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「安全委、直ちに交代を」=東大教授が痛烈批判-低線量被ばく部会で・東京 [児玉龍彦]

☆第4回低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ 。児玉龍彦先生の学説に長滝氏、丹羽氏など低線量被曝を軽視する疫学者たちが猛反論。。論争(神学論争?)になってます。↓多勢に無勢、児玉いじめ?児玉つぶし?状態。
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111125第4回低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ




児玉:「Y90よりもBi213などのα線付加抗体医薬を入れるとマウスの癌は極端に抑制された。ただしα線傷害により肝臓癌を誘発することが知られており実用化できていない。」
児玉「チェルノブイリ甲状腺癌の7q11変異。最近はゲノムワイドに全部見れるようになってきて、甲状腺癌の変異は同じ様なところで起きていたが、チェルノブイリの放射線による癌だけでは7q11が特異的に変異していた」
児玉「オークリッジなどの従来の研究では「修復されればOK」だったが「修復される時にコピーミスが起こる」ことが明らかになってきた」
児玉「チェルノブイリ膀胱癌の様にエピジェネティックな修飾が癌化に寄与している。KとCsは体内でのチャネル機構にも違いがあり、動態が似ているので「同じ」という考え方は間違い」
児玉「この様なリスクに関する最近の知見を踏まえ、除染に関する5つの事を今日は提案したい。」 :
児玉「①除染の基本は取り除く事。特に屋根などが重要。室内の掃除等は効果が薄い。普通の屋根では洗浄は困難。屋根の取り替えが必要。政府と東電は決意と覚悟を持ってお金をかけないと住民は疲弊するだけ」
児玉「3.8μSv/hで良いという文科省の指針は無責任極まりない。見積りでは500万円程度、(内訳として放射線物質処理費が200万くらい)」
児玉「②測定?、今の原子力委員会はSPEEDI、メルトダウン、等国民の信頼を全く失っている。事象発生後に安全基準を変えたのも論外。直ちに 全員交代して欲しい!

児玉「③森林除染、福島の7割は森林。浜通りの除染に森林除染は不可欠。低レベルな汚染物質の人工バリア型の保管場を設ける。バイオマス発電と絡めて再生をはかる。」
児玉「ただし、セシウムを封じながら木を燃やすのはテクニックが必要。が、それらは既に完成されつつ?ある。フィルター等工夫すればできる。」 児玉「④高速道の整備、児玉「⑤新しい町。大変遺憾ながら、高線量地域は除染が不可能な場所もある。信頼に足る施策者による移住先の開発も必要。」:
質問者「外部被曝か内部被曝かは区別はないと思う?。具体的な線量による切り分けが必要なのかなと思いました」
丹羽「KとCsが違うというお話は奇異」
児玉「水俣では無機水銀と有機水銀を分けたのがダメだった。Csは非放射線と放射線で原子半径等も違うのでシミュの時はパラメータを変えないといけない、ぐらい違う、、
丹羽「細胞内の挙動が違うのは判りました。でもガンマ線は透過力が高く細部の挙動は関係無いのでは?」児玉「距離の二乗に反比例します」:
丹羽「膀胱の上皮にあたる線量はKもCsも変わらない、区別するのは困難。Kはそもそもある。それに6Bq論文は前立腺肥大患者なので疫学的にもおかしい」
児玉「先生の議論はよく存じております。1つ1つ答えます」:
こだま「先ずセシウムのトランスポーターの挙動はまだ不明。。。。」
(丹羽割込んで)「疫学では他に膀胱癌は出てないですよね、セシウムが原因と結論付けるのは時期尚早」児玉「多分それほど議論は違わないと思う、、」
丹羽「6Bqというのは1つの原因だけをピックアップしてますよね、リスクがあるというのは問題」
児玉「勿論そうです。ただしリスクが無いという結論も出せませんよね。仮にリンケージであれ、なんであれ病理学的に「関係無い
児玉「、リスクとして可能性がある以上、防護が必要無いという立場は完全に間違いだと思う。放医研の反論も私は聞いて信じられませんでした。
丹羽「甲状腺は疫学で結論が出た。膀胱癌は疫学ではまだ出てない。それが事実。それが大事。」
児玉「疫学は年数が経って条件がそろったら結論が得られるかもしれないが、今必要なのは未来の予測。」

長瀧「質問をハッキリさせたい。「膀胱癌は疫学的な結論」が出されていますか?」
前川「25年経ってますのでおわかりですよね答えて下さい」
児玉「疫学的では当初間違えましたよね?それが答えです。」
こだま「今日と同じ間違いがかつて起こりましたよね」
長瀧「それはちがうんですよ先生、当初からそういう懸念はあったんですよ。懸念を言ってる人も居た。4年たったらそういう発表も出たでしょ
児玉「25年経って未だにゲノム研究をしてゆくと初めて変異が見えてきた。ですよね?、疫学の検出感度が理想的に良ければ良いですが、病理学的に見るとより高感度で予測が立てられます。SPEEDIと同じです、
前川「あ、先生、すいません、大変時間かかってますので、、そのへんで、、他の方の質問があればそちら、ああ、じゃ、そちらの先生どうぞ、、」
丹羽「あの論文がホントなら疫学でも見えるはず。おかしい」
児玉「学術論文に反論がある時は、きちんとした反論を投稿して下さい。皆さんもご見識のある方々
児玉「反論があるなら正々堂々と投稿するのがスジ、HPに無記名でこっそり載せるのは卑怯」
丹羽「医学のあゆみに反論したら私のはリジェクトされた。」
前川「あ、先生、その話も別途して下さい。ここでは別の話題を
、児玉「お金のある人は自分で検査できるかもしれない。でも普通の人はムリ。やっぱり市場に出るまでの段階で生産者の側で対応すべき。。。
児玉「例えば浪江では常磐線を挟んで線量は全く違う。年齢によっても意見は違う。町長とも話したがやっぱり除染と新しい町は両方必要なんじゃないか?と思う。マイナスからの再出発は大変。リソースを活かすのが重要かと
児玉「大臣に御願いしたいのは、住民の無力感を考慮してほしい。現地では何も動けない。原因の1つは予算。そしてスピード感。大臣も話を聞いて欲しい。住民の犠牲の上に風化しかかっている。そして信頼される専門委員会が必要
児玉「今の無気力、無関心の原子力委員会では仮に細野大臣がどんなに頑張ってもムリ。メンバー交代が必要」細野「、、メンバーについては、、とにかくもう一度頑張る。除染は陳情ではない。本来こちらが御願いすること

「安全委、直ちに交代を」=東大教授が痛烈批判-低線量被ばく部会で・東京

 東京電力福島第1原発事故で、放射性物質による低線量被ばくのリスク管理について議論する政府の作業部会の第4回会合が25日、東京・霞が関で開かれた。専門家として招かれた児玉龍彦東京大先端科学技術研究センター教授が「今の原子力安全委員会は直ちに交代するべきだ。住民に信頼される専門委員会を作ってほしい」と訴えた。
 児玉教授は、文部科学省が運用する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の結果がすぐに公表されなかったことや、炉心溶融(メルトダウン)の発表が遅れたことを批判。「原子力安全委が責任を放棄した」と指摘し、「国民から信頼される官庁を再建するには、これまでの原子力政策に関与していない清新な委員会が必須」と強調した。(2011/11/25-21:58)
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☆↑この「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」について日弁連が批判する会長声明を発表しています。↓
どうもこのWGの構成員は、広島・長崎の原爆被爆者の健康影響の調査研究に携わる研究者が多く、低線量被ばくの健康影響について否定的な見解に立つ者が多数を占めているらしいです。
児玉先生に対する執拗な批判攻撃も納得です。

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低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」の抜本的見直しを求める会長声明

本年11月9日、第1回「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」(以下「本件WG」という。)が開催された。
本件WGは、本年8月25日に政府が設置した放射性物質汚染対策顧問会議(以下「顧問会議」という。)の下に設置されたものであり、警戒区域や計画的避難区域の解除に向け、低線量放射線による住民の健康影響や、放射線の影響を受けやすい子ども・妊産婦にどのような配慮が必要かについて、12月上旬まで1週間に2回のペースで集中的に議論し、その結果を政策に反映させるという。



低線量被ばくの人体影響については、専門家の間でも大きく意見が分かれている。
低線量被ばくとは、累積しておおむねゼロから約100ミリシーベルト(mSv)程度までの被ばくを指すと理解されている(米国科学アカデミー「電離放射線による生物学的影響」調査委員会報告 BEIR-VII2005年等)。このような低線量域での被ばくについては危険性が無視できるという見解と、これ以下であればがんなどが発生しないというしきい値は存在しないという見解が併存し、科学的にも決着が付いていない。



ところが、本件WGの構成員には、広島・長崎の原爆被爆者の健康影響の調査研究に携わる研究者が多く、低線量被ばくの健康影響について、これに否定的な見解に立つ者が多数を占めている
しかし、原爆症の認定をめぐっては、これらの研究者らが関与して策定された審査方針に基づく判断を覆した裁判例も少なくない
例えば、広島地裁2006年(平成18年)8月4日判決では、上記審査方針では認定されなかった41名もの原告全員について原爆症と認められ、その中には、被爆後13日目(8月19日)後以降に広島市内に入って医療活動に従事して後年がんを発症した低線量被ばく者も含まれていた。
度重なる国敗訴の判決を受けて、2008年(平成20年)3月には審査方針が改定されたが、その後も国は敗訴を続け、東京高裁2009年(平成21年)5月28日判決は「審査の方針(13年方針)は原爆症認定の判断基準として相当とはいえない」とも判示した。
同年6月には審査方針を再び改定しているが、その方針でも救済されない被爆者についても原爆症と認める判決が相次いでいる。
このことは、本件WGに参集した委員が含まれた審査会で策定された方針では、低線量被ばくのリスクを十分に評価していない可能性があることを示している



本件WGの人選は、顧問会議の座長が一方的に指名できることになっており、本件WGの会合もマスコミ関係者を除き、一般市民は傍聴もできず(第2回からインターネット中継はされている。)、議事録も公表されていない(11月24日現在)。



事故後の政府の対応は、既に国民の間に抜きがたい不信感を形成しており、今回のような方法を採ること自体が更なる不信感を招くことは明白である。



低線量被ばくのリスク管理については、国民の関心も高く、このような重要な政策課題が、このように市民に開かれず、公正であるとは考えられない構成員により短期間の議論のみで決定されるのは看過し難い
低線量被ばくの影響が現れるのは数年から数十年後であり、今科学的に解明されていないからといって後に影響が現れる可能性がないとはいえない。影響が現れた後に、「あのときに対策を講じておけばよかった」と後悔しても遅いのである。

