アッセに、原子力産業は放射線で死亡した労働者の遺体の一部を処分し
た。

ボーナス ♯110 見せかけの調査
ゴアレーベン岩塩採掘跡地の「調査」は、最終処分場建設のためのカムフラージュにすぎ
ない。

ボーナス ♯111 殺しのライセンス
核廃棄物の最終処分場は密閉されていなくても良い、と環境省は決定した。



ボーナス ♯112 破裂するガラス固化体
ガラス固化された核のスープは破裂しうる。


ボーナス ♯113 ご都合主義
ゴアレーベン岩塩採掘跡の上にはそれを守る粘土層が存在しないと分かるや、最終処分
場にはそのようなものは必要ないという。

#66~#71+#114 気候保護と電力供給


#66 安定供給
原子力発電所は安定供給をしているわけではない。


#67 過剰生産
原子力発電所は無駄が多い。

#68 温室効果
原子力からの電気はCO2 フリーではない。

#69 気候保護
原子力は気候を救わない。

#70 非効率
原子力とは、純粋にエネルギー浪費のことである。

#71 電気の浪費
原子力は電気の浪費を促進する。

ボーナス #114 核融合という幻想
核融合は今日すでに活用することができる――ソーラーエネルギーの形で。それ以外の全
ては時間と金がかかりすぎる。

#72~#79 権力と利権

#72 補助金
原子力開発部門は数十億ユーロ規模の補助金を得ている。



#73 非課税の燃料
ウラン消費は非課税である。


#74 非課税の内部留保
原子力コンツェルンは、数十億の収入に対して税金を払う必要がない。

#75 ドイツの研究分野の阻害
核関連施設の廃墟のために数十億の研究費を費やしている。


#76 脱原発先送りの利益
脱原発の期限延長で利益を得るのは電力コンツェルンのみである。

#77 電気料金
原子力発電による電力が、電気料金を高騰させている。

#78 市場で生き残れない
新規の原子力発電所は採算が取れない。

#79 コンツェルンの権力
原子力は、エネルギー供給の中央集権構造と巨大電力コンツェルンの権力を強固にする。


#80~#87+#115 自由と民主主義


#80 自由の剥奪
原子力は私たちの自由を奪い、私たちの基本的人権を制限する。

#81 生存権
原子力は生存権を侵害する。


#82 警察の暴力
原子力反対の抗議活動を阻止するために国家は暴力を行使する。

#83 50 年間の争い
原子力は、数十年にわたり社会を分裂させる。

#84 コンツェルンによる政治
電力コンツェルンの政治への影響力が大きすぎる。

#85 国民の白痴化
「原子力がなければ電気が消える」という作り話を、電力コンツェルンは30 年以上も語り続
けている。


#86 望ましくないこと
誰も原子力発電所の隣に住みたくない。


#87 倫理
原子力の利用は倫理に反する。


ボーナス #115 法の保護なし
未来の世代は、法によって核の危険から保護されない。


#88~#93+#116 戦争と平和

#88 偽装プログラム
原子力の平和利用と軍事利用は切り離せない。


#89 高速増殖炉
「高速増殖炉」は、核兵器拡散の危険を累乗的に増大させる。


#90 汚い爆弾
核施設から出る放射性物質は「汚い爆弾」のために悪用されうる。


#91 攻撃の標的
原子力発電所は、攻撃の標的である。


#92 务化ウラン弾
ウラン濃縮の過程で生じる放射性廃棄物は、务化ウラン弾になる。


#93 ウランをめぐる抗争
原子力産業のウランへの渇望は、新たな争いを煽りたてている。

ボーナス #116 キャンパス内の爆弾の原料
ミュンヘン工科大学は武器になるウランをため込んでいる――大学の研究炉の燃料として。


#94~#100 エネルギー革命と未来

#94 再生可能エネルギー
100%再生可能エネルギーによるエネルギー供給は可能である。

#95 相容れない関係
原子力と再生可能エネルギーは共存できない。


#96 投資の障害
原子力は、イノベーションと投資の妨げとなる。

#97 2%のテクノロジー
原子力は、特筆に値するようなエネルギー供給を担えない。


#98 時代遅れの遺物
原子力は世界中で時代遅れの遺物である。

#99 雇用
原子力は雇用を脅かす。

#100 エネルギー革命
原子力はエネルギー革命を阻害する。


そして #101 あなたの意見は正しい!
あとは、あなたの意見が抜けています。
当然のことながら、他にも数多くの原子力に反対する十分な理由があることでしょう。それ
ゆえ、この101 番があります。あなたの持つ意見のために番号を予約してあるのです。もし
あなたが新しく、そして優れた理由をお持ちであれば、その出典とともに以下のアドレスに
お送りください:info@100-gute-gruende.de
(訳注:基本的にドイツにおけるキャンペーンですから、日本の事情をここに持ち込まれても
先方は困りますが、もし実際に送付される方がいれば、国際的な見地に立つ意見をお願い
します。なお、先方が判読できるように、英語かドイツ語でお送りください)




追伸――日本における原発事故について
日本の原発の破局的な大事故は、原子力をコントロールできないことを明らかにした。
津波や原発事故によりいつ帰れるかわからないまま故郷を離れなければならない方、健康
やもしかしたら命までも犠牲にして最悪の事態を防ごうとしている技術者や作業者の方、そ
してもちろん地震の影響を大きく受け、追加で放射能汚染に怯えなければならない日本の
市民の方など、日本のみなさんを思うと心を痛めています。20 年以上前からシェーナウ電
力会社は、チェルノブイリ原発事故の被爆者を支援しており、このような事故が人間に想像
できない苦しみを与えることを知っています。
原子力エネルギーの危険性についての多くは知られています。現在、日本からの情報は非
常に限られています。WWW.100-GUTE-GRUENDE.DE は日本の状況を調査し――信頼
できる情報源が見つかったなら――そこから導き出された知見により新しい理由をまとめる
予定です。


日本の状況に関しては100 の理由のうちとりわけ以下を参照してください:

#18 放射能の汚れ仕事
#25 地震の危険性
#28 保険
#29 破局的な大災害
#31 悪天候
#34 ホウ酸
#36 チェルノブイリより悪い事態
#38 故郷の喪失
#40 ヨウ素剤不足
#66 安定供給
#81 生存権
#87 倫理
#102 チェルノブイリ

以上引用終了。

さらに詳しい内容は↓こちら原文。


原子力に反対する100個の十分な理由(日本語版)

http://100-gute-gruende.de/pdf/g100rs_jp.pdf

シェーナウ電力会社のホームページ(ドイツ語)

http://www.ews-schoenau.de/

nice!(6)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース
メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。