そもそも、低線量被ばくのリスク管理のような科学者の間でも見解が分かれるような課題は、科学者だけで決定できる性質の問題ではない。
将来に禍根を残さないようにするために、社会全体として、そのリスクをどの程度受忍できるのか、今、被ばくの低減や健康被害の防止のためにどのような対策を取るべきかなどについて、幅広い分野の専門家も交えて、十分な議論を尽くした上で社会的合意を形成することが求められている。
そのためには、本件WGは、低線量被ばくのリスクも無視できないという立場に立つ研究者はもちろん、被災地に居住している、又は居住していた市民、被災者の支援に関わってきたNGO、弁護士会及びマスコミ関係者の参加を保障するとともに、議事を公開し、広く国民の意見を聴取した上で、合意形成を図らなければならない。


よって、当連合会は、政府に対し、閉ざされた「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」を即時に中止して、多様な専門家、市民・NGO代表、マスコミ関係者の参加の下で、真に公正で国民に開かれた議論の場を新たに設定し、予防原則に基づく低線量被ばくのリスク管理の在り方についての社会的合意を形成することを強く求めるものである。


2011年(平成23年)11月25日

日本弁護士連合会
会長 宇都宮 健児

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110812 東京大学最先端科学技術センター所長 児玉龍彦 教授 講演 福島原発事故に対する緊急提案 [児玉龍彦]

☆2011・7・27衆議院厚生労働委員会・厚生労働関係の基本施策に関する件(放射線の健康への影響)において東京大学最先端科学技術センター所長 児玉龍彦 教授が訴え、提案されたことについてさらに詳しく説明されています。
15日に総理に呼ばれたそうですが、児玉先生の必死の訴えがどこまで聞いてもらえたのか・・・・


「妊娠可能な女子の内部被曝は1mSv以下、妊娠可能な女子の腹部での汚染量は2mSv/年以下と決められている。福島原発事故が起こってから行われてい​る議論で、このような子供と妊婦を守るという議論が全く行われて​おりません!」
「日本の国土というのは、すべからく、子どもと妊婦を最優先する責務を科学者も政治家も経済人もマスコミも責任を負っている」 
「かなりの食品の中にセシウムが入りこんでいる。子供と妊婦が安心して生きていけるために、全力を挙げて、意見の違いを捨てて!」

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▽110812 東京大学最先端科学技術センター所長 児玉龍彦 教授 講演 福島原発事故に対する緊急提案


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▼会見内容要旨

国会で説明した事に補足を加えての説明と、国会の話から一歩進めて提案したいと思います。
放射性物質が放出された時に私どもが一番心配するのは、内部被ばくという遺伝子を傷つける事です。
昔の考え方と今日では、ヒトのゲノムが読まれてからは一変するような状態になっております。チェルノブイリの甲状腺がんにおいてチェルノブイリに特徴的なもの、ミュンヘンのグループはゲノムの全体の配列の中の変異をみることによって、チェルノブイリの約4割の子どもに染色体の7番が3つになっている。
放射線などで遺伝子が着られると切られた後に一部重複して、遺伝子が2コピーになってしまう。
もう一つが1コピーで、合計3コピーになる現象が知られています。
チェルノブイリの子どものサンプルを調べますと、非常に特徴的な7q11という領域がコピー数が3つになっていると言う事が見付けられました。
昔はゲノムという染色体の事が良く分からなかったので、低線量の被ばくというのが確率論であったり、修復する機能があるんだと言われてきました。
しかし、ゲノム科学でみますと、DNAの切断が起こると、一定の率でパリンドローム変異がおこり、それが原因となって遺伝子が活性化される。 それに刺激されてレット遺伝子が活性化されて、さらにそれから10年とか20年経つと、もう一つの遺伝子が変異を起こして癌化すると言うメカニズムが、かなり決定論的なメカニズムとして分かるようになってきました。アルファ線のトロトラストで、これは医学品の薬害でありまして、実際に使ったのが何時か分かっておりますので、何年位でアルファ線の障害が起きるかというのがよくわかります。
ドイツ人で20年後、日本人でも20年ということで、最初にトロトラストを使ってから、その放射線の障害で実際に癌化が起こるのには、20年の年月がかかると言う事です。
それで、よくアルファ線の核種を飲んでも大丈夫と言われますが、これは殆ど、ネズミとか犬で行われている実験で寿命が2~10年の動物で行われているのです。
2~10年の実験ではこのように20年以降人間に起こる放射線障害というのが分からないのは
寿命の事でありまして、われわれが、内部被ばくを問題にする時には人間での内部被ばくを問題にしなくてはいけません。
このトロトラストは肝臓に集まって肝臓で障害を起こします。
チェルノブイリの甲状腺がんはヨウ素が甲状腺に集まって癌を作っていきます。
今までの低線量被ばくの議論で、一部に疫学や統計学での証拠が必要だと言われますが
疫学や統計学というのは、一つの経過が終わった後にそこから原因をみるという学問的作業であります。
甲状腺がんの場合もこの問題が如実に表れまして、実は91年ごろに甲状腺がんが増えてきていると言う事をウクライナ・ベラルーシの医師が報告したときに、ロシア、日本、アメリカ、の学者は「疫学的に明らかでないからはっきりした事は言えない」と、言ってました。
それが実際コンセンサスとなったのは2005年4000人と言われる甲状腺がん、15人の子どもの死亡例が出た後にはじめて、疫学とか統計学でコンセンサスになるという事になった。
それで、今我々が、福島原発の後で考えなくてはいけないのは、これから起こる障害や事態を予測する。シュミレーションするという事を積極的に行って、この事態に対処すると言う事が、非常に大事だと思っています。
ヨウ素131は半減期が8日です。
大体一か月で10分の1に減りますから、2カ月で100分の1、3か月で1000分の1になりますので
今日ではほとんど検出できません。
先程予測の問題が非常に重要だと申し上げましたのは、3月15日にヨウ素が大量に放出されていた時に実際には我が国は、128億円かけてスピーディというスーパーコンピューターの予測システムがフルに稼働していました。
私も、スーパーコンピューターを使う仕事をしておりますので、同業者の動向はよく知っておりまして、スピーディーが完全に地震とその後の混乱の中でコンピューターとしては稼働していたという事をよく存じております。
それにもかかわらず、今出ている様々な報告をみますと「スピーディーの予測という入力されるデータが十分でなかったから発表されなかった」という見解が出ていますが、これは非常に大きな間違いです。全てのデータが揃った場合にはこれは予測ではなくて、我々は実測と呼びます。
今、コンピューターを使う必要性というのは、少ないパラメーターで最適の予測をやるというところに非常に大きな能力があります。
現にスピーディで行われていた予測は、その後、飯館村などの放射線を含むプルームの移動を非常に正確に予測しております。実際に南相馬に支援で入って感じましたのは、南相馬の多くの方があの時点で海沿いの線量の低い所から飯館村の方に避難したと当日にプルームの非常に多かった所に行ってしまった方がいらっしゃいます。
こういう事を避けてこれからの放射線障害を予測するという事が、科学者に対して課せられたもっとも大きな使命であり、全ての関係の方々が様々な科学論争での見解を捨てて、これから起こる事態に、どういうふうに子どもや妊婦を守っていけるかという事を真剣に考える段階になっているのではないかと思って国会で発言させていただきました。これから最も大きな問題になると現在考えていられる事はセシウム137です。
これは土壌その他の調査で現在最も多量に検出されている核種です。
30年という長い寿命を持っていますから、これからかなり長期にわたって検討すべき問題です。
日本の土壌では土の流出が約40年で半分起こるとされており、半減期が30年ですので
普通の田畑が半分になるのに17年かかり、今後一番の問題になります。
チェルノブイリでは、大体、尿中に6ベクレル/リッタ―位セシウムが出る地域では かなりの方が増殖性の膀胱炎になり、非常に多数の方に早期の膀胱がんが出来ると言う事が報告されています。この事実が非常に心配だと思いましたのは、厚生省の研究班が、5月18日から6月3日に行った検査で福島市、二本松市、相馬市、の7名から1.9~13.1ベクレル/リッターのセシウムが検出されたと言う事が報告されています。
これらのレベルからみますと、セシウムによる健康障害を予防していくという事は、待ったなしの課題であります。
特に、被災初期にヨウ素131をひょっとしたら吸引しているかもしれない子どもなどにおいては、特別の重点的の注意が必要ではないかと思っております。
東大のアイソトープセンターでは事故の後1時間ごとに測定したり、東大の様々な水、土壌、農場の農産物等の測定を全力を挙げて行いましたが、約1ヶ月ぐらい経った頃から測定を全部自動化して1時間の測定の物は本部でウエブ上で全て提示できるように体制が整いまして、5月から南相馬への支援を開始いたしました。
20K圏の幼稚園や学校より、30K圏の方が線量が高い。
毎朝バスで1700人の子ども達が、100万円のスクールバスで線量の高い方へいっている事態に遭遇しました。
この事は非常に問題ではないかと、原子力対策委員会に相談しまして、原子力対策委員会も、
この20K圏30K圏の指定をどのように解除して子どもたちを守るかということを検討しています。
しかしながら、この議論は実際には保障問題とリンクしている。
国会などで、強制避難は優先的に支援するけどそれ以外は後回しという事になっていますが
、これは、実際には汚染を受けたのは住民であります。
高い線量を受けたり避難をしていると言う事は強制であろうとなかろうと、これは基本的に住民被害として保障されるべきものであり、補償問題と被ばく問題を切り離して、子ども達が多くの被ばくを受けないように一刻も早く手を打って欲しいと痛切に感じております
一般的な線量計測というのはほとんど意味をなさないという事です
室内で下に向けて線量を測ると0.2μシーベルトであるのが、上に向けて測ると0.45μシーベルトと線量計を上に向けたらバッと線量が増えてしまう。
屋上に上がって測ってみますと、屋上は33μシーベルトというようなところが沢山出てきます
それは、セシウムが土などの粒子にくっついてが雨のたびに流れて濃縮されていきます。
こういう事態から私どもが考えましたのは、一律の線量区切りだとか、一つの数値で代表的にやるようでは、今の事態に対処できない。
ですから、細かく測定して住民と一緒に考えるということが必須なんではないかという事を痛感いたしました。
この線量ならいいのではないか、この線量なら避難じゃないか、いろんな方がいろんな事を言っていますが、これは現地の実情にあっていません。
ところが、福島原発の事故が起こってからの議論で、このような子どもと妊婦の議論が全く行われていません。
私は・・・日本の国土というのは、すべからく、子どもと妊婦を最優先しなくてはならないという責務を、科学者も政治家も経済人もマスコミの方もすべからく負っていると思います。 今は、様々な意見の違いを超えて日本国民が総力を挙げて、この子どもと妊婦が安心できる日本の国土を作り上げるために、力を挙げる時だと思っています。国会でお願いした事も、その事の一点に尽きます。
それで、実際の除染に入ってみまして、二つの事にすぐ気付きました。
滑り台の下とか子どもが触る部分の除染はすぐにできるが、なかなか0,5μシーベルト以下にならない。
妊婦や子どもに安全な量になかなかならない。
これはガンマ線が100メートル位の距離でまわりからきますので、こうした子どもが口に入れてしまうような緊急な除染活動だけでは、本当に妊婦と子どもが住める日本の国土に復旧すると言う事は、不可能なのではないかということに思い至りました。
そのために、緊急の除染だけでなくて恒久的な除染が非常に大事だと思っています。
一つだけ緊急の除染に関して申し上げますと、緊急な除染をお母さんや先生がやる時に、必ず内部被ばくに注意して下さい。
マスク、手袋、長靴(側溝など)それから、作業中の飲食禁止。
一番大事なのは、高い線量のところは、まず、線量計で測って専門家が取り除いてから、お母さんや先生が除染に当たると言う事を必ず守って欲しい。
長期の土壌汚染に関しては様々な問題があります。
そして、住民が農耕し、生活し、働き、住み、家族と一緒に過ごしている土地ですから
ここの判断というのは基本的に住民の方が判断する必要があります。
その時に考える事は、私の家はどうなっているか、学校はどうなっているかという正確な汚染マップです。
これは空からの汚染マップが必要だと感じています
家の周りを知りたいとメールもいただいています。
空からのマップ作りは無人ヘリコプターで採れば細かいものが取れる。
汚染されているすべての自治体にすぐやる課を作ってもらって、依頼があったら測りに行って欲しい。
どの程度までならどの程度の除染が出来るか調べていただきたい。 平均値でここを汚染地域にするとか強制収容と言われている。 これは絶対にやってはいけないことです。 自治体ごとのきめ細やかな対策を作る。 そのために信頼される委員会を作っていく。 残念ながら今までの不祥事がある方にはこの委員会には入って欲しくない
わたくしここで一言訂正をさせていただきます。
国会で違法行為をしていると言う事を申しましたら、専門家の方から「違法行為を奨励する発言を東大教授としては行わないように」といわれました。
現地でお母さんたちや先生が、扱うのにはふさわしくないような高い線量の物がありますと
教育委員会の方と相談して、このようなアイソトープ協会指定の密閉度の高いドラム缶に
二重のビニール袋に入れて東京に持ってきて分析するという事をやっています。
それはなぜ必要かというと、実際にどんな核種があり、どのような物にくっついているかを知るという事も一つありますが、実際にその場で緊急避難としてお母さんや先生に渡してくる訳にはいかない。
東大では一応センター長であるわたくし。
これは除染に熱心です。
除染にかかわっていない研究者。事務の責任者。
この3者で容器に詰め第1種取扱放射線主任が全行程に付き添って管理するという事で
住民の方に迷惑かけないという方法でやっている。
日本の中にどういう技術があるかという一例を申し上げますと、島津製作所の北村さんというこの世界の第一人者、このような機械。
要するに流れ作業で50ベクレル/kgの測定するような機械は、大体3カ月あれば作れるという事を聞いております。
そうすると、もし6月にスタートすれば収穫期の9月までにできるかと思っていたのですが
実際には今、もう、8月です。
それで、総理大臣には島津社長の所に行って、1か月でやってくれと頼んでいただきたい
いろんな会社のいろんな意見があるでしょうが、現実にはそれだけ急を要しているという事です。
今、マスコミなども何かの汚染物が出るたびに大騒ぎしてそれを追っかけていますが、
現在様々なところで子どもの尿などからセシウムが出ているという事が報道されています。
ということは、かなりの食品の中にセシウムが入り込んでいます。 ですから、食品のチェックというのは待ったなしの問題になっていると思います。実際には問題になりますセシウムの処理につきましては、現在粘土鉱物との強固の結合が70%になっています。
封じこみ構造での埋め込みが中心になっています。
低レベルの放射性廃棄物を封じ込めるという考え方です。
日本の土木会社のノウハウを一刻も早く引き出して、この知見を生かしていってほしい。
力を合わせれば必ず日本の国土を取り戻せると思っています。




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ニュースにだまされるな8/6「放射能汚染 なぜ拡大したのか」 [児玉龍彦]

ニュースにだまされるな8/6(土)「放射能汚染 なぜ拡大したのか」1/7

司会 金子勝
ゲスト 田中俊一(元日本原子力学会長)
児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター教授)
黒部信一(小児科医)
菅井益郎(國學院大學教授)
















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放射線:「除染急げ」 児玉龍彦・東京大アイソトープ総合センター長 

7万人が自宅を離れてさまよっている時に、国会は一体何をやっているのですか!」。東京大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦さん(58)が7月下旬、衆議院厚生労働委員会で国の放射線対策を厳しく批判したことが反響を呼んでいる。がん治療薬開発のかたわら、「行動する研究者」として福島県南相馬市で除染活動を続ける児玉さんに、政府がなすべきことを聞いた。【聞き手・青野由利論説委員】

 --今回の汚染はこれまでの考え方では対応できないと指摘していましたね。

 ◆私たちの推計では、福島第1原発からの放射性物質の放出量はウランに換算して広島原爆20個分に上ります。しかも、原爆に比べて放射線の減り方が遅い。少量の汚染ならその場の線量を考えればいい。でも、総量が膨大な場合、粒子の拡散を考える必要があります。これは「非線形」という難しい科学になり、予測がつかない場所で濃縮が起きる。だから、稲わらによる牛肉のセシウム汚染や、お茶、腐葉土の汚染といった問題が次々出てくる。

 --食品の汚染にどう対応すればいいですか。

 ◆最先端技術を使えば、たくさんの食品の汚染を一度に画像で判定できます。こうした分野で日本の技術は世界一です。メーカーに聞くと3カ月でできるという。それなのに政府は何の対策も打っていない。これから、コメや海産物の問題も出てくるでしょう。食の安全を支えるために、最新の測定装置を緊急に開発し、各自治体に多数並べ、流れ作業で検知するといった対策が必要です

 --子どもがいる人は家の周りや学校の放射線にも不安を抱えています。

 ◆被災地のすべての自治体に「測定すぐやる課」と「コールセンター」を置くことを提案します。電話を受けたら、20~30分でいいから、家の周りや子どもが行く場所を一緒に見て回る。線量が高い場所はパッパと除染する。南相馬では、子どもだけを避難させ、家族がばらばらになっている人たちがいますが、海側などでは線量が低く、子どもがいても大丈夫な所はある。それをきちんと見て、緊急避難的な除染は「すぐやる課」が手伝うことです。

 --低線量による内部被ばくの問題は専門家の間でも意見が異なり、混乱が生まれています。

 ◆がんは何十年かの間に複数の遺伝子変異が重なって起きます。チェルノブイリ(原発事故)でも、子どもの甲状腺がんの増加が統計学的に確かめられたのは20年後です。時間がたたないとわからないので、今「安全」か「危ないか」に決着をつけるより、「測定と除染」に徹することが大事です。 
--国会では、局所的な緊急避難的除染と、地域全体を対象にした恒久的除染を分けて実施するよう主張しました。

 ◆子どもたちが安心して暮らせる環境を作るために、幼稚園などで緊急避難的に除染をしています。でも、側溝を洗った水は環境中に残る上、線量を下げるのにも限界がある。これらを根本的に解決する恒久的除染は巨大な事業になるので、「除染研究センター」を作り、まず問題点やコストを評価する。そして日本の総力を挙げ、最高の除染技術を福島に結集する。除染の方法などは住民の意見を取り入れて決める。利権がらみの公共事業にしてはだめです。何十兆円も出して「これしか除染できませんでした」ということは、日本の財政状況では許されません。

 --緊急事態に、国の動きは遅すぎますね。

 ◆私たちは、除染した後の土を残しておけず、ドラム缶に入れて持ち帰っていますが、本来は法律違反です。現行法が今回のような事態を想定していないからです。旧来の法律で手足を縛られたままで、どうやって子どもが守れるでしょう。まき散らされた放射性物質を減らすために、法整備をしてくださいと言ってきました。それを4カ月もやらずに、国は何をやっているんですか、ということです。>「食品の汚染検査」「測定すぐやる課とコールセンター」「緊急の除染」「恒久的な除染」、この四つをぜひ進めてください。 ◇「国会何やってる」 委員会発言、ネットで話題に
 児玉さんは東大医学部卒業後、内科医として臨床と研究の両方に携わってきた。96年から東大先端科学技術研究センター教授としてシステム生物医学を研究、11年からは同大アイソトープ総合センター長を兼務している。

 アイソトープ(同位元素)を使ったがん治療薬開発に取り組んでいるため、内部被ばくにも詳しい。原発事故後、福島県南相馬市の依頼で毎週末、現地に足を運び、幼稚園などで放射線量測定と除染作業を続ける。

 7月27日、衆院厚生労働委員会に参考人として出席。食品の放射能汚染で不安が広がる中、食品の放射線量測定に全力を注がず、子どもたちを守るための法整備も怠っていると、国の怠慢を厳しく批判。「放射性物質を減らす努力に全力を挙げることを抜きに、どこが安全だという議論をしても国民は絶対信用しない」と訴え、対策を具体的に提言した。その様子が動画投稿サイトなどで紹介され、話題となっている。

毎日新聞 2011年8月7日 21時54分(最終更新 8月7日 22時45分)

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児玉龍彦教授・桜井南相馬市長 共同記者会見 [児玉龍彦]

児玉龍彦教授・桜井南相馬市長 共同記者会見



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会見要旨

桜井「3月11日以降、原発事故で南相馬市も最大の被災地の一つであるが、多くの面積が汚染された地域になったと。で最初の10km20kmの線引きだったが、この線引きが果たして客観的な科学的根拠があるのかを求めてきたが根拠なしだったと
桜井「SPEEDiで証明されたが、同心円状で様々な障害不安を受けたが、今の放射能が撒き散らされた南相馬を除染月間としてより安心できる環境を取り戻す作業に取り掛かると。ただ我々は専門家ではない。今回は児玉教授に5月から調査等をご教授いただいた」
桜井「その上で短期長期での除染と恒久的に続けるべき点について専門家集団、児玉先生らに協力いただいて、将来的には市民に戻っていただきたいと。でそのステップとして今回の作業にとりかかる」
桜井「後ほど児玉先生からも詳細についてお知らせしたい。、南相馬は残念ながら牛肉汚染の問題で一番発信されているところ。当時はマスコミは退去する状態で情報が届かない状況、で7月に様々な農産物などの問題が出てきた、と全国で問題になっている」
桜井「被災地で我々は専門家の意見をいただきながら除染を進めていく。以下、児玉先生からのお話に。でその後質疑に」
児玉「東大のアイソトープ関連の所長。1時間ごとの測定やキャンパスの測定や農場の検査を実施して4月頃から大体出来るようになり5月に南相馬に。で幼い子供が心配だということで、教育長とも相談して幼稚園保育園の測定除染に協力している。」
児玉「基本的には住民主導であるので要請があるところで実施する形。住民の総意や発意に協力する形。今後も協力をしていく。」
児玉「除染については、二通りあると。第一には緊急の除染、例えば保育園などでは滑り台などでは誇りなどは流され易い、で片方にたまって高い線量が出るのでこれらを緊急に行う、要するに小さいお子さん、特に内部被曝の問題で対策になると」
児玉「子供さんが接するところを緊急に行うと、で教育委員会とも協力。この1ヶ月で多くのことを学んでいる、で緊急除染の限界も感じている。線量計を上に向けるほうがばい高い、つまり屋上に溜まっていると。で見ると33マイクロなど出てきた」
児玉「なので緊急の高いところでは専門家が協力したほうが安全であると。で実際にしていると一部の部分や雨樋などでは高圧洗浄機ですぐに落ちるが、高いところはある程度カットした上で行う方法。で注意の際には実際する方の内部被曝」
児玉「でまとめると、マスク手袋長靴で飲食禁止、線量計で見て相談、と危険を回避して行っていただきたいとお願いして緊急除染をしてきた。」
児玉「で緊急除染をしていると限界も見えてくる。ある程度以上は下がらないところもある、土壌や森などで全てかかっているのでそれを全体的に落とす必要がある。現在のステップでは緊急除染から、緊急は任せて、我々は長期のプランニングでは」
児玉「長期では住民の権限が重要な問題になる。建物などになるので、前提として地域の詳細な汚染マップの必要性、これからになるが、空からの線量測定では見落としていた部分も分かる。細かい部分を低い高度で見るように精度が必要」
児玉「で地域全体で、どのような汚染箇所があってもれなくしていくような形が必要。で除染技術の情報供給が必要、一つには客土という手法、また化学的分離、プラントでセシウムだけを抜いて戻す方法あるいは田んぼで水を入れて個々で化学処理など。」
児玉「で、化学処理前提の他、植物で吸い上げるハイトリメデイエーション(?)など。畑などは洗ってしまうと流れ落ちてしまうので、数年植物を植えて除染するなどの方法もある。このような情報を入るようにすると。各戸の汚染状況の判明や除染の方法について」
児玉「カドミウム除去での手法も参考にして。、緊急除染をしながらジュウミンが出来るようにする資料を出す必要。で次の段階では除染の時にいかに近隣住民を守るように。土木作業ではホコリの問題もある。またプラントをどう作るか。一定距離で必要、車載もありでは」
児玉「「最後は汚染物の処理の問題、実際に可能なのは客土か。土の部分に付いているのでそれをどうするか、シートなどにくるんで客土でないと当面は難しいか。で計画になると一時的な処分場所が必要。」
児玉「これらは自治体の責任でいつまでもやるというわけではなく、国や東電などの事業者の考えが必須になると。で緊急除染と長期除染の処理について市の要請に答えて実施していきたい」
桜井「で、現在の先生方との関係を深化させながら、市民が安全に生活できるような環境を作っていきたい。意見などあれば。」
岩上「先生がこちらでされていると、南相馬のエリアで継続ということだが、他の福島などの飛散の地域もあるが、そうした地域の除染アドバイスなどは。また汚染具合の測定などはどのような方向でしている、協力していくのか。
児玉「福島医大や、長崎広島などの協力も。東北大の協力もある。いわきでは筑波など。我々東大は南相馬で弱いのではないかと思って、支援が弱かったと思い来たと。いろんな機関が行っている。アイソトープセンターの援助がなかったと」
児玉「「他のところの要請もあるのでできるだけ答えていきたい。」
岩上「自治体ごとで来る研究者などで異なる可能性もある。一律ではない可能性も」児玉「全国のアイソトープの代替で議論している、ので共有ができているが、学問的にはいろんな見方があると。直面した初めてのことであるのでやれるところから行うしか無いと」
児玉「教科書通りよりも手探りで出来ることからやっていくのが重要であると。で問題が出てくればお互いに協力するべきだと」
岩上「福島市では、県や医科大・・・。」児玉「他の方に」
記者「今の除染での、限界や・・・・子供の健康がどのように・・・・
桜井「2kmメッシュでは不安は払拭できないと、極端には10mメッシュと言われる。できるだけ低空から調査する中で高いところを見るマップを作って市民に安全な場所を知らせて判断というのも考え方。で適切な方法をアドバイスすると。」
桜井「予算を考えていては何も出来ない。住民の理解は得られると。」
児玉「同心円状の件では、国会でも実測値ベースにするべきだと。で変えていけるようなルールにするべき、で住民がっ自主的に出来るようにして欲しいと。政府が汚染したが全て指図するのはおかしい。即刻するべきこと。驚いたのは線量の高低と状況の不一致。」
児玉「現在細野大臣らも積極的に動いている、子供を守るという点でベストな選択をしている。9月に間にあうためには今準備が必要、科学的な考えが必要であると」
記者「期間はいつまでで何人ぐらいか。」
桜井「最初、来年までの最低限の除染を行うということで予算、で最低限は出来るようにしている。」
児玉「「最初からだいぶ変わっている。線量計の使い方を教えている段階から、職員の方も慣れて、住民の方のほうが熱意がある。教育委員会が中心的になりつつある。で除染の専門業者もいるので今後はプロが入ってくると。」
児玉「これからは市の政策や、マップ作成などの協力チェックなど。業者の実態の調査など、役割が変わりつつある。日々の積み重ねで驚くほど変わってきている。」
記者「法整備という点では」桜井「国のほうが全く進んでないので、こちらで進めていくと。現場でできることをしないと市民の混乱が大きくなる。現場での対応には支援をしていけるような法整備を。」
児玉「私自身、障害防止法など、これらを徹底させていくと。ただ今の事態では全く別の法律が必要。園庭のものを運ぶと法律違反にもなってしまう状態が続いている。、立法府でも強調したが、今ほど見識と責任を問われている状況」
児玉「事故から1ヶ月ぐらいは緊急時なので法律が別問題かもしれないが、で大体学内の様子も判明して支援も始まれうと、南相馬の状態などは5月には大体分かっていたはず。でも法律違反でないと扱えない状態の放置は未曽有のこと。」
児玉「文科省の方々は法律違反だというが、もはややむを得ない状態。障害防止法を守ってきたのに法律違反と言われると躊躇されるような自体が全国で起きている。議員立法でも何でもいいので、27日にも言ったがまだ動きはご存知か・・・」
児玉「「放射線の取り扱い位に関する・・・放射線の汚染物に関する包括的なもの。5月からわかっていると。で今までの障害防止法は想定してない。これは政府に限らずマスコミの感覚もずれている。横浜で0.1マイクロで大ニュースだったと(?)」
児玉「事態は何が深刻であるのか、どこの党の人が熱心にしているかという考えでないと現状では厳しい、上位の法律を作らないといけない。現状ではすぐに抵触するので是非考えていただきたい。」児玉『住民への支援という立場。自分の考え方を出しますが、皆余計なお世話であると。間違えないということを一番大事していると・・・・』
会見終了。



☆岩上安身氏による児玉龍彦氏インタビュー


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内容要旨

岩上「先日の国会での発言は反響をよんだ。こういう除染特に長期で、イタイイタイ病が一つの参考になると。800兆円というお話もあるが、汚染を如何に低下させていくか。」児玉「データをどんどん出して技術は進むので含めて、1ha6000というレベルだった」
児玉「いわゆる科学メーカというのは放射線に強いがどのように組織づくるかが問題。」岩上「リーズナブルに出来るのか」児玉「やってやろうと、という考えも」岩上「国家の財政が破綻・・・」児玉「既に破綻していると(笑)でお金かかっての問題ではないと」
児玉「国土きれいにするのがお金の問題であるか。」岩上「現実に可能であるのがどれぐらいであるか。」児玉「先にも言ったがどれだけ使えるかを出すのが。国民の意志としてするようにするべきだと。自分の国を愛して協力していくと。」
児玉「原発がないと成立しないという経団連などの声。ここに声を伝え、いくらだしてくれるか、国民が知恵を出していくべきだと。こういう問題では素晴らしい人が出てくる。、次の世代には期待している。どういうリーダーが出てくるのか。」
児玉「科学とは面白いもので突然解決してしまうもの。環境の、土壌の問題もそうだと。カドミウムでも世界で日本で汚染されている。米露も大量にまき散らしている。で日本メーカーがきれいにすると」
児玉「昔の工場汚染のように御汚染されている地域は多くあるので。」
児玉「最初に原子力事故を見たときにチームが必要であると。ジャーナリズムには情報がなさすぎる、入れないというより住民の、(出た人か)テレビを見てもどうなっているかが分からない。三宅島の避難でもそうだったと。」
児玉「で除染でも見えてこない中で双葉大熊が、見込みがないのであれば買い上げなど、土地というのは一大では済まない、そういう意味での対応を先延ばしせずに最初にやっていただきたいと。」
岩上「地域が担当しているようなもの、で全国会議などがあると。しかし特に福島医科大の山下先生ら、極端に安全だと言っている方も。最初の2ヶ月間の情報がない中で大丈夫だと住民は思っていたということだが徐々に危ないのではという空気に」
岩上「でこのような安全デマを言うような人が先導して調査をしていると、実験材料を集めているのではと。このような方が担当している場所と先生の場所は大きく異なるのでは。福島のある方は山下氏を信用してないと。この根本的な考えの違いについて、」
岩上「で、情報統制が必要だと山下さんは言っているとも。でこうした県内での温度差はどう埋めていくべきか。」
児玉「考えさせてください。今の自分の中での色んな事があるが、成熟したときに。」岩上「政治的な問題もあると」児玉「わかってないこともあるので考えさせていただきたい」岩上「こちらも覚えておきたいのでまた。」
児玉「「僕のメッセージは皆が持っている能力、良い面が生きるようにしたいというのを中心に。国会で何とかで終わらせたくはない。で頑張っている人たちのために言いたい、研究者の意見でもためになるように頑張っていただきたいと」
岩上「でも避けては通れない知的な議論であると」児玉「あんまり、思うのは、そこの論争で時間を使っている。ただそこでやっていると変なことになる。解釈でのCtスキャンで3回で21mSv、だからもっと具体的に状況被害を出して、方策を考えるべきだと」
児玉「ぜひお願いしたいのはそこの理論。高い線量の学校を除染するにしてもこれを如何に安全にするか。でそのための知恵を絞っている。そこの意見の違いであれば、前向きに生活を守ることを考えて、非常に難しい時なので多くの意見がある」
児玉「経団連の会長の声でもそうかもしれない。」岩上「一番するのは補償法ではダメで上位法が必要だと」児玉「双葉の人の声を含めた。一番最初に出た地域。でそこの人達を助ける法律はない。」
児玉「本当に膨大なものが出ている、きちんとした測定も出てない地域。」岩上「十分に公開はされてないと」児玉「線量の問題でもそれに対応するための居住支援や対応、が柱になる。それで測定除染は後半の問題なのに前半が抜けているのでそれを急いで欲しい」
児玉「「法律を通じて国民の声をまとめたいということ。どのように考えているか、という風に・・・」

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児玉龍彦(東大先端研教授)×津田大介(ジャーナリスト) [児玉龍彦]

☆児玉龍彦(東大先端研教授)×津田大介(ジャーナリスト)


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2011・7・27衆議院厚生労働委員会で意見陳述された児玉龍彦氏とジャーナリスト津田大介氏の対談です。


対談内容要旨


津田氏:反響どうだったか。
児玉氏:びっくりした。食の安全懇談会等で話していた事だが、内部で言いたい事があり、心の中を抑えつつ話した。息子から大変な事になっていると。
児玉氏:沢山の方から励ましや避難など頂き有難かった。友人に賞味期限2週間位だから今のうちに言った方が良い、と言われた。
津田氏:放射能来るとガンになるというザックリした認識だったが、細胞が傷付きガンになるという細かい説明だった。科学者と一般人との差を埋める事が一番大きかったと。
児玉氏:前提が間違えると全部間違えてしまう。放射線はμSvで延々と危険性をやってきたが、出発点から100kmで5μSvという凄い量という事。
.児玉氏:文科省の子供の被曝は学校にいる時だけ。自宅でも被曝する。食品被曝や思いもかけない所での濃縮等、ガラっと認識が変わってしまう。
児玉氏:面でばっと出てしまっているから問題が変わってしまっている。食の安全とか全て古い議論で行われている。μSvだと皆ひとつに扱う事になる。 追いつかない・・・
児玉氏:福島の場合、ヨウ素が一番出ている。半減期8日、SPEEDIとかで公表されず。検出限界以下になっている。そのタイミングが終わっている。これからはセシウムの問題。
児玉氏:科学者も勘違いしている。昔の人は疫学や統計学が好き。今は予測とシミュレーションが好き。全く異なる。パラメーターを増やす程因果関係綺麗に見える。少ないパラメーターでメカニズムで予測すべき。
児玉氏「疫学と統計学⇔予測とシミュレーションは全く違う 統計学ではパラメータが多いほど傾向が出てくるけれど予測はパラメータ多くすると外れてくる」
児玉氏:SPEEDIはデータが足りないから発表しなかった、は間違い。予測というものを理解していない。少ないデータで出すものが予測。SPEEDIは民間、フルで動かしていた。
児玉氏:今やろうとしている事は未来の予測。CPフル活用。予測の仕方で不安になる事が不思議。何故21世紀の日本で19世紀のような議論をしているのか、が国会で言いたかった事。
児玉氏「データをたくさん取る場合原子力学会は1kmメッシュで取るとか言ってるけれど アメリカが空からスキャンしていてあれのほうが全然早い」
児玉氏:今線量のマップが出ている(早川氏のマップ)。米軍は空からスキャン。あの方が早い。現地で測定除染していて思うのは、100m位高さでばーっと(面で)計る事。
児玉氏「100mくらいから舐めるようにとってくれればどこの学校危ないかすぐ分かる。まず住民が求めているのはgoogle earthみたいな物 クリックしたらうちはこことわかるようなもの」
児玉氏:昔流に1kmメッシュとか言っている。空から取るイメージングはNHKでのやっていた位出回っている。グーグルラディエーションの性能のよいものを作りなさいという事。
児玉氏「ネットに出てた地図(早川マップ)我々使ってますがこういうものをはやく政府が作ってくれて google radiationを作って欲しい」
児玉氏「農産物は農林水産省 食品は厚労省 機器は経産省 国会の翌日農林水産省の人と話していたけれど自分たちがいくらやっても厚労省がうんと言わないとできないと」
児玉氏:食品は農水省、検査は厚生省、機械は厚生省。非常時の法律が必要なのでは。アイソトープを運ぼうとすると法律違反になる(画像でズラーッと)。曖昧な法律作っても、既存の法とどっちが上位に来るかと
児玉氏「アイソトープ運ぼうとすると 航空法 車両法。。。。沢山法律がある。曖昧な新しい法律を作っても今までの法律とどっちが上位かという話がずっと出てくる。」
児玉氏:放射線の取り扱いどうなっているか、と国会で言うと言われる。今だと打たれるだろうと言われる。(津田氏:キャラ立ちしている)
児玉氏「誰が悪いのかと思ったら」
津田「国会と行き着きますよね」
児玉「阪神淡路の時は23本特別立法できたと教えてもらって、早くやるためには今までの法律より上位の法律ないとダメ」
児玉氏:立法の方は何が出来るが考えてもらいたい。今より上位の法律作らないと。先に放射性被害にこれだけ使う、というものを作る必要がある。大きな問題、ノウハウは民間にある。
児玉氏「上位の委員会・法律がないと。もう一つ大きいのはノウハウがみんな民間にある」
津田氏「官にないと」
児玉氏「大学にもないんじゃないかなぁ 基礎的なこと教えるのが大学だから」
児玉氏「経団連とか経済同友会もっと頑張って欲しい」
津田氏「民間側がもっと進めようと」
児玉氏「こういう事言うと予算が欲しいのかといっぱい言われるけどそれと今回はちょっと違う意味」
児玉氏:東大の研究所でも、民間会社に頼んでいる。民間のノウハウを引きださないとダメ。津田氏:民間の側が官にプレッシャーかけないと。
児玉氏:予算が欲しいだけだろ、と言われるが、問題が違う。
津田氏「独立立法やって行かないといけないのに国会はくだらないことやってて最後の児玉先生の怒りにつながると」
児玉「もう一つ国がやらないといけないのはプラットフォームづくりいろんな企業参加できる」
児玉氏:国はプラットフォーム作りをしなくてはならない。企業は自分の強い所はあるが、プラットフォームがあり皆が(技術を)上げるべき。研究センター等を早く作り、住民に判断求めるのは(おかしい)。
児玉氏「google radiationじゃないけどマップ作ることと 市役所ごとに放射線測定110番あってうちは大丈夫かと 今のままで行くと利権付き公共事業にしかならないんじゃないかと」
児玉氏:ひとつはグーグルラディエーションのようなもの。放射線測定110番、地域や自宅がどれだけか知りたい。今は利権付き公共事業になってしまうのでは。
津田氏「それぞれの企業のいろんなノウハウが集まるようなセンター」
児玉氏「田んぼはこっち家はこっちとか 実際の事業は地元の土建業者がやってもいい 設計のできるところを早く」
児玉氏:企業に競争させる。儲けようとする企業でも良い。実際の事業は地元でも良い。設計の出来る所を早く(作るべき)。そういう問題を解決するビジョン持ってやる人が出てこないと。
児玉氏「なんで上手くいかないのか そういう問題を解決するビジョン ビジョン持ってやる人がでてこないと。こういうのはソリューションの技術 いろんなモノを組み立てて住民の役に立つような」
児玉氏:(ビル・ゲイツの比喩に)夢と力を持った若い人が皆来てほしい。熱意ある人達。
津田氏:国会で話した後、反応あったか。
児玉氏:来たが皆小さい所。
津田氏「国会の後議員の人が来たりは?」
児玉氏「何人か でも僕が思うのは私じゃなくてもいいと思っててこっちはこっちでめいっぱいだから政策どんどんつかってみんなで協力して欲しい」
児玉氏:(プラットフォーム適任者は)何でも良いのでは。クラモトさんという日本の複雑系の第一人者。エントロピーは水をみても解らないが、水蒸気になる時初めて解るように。
津田さん、ビジョナリーに是非
津田氏「この人がというアイデアは?」
児玉氏「誰でもいいかと 複雑系の倉本さんがよく言うのは世の中はいろんな状態でよくわからないけど極端な状態になると本当のものが分かる 若い人から出てくると」
児玉氏「人間が住んでいるわけだから自分のうちがどうかはすぐやる課みたいな事が必要 5人くらいでいいからすぐ測る課つくって電話かかってきたら30分で見て一台化してあげるみたいな」
津田氏:福島でガイガーさえ持てない人いる。ガイガーやイメージはどう違うか。
児玉氏:目的が全然違う。自宅はガイガーでもすぐにやるべき。自治体等に5人位で良いから「すぐ計る課」作り、1台貸すべき。
津田氏「消費者庁でもコールセンターつくってもいいのでは」
児玉氏「でも僕はやっぱり自治体だと 除染とつながるので繰り返し相談できないと」
津田氏「一体化してる必要があると」
児玉氏:自治体でコールセンターを作るべき。測定は除染と繋がるため、すぐ行けないとダメ。測定窓口が緊急除染となるため。二本松インターの料金所当たり高い。側溝だった。危ない所を地図にはめ込む。
児玉氏「二本松インター降りると料金所のあたりがビーッと高い なんで高いのかなと思ったらそこに側溝がある。なんで高いのかがわかれば情報を地図にでもはめ込んでいけばgoogle streetつくれば」
児玉氏:グーグルストリートのように(線量見られるように)。どんどん経験させると1カ月で上達する。
津田氏:南相馬で除染活動しており、どうすればよいか。
津田氏「南相馬は自分たちで何とかしようという意思の力感じる 除染の適切な情報とか 高圧洗浄機でやってたりしますが」
児玉氏「南相馬の一般的状況をまず 海は津波で・20km圏立ち入り禁止、南相馬は海は津波で酷くやられ、ご遺体も探せない。山側は飯舘に近く、線量高い。海側は逆に線量が低い。東大柏キャンパスより低い所がある。毎日100万円かけて子供達を線量高い幼稚園へ連れて行って
児玉氏「山の方線量高い 同心円は意味が無い 補償問題と絡めちゃっててそこを切り離すと言っちゃわないと」
児玉氏「除染 口に入ることを気にしないと。滑り台の下すごく高い 子供が手をつくところ 高圧洗浄機はいろんな議論あるけど緊急避難は緊急避難でやっちゃわないと。雨樋は苔が高圧洗浄機でとれる」
児玉氏:保障問題と絡める事はやめるべき。除染問題は小さい子供が口に入ってしまう。線量高い所手を付いたり、何かあると飲もうとしちゃったり。(画像示して具体的に説明)高圧洗浄機は飛沫散る。
児玉氏:南相馬だと線量高い土をドラム缶に入れて研究所に持って来ている、つまり違法。きちんと管理しているため、住民には安心して頂きたい。
児玉氏「高圧洗浄機は飛沫が散る。アスファルトの研磨も 南相馬は裏があってとってドラム缶にいれて持ってきてると これは違法行為 都民には怒られるけどちゃんと密閉して運んでる住民迷惑かけない」
児玉氏「東大の施設部でアスベスト処理やっていた人は中皮腫になった人いる 除染も気をつけてくださいと マスク手袋長靴飲食禁止水分補給線量計と 緊急避難はやっていくこと必要」
児玉氏:マスク、手袋等。作業中飲食禁止、線量計必須。高い汚染物は専門家呼ぶ。アスベスト処理で悪性中皮腫の患者入る。除染も気を付ける。緊急避難で家の周りがどうなっているか知る必要ある。
児玉氏「コールセンターのような所があったほうが 地域でやれる。ここは危ないとか難しいとかがお互いに言えるような所がないとダメなんじゃないかと」
児玉氏:地域でお互い言えるような所がないとダメだと思う。
津田氏:消防団のような活動があるだけで。「まてないみせ」画像を後で現代ビズにアップする。
津田氏「除染は南相馬でやられていることでひまわりでの除染注目されている。確かに効果あるかもしれないけれど土壌をかき回しちゃうとと」
児玉氏「畑の場合土壌改良では水で洗うと耕土として使えなくなる」
津田氏:ひまわりによる除染活動について。
児玉氏:カドミウムでやっている。たんぼと畑で違う。畑は線量引く時は植物が良いと言うが、5年位やる必要。バイオ燃料にするとか検討すべき。
児玉氏:植物除染が適している場合も結構あると思う。線量低い所は、客土でやるよりも、国が保障してやる等。それぞれの特徴を知り組み合わせると良い。
児玉氏「バイオエタノールにするとか植物除染は時間かけてどうやるか検討されたほうがと 植物除染が適している場所はかなりあるのでは。」
児玉氏「基準値の1.5倍くらいなら植物を植えて2,3年は政府が補償するとか」
児玉氏:(南相馬市が子供が住んでも大丈夫か)避難するかどうかという大事な問題は、放射線かけられた上にどうこうしろと言われたくない。当事者が判断するためのサポートが自分の役割だと思っている。
児玉氏「当事者が判断する方が ここだったら逃げろとかはあんまり」
津田氏「デジタルにきめられるものではない」
児玉氏「チェルノブイリでは家族がばらばらになるのが一番つらいと 家族判断のためにサポート」
児玉氏「僕や津田さんが家族連れて行けと言われたら行くかと どうしてもやる必要あるならいくか、、自分が住んでいてどけと言われたらどくかどうか 放射線はカウンター感度いいので測れてしまう」
児玉氏:チェルノで悲劇だったのは、家族の分断だと聞いている。家族のサポートが我々の仕事だと思っている。カウンターで警告音なる所に住むには嫌だという人も。
児玉氏「測って全部品物に何kcalと同じようにつけるかと」
津田氏「消費者としてはいい」
児玉氏「放射線取扱者は作業の上限がある 汚染地で超えちゃうかも そういう問題がみんなに起こってる」
児玉氏:放射能は結構簡単に計れる。食品も牛肉で500Bqできるとしても、超える肉があれだけ多く出て来ている。法律体系変え、総量をへらす事が必要。
児玉氏「総量を減らさないと 日本人で猿橋勝子さん、1960年代のころの放射線量が高かった、とポストとかに書かれていたけれど、まるで自然に減って行ったかのように言う話を聞くと腹が立つ。冗談じゃない。減らそうとして必死に頑張った日本人がいたんですよ。」 
児玉氏「フォールサム博士が猿橋はおかしいんじゃといわれたので公開実験をやった そしたらフォールサム博士もどうやらこれは正しいと。大気圏内の核実験禁止はこの日本女性の努力が大きい」
児玉氏:猿橋勝子さん、努力して来た。計るのは簡単。米の研究者に批判され、行き、公開実験した。猿橋勝子さんの方が正しいという空気に。大気内核実験の禁止について、彼女の功績が大きい。
児玉氏「原発からちったやつはなかなか消えない 猿橋さんみたいなことをみんなでやって総量を減らす知恵を。政府も経団連も我々もマスコミも先祖から受け継いで子供へ渡す国土を守ってほしい」
津田氏「内部被曝でセシウムが膀胱にたまりやすいということ」
児玉氏「福島先生が言うのは生体のシグナル分子が活性化すると 内皮細胞の活性化が問題というのが私の分野 原発の議論でおかしいのはしきい値」
児玉氏:総量を減らす努力、先祖から引き継いだ国土を後に渡すのが仕事。
津田氏:セシウムが膀胱にたまる事について。
児玉氏:p38(?)、内細胞の活性化が起こる事が問題。原発で問題なのはシキイ値議論。
児玉氏「細胞が急に増えると遺伝子を制御する仕組みが増えてくる エピゲノムという遺伝子の制御を変える機構 一代の間のもの 慢性炎症から増殖性の刺激になって癌と」
児玉氏:P38は細胞が増える事が良いという人がいるが、慢性増殖性炎症であり良くない。エピゲノムという1代の記憶で残るが、それが書き換えられると考えている。慢性放射線刺激、良くない。
児玉氏「組織の中の早期がんがだんだん増えてくると。おしっこの中や母乳に出ているのは早く減らしましょうと。セシウム被曝というのはもっと測りにくい他の核種で被曝している」
児玉氏:放射線かどうか解らず、セシウムかどうかも解らない。リンケイジは関係があるだけで因果関係ではない。学問論争の証明ではなく、病気の発症防げれば、それを第一にやるべき。
児玉氏「リンケージあるならそういう可能性を一刻も早く減らしていく。学問的にいろんな議論あるけどそれは学問で詰めて行って それがけりがけくのはいろんなものが終わったくらいかもしれない」
児玉氏「予測とかシミュレーションが僕らには必要 疫学は終わった後じゃないとできないのではと」
児玉氏:学問論争にケリがつくのは終わった頃だろう。今必要なのは、予測がシミュレーションの科学。
津田氏:タバコの害より低いという学者がいるがどう思うか。
津田氏「放射線の問題を煙草の害に比べれば低いという言い方される方いる」
児玉氏「リスク論は僕にはよくわからない もっと概念を整理して発言したいと思う」
児玉氏:健康リスク論はよく解らないので、これから勉強して発言したい。
津田氏「児玉先生自身は原発についてどう思いますか」
児玉氏「僕は専門ではないのでもっとたくさんの方居らっしゃるのでそちらでやっていただいたほうがいい 調査なくして発言なし 」
児玉氏「こういう議論がダメとか言うより10万人の人がさまよっているかもしれないときは議論のための議論より実際には双葉町とかのことをやらないと」
児玉氏:今大変な事が既に起こっているため、議論のための議論ではなく、自分の出来る事をやるべき。本田総一郎がよく言っていた、得意な事をやるべき。
津田氏「放送見ていて私にも何かできるかという人」
児玉氏「自分の得意なことで貢献しようと 自分が世の中に役に立つことをやってほしい 一番得意な人に踊ってもらって皆でお神輿担いでも 担ぐだけでもいい」
児玉氏:国会議員に対して起こっていた訳で、国民にたいしてはおわびしている。
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児玉龍彦氏議員質疑応答・厚生労働委員会 [児玉龍彦]

☆2011・7・27衆議院厚生労働委員会・厚生労働関係の基本施策に関する件(放射線の健康への影響)において、議員による質疑に対する 児玉龍彦氏(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)の答弁部分です。
(参考)児玉氏冒頭意見陳述はこちら→http://seto.blog.so-net.ne.jp/2011-07-27



 
   
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山口和之(民主党・無所属クラブ)議員

どうもありがとうございます。そうしますと大概は、放射線による害のほうはあるだろうというふうに、皆さんの意見をそう思いましたけれども。
そうしますとですね、線量の問題が先ほど来出ておりました。あとは内部被曝って話が出ておりましたけれども。まずは線量のところでお聞きしたいのですが。明石先生、それから唐木先生等は大丈夫だと、安心できますよという話だったんですけど。児玉先生のほうから、まあああいうお話があったんですけども。まあ唐木先生と明石先生の話はデータに基づいて、あの、出ていまして、埋もれてある程度低いところでは埋もれてわからないところが出るんでしょうけれども、まあそれ以降については有意な差があって出ているということがありましたけれども。それに対するなにかご意見みたいの、児玉先生お持ちだったらお聞きしたいんですけど。






児玉龍彦:

えっと。放射線がですね、人間の遺伝子を障害します。その時に人間には25000の遺伝子がありますが、一定の数のDNA修復に関する遺伝子、DNAの保護に関わる遺伝子ってのがあります。それで普通はこれがやられないとですね、低線量のものは大体問題なく修復されるということがわかってます。

だけれども、さきほど例えばアルファー線でやられているP53だとか、それから我々最近癌ゲノムシークエンスというので肝臓がんや様々なものを遺伝子配列全体を決定していわゆるドライバーミューテーションていう最初に癌を作っていく方向に起こってしまう変異が、なんで起こるかというのを研究しておりますと。例えばP53のような最初のDNAを守ってたり、そういうところに関わる遺伝子を壊すと癌になるということがわかってます。

そうしますと、実際に25000の遺伝子の中でどこがやられるかということは極めて確率論的になってきます。ですから一般にわかるのは統計学的に非常にたくさんの人を集めて、例えば後でチェルノブイリの時の甲状腺のように、最初はですね、多分長瀧先生のほうがご存知だと思いますが、笹川財団で(長瀧氏を伺う)、えっと調べたときに50000人くらいまで(長瀧氏を伺う)調べたときに、有意な差がないと言われたんです。

ところがですね、それが今になってはコンセンサスとして6000人の甲状腺癌の15人の死亡例が生まれているっていうふうに変わってきています。

わたくしもともとこういう問題に興味をもちましたのは自分はコレステロールのほうが専門でして、コレステロールの薬を作るときにも沢山の論争がありました。それでわたくしは医学者として今一番感じておりますのは、このどこの線量が安全かという議論と国の政治的な関わり方を分けていただいて。国はようするにコレステロール論争の時に一番大事だったのは、コレステロールを下げる薬をやって心筋梗塞が減るかどうかという問題でした。

それで、今日の厚生委員会でも考えていただきたいのは、学問論争に対して厚生委員会で結論を出したり考える必要はわたくしはないと思っています。国民の健康を守るためにどういうことができるかというときに、まずセシウム137っていうのは自然界には1945年以前に存在していないものです。原発と原爆で生まれて、それが1960年代のはじめに水爆実験によってピークになったものであります。その時に猿橋勝子さんという女性研究者が、海水のセシウム濃度が100倍になっているということを微量線量計で確認してこれでアメリカへ行って、その公開実験というのをフォルサム博士とやって、これが大気圏内の核実験禁止の大きな学問的根拠になりました。その後セシウムはずっと減ってきていたのがまたそれを遥かに倍する量に今、上がろうとしてる時であります。

そうしますと、線量議論の問題を言うよりも、元来自然界にないセシウム137というのが膨大にまかれてガンマーカウンターで簡単にわかるような量に散らばっている。しかもそれが広島原爆の20倍の量、撒かれている事態に対して国土を守る立場から是非積極的な対応をお願いしたいというのが基本的なお願いです。








山口

どうもありがとうございました。結論付けるつもりはないですし、まああの県民、国民はどうしてたかというと、一番不安な安全、危険なところを聞いて動いているというのが今の実態じゃないでしょうか。だからえーまあ、安全だと思ってらっしゃる方もいらっしゃいますし中にはまあ線量が少ないところであっても子どもを連れて県外に避難されてる方もたくさんいらっしゃると思います。やはり不安でしょうがないと、ですけれども。まああの、避難区域の住民が戻れる条件、今避難区域になってますけれども、先生方でまあこういう条件にしたら避難区域に戻れるだろう、まあ今でも充分に戻れるっていう場合もあるでしょうし。先生方によって違うでしょうが避難区域に戻れる条件を少し教えていただきたい。ちょっと次官がなくてですね、まあ聞きたいことたくさんあるんで、まあ簡潔にちょっといただければと思いますけれども。えーどなたでも結構です。













児玉

わたくしが一番申し上げたいのはですね、住民が戻る気になるのは行政なりなんなりが一生懸命測定して、除染している地域です。ですから測定も除染もなければ、安全だと不安だと言われても信頼できるとこがありません。

ですからこの数値が安全この数値がどうということではなしに、行政の仕組みが一生懸命測定をしてその測定に最新鋭の機械を投じて、除染に最新鋭の技術をもってそのために全力でやってる自治体が、一番戻るのに安心だと思います。




山口

はい、どうもありがとうございました。もしですね、牛の基準であったり、お米、これから作物作っていかなきゃばいけないし、果物の基準とかもありますけれども。今まあ厚生労働省で、えーっと、あのー、基準を作ってえー、まあこれくらい食べても5ミリシーベルト超えなければ大丈夫ですよという先ほどのおはなしがあったかも知れませんけれども。まあえー、ひとつその、まあ、さく、農家でですね、コメを作るとかですね果物を作るとか、なんかそういったところのつくる段階での基準なんてございますでしょうか。どなたかよろしいでしょうか




児玉


えーと入口の方で基準を決めるというのは非常に厳しいと思っています。生物学的濃縮というのは様々な元素が体に入るとトランスファーターとか結合蛋白というので極めて特殊な集積の仕方をしますので。

ですからやっぱり出てきた農産物をきちんと見ると、いう仕組みを徹底的につくっていかなくてはならないと思います。

そうするとですね、やっぱりラインのような格好でどんどんイメージとしてその、農産物が、量がチェックできるような仕組みっていうのは実際にあるんですが、まだほとんどこういうのの測定に使われていませんので、そういうものを全国の産地に緊急に整備していかないと。今回の稲わらのように想定外の場所での濃縮事件ていうのは自然界では山ほど起こります。ですからやっぱり出口の食物の出て行くところでのチェックというのを緊急にものすごく良くするというのが大事になると思います。




吉野正芳(自由民主党・無所属の会) 議員

あのー、現地でもですね、各小学校単位毎にそれぞれの専門家の先生方をおまねきして放射線の勉強会、本当に参加の数は何百人、小学校単位ですから何百人というかたがくるんですけども何回やっても同じなんですね。ですからこれは本当にどうすれば不安を取り除くことができるのかな。例えば私はですね科学的ないくら説明してもまあ理解しても、自分の頭で理解しても体がついていかないというこういう状況下に置かれていますので。もうそのかたは避難できる方は非難してください、そしてそれに対して支援していく。避難できないかたはきちんと家庭での防護策といいますか、それを我々政治の方をやるべきだなって、私自身は思ってるんですけど。そのへんはいかがでしょうか。あの熱い児玉先生。



児玉

えーと。要するにあのー、信頼感って言うのは言葉で説明を聞いて生まれるんではないと思います。わたくしも毎週南相馬に行っていますが。南相馬の例えば、かたたちが本当に汚染している学校やなんかを案内してくれるのは1回目じゃ、やっぱりないんですよね。そのだから支援に来てる人がただ1回だけ来て帰っていってしまうみたいなの……かえってすごく問題を、ひどくするだけで。

やっぱり本当に持続的にやっていこうとすると、一緒に計って一緒に考えて除染していく。避難されたい方は避難を応援する。そういうのがすごく大事ではないかと思っています。それで南相馬に行ってわたしどもが最初に言われたのは、やっぱりそのさっき言った線量の低いところから高いところへスクールバスで子どもが1000人この移動させられているということで。

それで実際に地域を見ても1つの学校を見ても、さっきから何ミリシーベルトだったら安全ですかっていう議論は、わたくし現実味がないと思うのは、例えば2マイクロシーベルトの学校を計っていても1箇所にいけば33マイクロシーベルトなんです。ですからその時に何ミリシーベルトをその土地とするかっていう問題が出てきてしまいますから。

やっぱり高いところがあったら必ず刈り取っていきますよと、計って一緒にやっていきますよと、不安があったら相談に乗りますよと、農産物があったら最新鋭の科学機器集めて最高の検査メーカーが来てやりますよと、いうような体制がない限り安心出来ないというのは当たり前、ではないかと。

ですから今求められているのは最高の施策が福島県民に与えられるように国会で是非考えていただきたいということであります。




高橋千鶴子(日本共産党) 議員

ありがとうございました。最後に児玉参考人に伺いたいと思いますけれども、正しく今日内部被曝の問題が随分話題になりました。また遠距離被曝っていうことも、今??先生がだいぶ指摘をされましたので、あの、そういう観点でずっと、除染作業もやってらっしゃる先生から一言伺いたいと思います。







児玉

はい。わたくし放射線に取り扱いに、取扱者に1977年になりまして。1995年から放射線取扱主任として除染と規制に関わっております。それで今まで、まあ、あの科学技術庁告示平成12年から、我々がやらされていたことを1つだけご報告しておきます。

それは例えば妊娠可能の女子については第5条4項で、内部被曝を、1ミリシーベルトいかにする。それから、第6条第3項、妊娠中である腹部表面については、前項第4号に規定する期間につき2ミリシーベルトと。これを規制されてそのきせいをまもるべく30年やってまりました。

ところが、福島原発の事故で、広島原爆の20個分の放射線が撒き散らされた途端に、このような基準が全て反故にされている。




先ほど、福島県の議員から、どのようにしたら安心かというご質問がありました。わたくしは安全に関しては基準を決めたら、危機になったらそれを変えていくかっこうでは駄目だと思います。今、今年できないかも知れないけれども、来年までにその基準に持っていく、再来年までにはこうするということがなければ、住民が安心出来るわけがないではありませんか!

そのためには、最初から申し上げているとおり、広島原爆20個分の天然にないセシウム137をまき散らした東電と政府の施策を反省し、これを減らすために全力を上げる以外に安心出来る解決なんてありえないのです! そのことを抜きにしてどこが安全だという議論をいくらやっても国民は絶対に信用しません!




阿部知子(社会民主党・市民連合)議員

ありがとうございます。ひき続いて牛のセシウム汚染を始めとして今朝でしたか腐葉土にもかなり高濃度のセシウムがあるということで。単に牛だけでなく及ぼす影響は前食品に関わってきていると思います。また海への汚染がありますので今後魚への汚染ということももう避けて通れないと思います。えーそのなかで、先ほど唐木委員のお示しいただきました文、参考資料の中にですね、例えばまあ牛についてですけど、全量全体、全個体検査や抜き取り検査は、えーかなりこれは困難というか不適切であるというような表現でありましたが。あのー、これはまあ2週間ほど前NHKスペシャルでやっておりましたベラルーシでの取り組みは、チェルノブイリ事故25年以上を経ってもあのー、各学校でですね子供たちのミルクや野菜の放射性レベルを点検するということでございました。やはりわたくしはここまで食品汚染が広がって来た場合には、やはりなるべく口に入る身近なところで検査するという体制。それがどこまで身近にやれるかはあると思いますが、そうした考え方に立つことが重要ではないかと思いますが。この点について唐木参考人とあと児玉参考人は先ほどラインの測定でずっとフォローしていくような技術も我が国の現状においては可能ではないかというふうなお話でしたので、もう少しご披瀝を頂きたいと各々お願いいたします。




児玉

あの今、おそらくやられているのはあの、かなり旧式のやり方なんですがゲルマニウム半導体というので周囲を6センチぐらいの鉛で遮蔽した中にものを置いてやるのがやられています。それでこんにちは半導体の検知器というのはかなり多数の種類が改良されておりまして。

私が最先端研究支援でやっておりますのはPETという機械でやるのをやってるんですが。PETで検出するときには内視鏡の先でも検出できるぐらいの感度の高いものを開発しております。それでそういうのを集めていっていまやろうとやられているのは、むしろイメージングに変えている。

ですからゲルマニウムの半導体っていうのはスペクトラムを出して長いスペクトラムを全部見るんですが。例えばセシウムに絞ってこの線量を見るのであれば半導体検知器の検出感度が今ずっと良くなってますから、画像型にすることが簡単に出来ています。

それで例えば画像型の1つのイメージみたいなのは、米軍から供与されているヘリコプターに乗って地上の汚染をやるのに、今いろんなところで今日あたりは茨城県をやってると思いますが、検知器で地上を写すようなものがずっとやられております。

それで農産物を沢山やろうとする場合には、ライン化したところで多数のものを出来る仕組みをやらなくてはなりませんから、イメージングの技術を基礎にして半導体を集めたようなもののセンターを沢山作って、流れ作業的に沢山やれるようにしてその中で、はねるものをどんどんイメージで画像上で、これが高いと出たらはねていくような仕組みを、これはあの既存の技術ですぐできますもんですから、そういものを全力を上げてやっていただきたいと思っております。これを生産地にかなりのところで作る必要があると思っています。




阿部

最後に児玉先生に1つお願いしたいと思いますが、アイソトープセンター、これは全国にございますが今回の除染に活躍させるために何が必要がお願いします。


児玉

えっとあのー、5月に全国のアイソトープ総合センター会議というのがありまして。そこで色々議論をしていたときに、文科省の放射線規制室のかたがおっしゃってたのは、福島原発以来のRIはRIではないと。我々はその国民の健康に責任をもつという仕事をやっているんではなくて法律に決められた放射線取扱者を規制することが仕事だというふうにおっしゃっていました。

それである面では私は非常に違和感を感じたんですが、もう一方では例えば文科省の放射線の規制室のかたは、従来の規制に従ってやらざるを得ない。

それで高い線量のものは少量あるということに対応した法律体系はありますが、低い線量のものが膨大にあるという、それをどう除染していくということに関する法律がほとんどなくて。今も汚泥問題その他すべて問題になっているのはここであります。

それでしかしながら今の全国のアイソトープ総合センターやなんかは旧来の法的規制のまんまで、何らあのこれらの組織、例えば先ほどゲルマニウムの機械が足りないというお話がありましたがそんなものは全国で沢山あります。

ところがそこへの持ち込み、持ち込んだ廃棄物の引き取り、こういうのが法律的に全くない。だから今も東大のアイソトープセンターでやってんのは全部違法行為だと申し上げました。この場合にはセンター長であるわたくしと専任教官と事務主任の上で審査委員会を設けて、内部でチェックして超法規行為を勝手にやってるというのが現状であります。

それでそういう法律を一刻も早く変えて測定と除染というのに是非立ち上がっていただきたい。それ無くして親の安心もないし、しかも先程から長瀧先生たちが仰っている原爆型の放射能の常識というのは、これは原発型の常識の場合にはまったく違います。

それから先ほどおっしゃいました長瀧先生のおっしゃった一過性に核医学で治療をやるというのもこれも形式が違います。我々例えば抗体にイットリウムをくっつけて打つと(ふりかえって長瀧氏を見て)ゼラリンという医薬がありますが、あれは一過性にもかなりの障害を起こしますが。それでもがん細胞をやっつけるために、(長瀧氏を振り返って)いいからやってるということであって正常者にこれをやることはとても許されない。無理なものであります。

それでですからわたくしが申し上げたいのは、放射線総量の全体量をいかに減らすか。これは要するに数十兆円かかるものであり、世界最新鋭の測定技術と最新鋭の除染技術を直ちに始めないと、国の政策として全くおかしなことになるんです。

今我々がやってる例えば幼稚園で除染します。除染して高圧洗浄機でやりますと、側溝に入ります。側溝をキレイにしています。しかしその側溝の水はどこへ行くかというと、下流の農業用水になっています。それで、イタイイタイ病の時の経験はカドミウムの除染を下手にやりますと2次被害を引き起こす。ですから国の政策として国民の健康を守るためには総量の問題をまず考えてください。緊急避難と1つ、総量の問題2つ。これをぜひ議論をよろしくお願いします。




柿澤未途(みんなの党) 議員

最後に1点だけ児玉参考人にお伺いしたいと思います。あの細野原発担当大臣がえーもうすでにですね、えー、避難区域の解除と帰宅ということを就任早々おっしゃられて、こんどまあ無人ヘリを飛ばして現地の調査を行って、場合によっては早期に解除して住人に帰ってもらおうと、こういう話が出てきています。しかしチェルノブイリの強制移住レベルを上回るようなですね、高濃度の汚染地域がまああの東京23区全体を上回る800キロ平方キロに広がっている中で、今の状況で避難区域を解除するということが正当化されうるのかということを児玉参考人にご見解としてお伺いをしたいと思います。


児玉

えーとまずですね、あのー、20キロ30キロの地域というのは非常にマダラ状になっています。

それで南相馬、わたくしが一番良く存じています南相場の場合ですと南北ではなくて東西に線量が違います。それで飯舘村に近い方は20ミリシーベルト以上で、現在避難が開始されている地域。それでこちらのほうは海側の方はそれよりもずっと線量が低いところがあります。

それでこうした場合には自治体が、判断したほうが。今は20キロ30キロ圏は病院は休診、学校は休校ということが一応指示となっております。それをやっぱり学校を開いて一番低い線量のところで子どもが授業をできるようにするとかそういう判断は自治体の判断でやっぱり出来るようにしたほうがいいと思います。

ですから今の線引きの問題という話よりも実際にいかに子どもの被曝を減らしたり地域を復興していくかという問題がまず1個あります。

ただそこでもう1つの問題は、地元で聞きますと商工会やなんかから、今は強制避難ですから補償が出ています。だけれども避難区域が解除されたら補償がなくなってしまうということで。実際にわたくしが南相馬へ行っている間も住民の中で非常に大きな意見の違いが生まれていて、見ていてとてもいたたまれない思いがいたしました。

それで是非避難の問題とそれから補償の問題を分けて。

それで先ほどおっしゃった避難の解除というのは要するにどういう問題があるのかというと、高い線量のところはこれ除染しないと非常に危険です。それで今そういう問題になってんのは主に年20ミリシーベルト以上の被曝を受けてしまう地域であると思いますから。そこに関してひきつづき強制的な避難が必要であると思っていますし、ここの地域をどう、除染していくかということは、東電なり我々科学者なり日本政府がとてつもない十字架を背負っていると思います。

そのことを住民の判断だけに押し付けるのはとても難しい問題があると思っておりまして。20ミリシーベルトの地域に関しては、やはり是非とも国でここの非難している人たちの生活の補償と、せれから除染の努力をやっぱりどのように進めるかという見通しを本当に必死に考えないといけないと思っています。

それで20キロから30キロという現状の同心円がそれを正確に示しているかというと今はそうではなくて。むしろ地域復興の妨げになってる面がありますから、地元自治体との相談の上でそこの地域の様々な行政生活上の問題に関しては、子どものお母さんが一番安心出来るというものにするということを一刻も早くやっていただきたい。

それで細野大臣はある面ではそういう意見を反映している面があると思います。

もう一方ではそれを補償問題とどういうふうに結びつけるかという議論がないと、やはりこれもう一方で非常に大変な問題が生まれてしまいますので。やはり今は強制避難でないと補償しないとか、住民が被害を立証できないと補償しないという格好は、もうまずいんではないかとわたくしは思っております。




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被爆放置、高まる危険/厚生労働委員会・児玉龍彦氏 [児玉龍彦]

被爆放置、高まる危険  7月26日東京新聞夕刊より 放射能との闘いが始まった。  

 原子力安全・保安院によれば、福島第1原発事故で放出された放射性物質は77万テラベクレル(テラは1兆)で、チェルノブイリの約1割程度だという。
一見、事故が小さいとの印象を与える。だが、チェルノブイリの放出量は520万~1400万テラベクレルと推計されており、広島型原爆約200個分にあたると考えると、実は、福島第1原発事故は広島型原爆20個分もの放射性物質をまき散らしたことになる。
人間の命と健康に影響がないはずはない。にもかかわらず、事故発生後、政府と東京電力は情報を隠し、事態を放置してきた。

 七沢潔「『放射能汚染地図』から始まる未来Iポスト・フクシマ取材記」 (「世界」8月号)は、水素爆発があった3月15日から現地に突入した迫真のルポである。
七沢らの計測によると、福島第1原発から4キロにある双葉町山田地区は、「セシウム137だけで1120万ベクレル」で、チェルノブイリで居住禁止になる「第1ゾーンの下限値148万ベクレルの約8倍」もの値であった。
さらに七沢らは、3月15日に「『屋内退避』(自主避難)地域に指定」された「原発から半径20kmから30kmの間」にある浪江町北西部の赤宇木に入った。
「だがそこが『屋内退避』では済まされない高レベルの放射線に襲われていたことを、実は政府は知っていた」という。

 文部科学省は、モニタリングカーを用いて「15日の夜8時40分から50分にかけて、浪江町の原発から北西20kmの地点三ヵ所を選んで測定を行っていた。
その一つである赤宇木地区では「空間線量率は毎時330マイクロシーベルト。 日本の通常値の5500倍」が測定されていた。
「文科省はこのデータを官邸に報告」したにもかかわらず、枝野官房長官は「『専門家によるとただちには人体に影響のないレベル』と語るだけ」で、「『屋内退避』をこえる警告は何も発しなかった」。
政府は、1ヵ月もの間、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の予測とデータを隠し、多くの人々を被曝するに任せていたことになる。 
しかし、問題はそれだけにとどまらない。
広範な地域において土壌が汚染され、いまや福島県産牛肉やシイタケなどの食品にも放射能汚染が広がっている。
それらは低線量放射線の内部被曝問題を引き起こす。
チェルノブイリで地道な調査活動が行われ、さまざまな事実が明らかにされている。

 崎山比早子「放射性セシウム汚染と子どもの被ばく」(「科学」7月号)によれば、「ロシアのBryansk Oblast(ブリャンスク州)西部地方で1991年から1996年に住んでいた5歳から15歳までの男女の児童」を対象とした調査では、「土地の汚染度と子どものセシウム体内蓄積量とは強い相関関係を示している」。
またセシウムの体内蓄積量は、「ミルク、キノコ、肉の3種類を食べない場合のセシウム量を1とするとこの3種のすべてを食べる場合は3.2倍」になる。

 さらに、「ベラルーシ・Gomel(ゴメリ)州で10歳までに死亡した52例の子どもの臓器」を調べた結果、甲状腺など内分泌腺をはじめ「多臓器にわたる慢性的被ばく」が見いだされる。
そして「汚染地区のこどもたちには反復性呼吸器、消化器感染症、内分泌疾患、白内障が非汚染地区に住む子どもたちより」多く、「明らかに正常血圧の児童が体内汚染の高いグループで減少している」という。

 崎山は、福島でも「妊婦、乳幼児、児童はできるだけ早く避難させるように政府や行政は手を尽くすべきである」と主張する

 児玉龍彦″チェルノブイリ膀胱炎″ 長期のセシウム137低線量被曝の危険性」(「医学のあゆみ」7月23日号)によれば、日本バイオアッセイ研究センター(神奈川県)所長の福島昭治博士らによって、前癌状態である「増殖性の異型性変化を特徴とする″チェルノブイリ膀胱炎″」が発見されている
そして、「すでに福島、二本松、相馬、いわき各市の女性からは母乳に2~13ベクレル/㎏のセシウム137が検出」されており、この濃度は、福島博士らが調査した「チェルノブイリの住民の尿中のセシウム137にほぼ匹敵する」。
「そうすると、これまでの『ただちに健康に危険はない』というレベルではなく、すでに膀胱癌などのリスクの増加する可能性のある段階になっている」と警告する。 児玉は自身の南相馬における除染活動に基づいて、今の放射能汚染は「土壌の粘土分に付着したセシウム137からの放射によると思われ、土壌の除染が鍵」となっており、とくに「放射線障害は、細胞増殖の盛んな子ども、免疫障害のある病人に起きやすいことから、保育園、幼稚園、小学校、中高等学校と年齢の若い児童の接触、吸入可能性あるところから除染が急がれる」という。
その際、20~30キロの同心円の規制区域が線量の高さとずれており、早く「自治体の判断」にまかせるとともに、「賠償と強制避難を結びつけるのをやめ、住民の避難コストは東電と政府で支払うべきである」とする。
そのうえで、児玉はこう呼びかける。
「人が生み出した物を人が除染できないわけがない。
福島におけるセシウム除染は、次の世代への日本の科学者の責任である」と。

 (かねこ・まさる=慶応大経済学部教授)  

******************************************
2011・7・27衆議院厚生労働委員会・厚生労働関係の基本施策に関する件(放射線の健康への影響)に、この児玉龍彦先生が出席、政府の無策に満身の怒りを表明(「福島子供達大変なことになっている。今の国会は完全に怠慢である(怒)!)されています。 セシウムは膀胱に集まるそうで、その集積点を見なければホールボディスキャンをいくらやっても意味はないそうです。 この厚生労働委員会(児玉氏は10時より16分間発言)は必見です!! 明石、唐木、長瀧参考人は御用学者ですね。

こちら→http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=41163&media_type=wb



案件・発言者情報


開会日 : 2011年7月27日 (水)
会議名 : 厚生労働委員会
収録時間 : 3時間 45分





案件(議題順):
厚生労働関係の基本施策に関する件(放射線の健康への影響)

発言者一覧


説明・質疑者等(発言順): 開始時間 所要時間
 牧義夫(厚生労働委員長)  9時 01分  02分
 明石真言(参考人 独立行政法人放射線医学総合研究所理事 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会放射性物質対策部会委員)  9時 03分  12分
 唐木英明(参考人 日本学術会議副会長 東京大学名誉教授)  9時 15分  14分
 長瀧重信(参考人 長崎大学名誉教授)  9時 29分  16分
 沢田昭二(参考人 名古屋大学名誉教授)  9時 45分  15分
 児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)  10時 00分  16分
 今中哲二(参考人 京都大学原子炉実験所助教)  10時 16分  16分
 山口和之(民主党・無所属クラブ)  10時 32分  21分
 吉野正芳(自由民主党・無所属の会)  10時 53分  20分
 坂口力(公明党)  11時 13分  21分
 高橋千鶴子(日本共産党)  11時 34分  21分
 阿部知子(社会民主党・市民連合)  11時 55分  22分
 柿澤未途(みんなの党)  12時 17分  25分
......................................................................................................................................
児玉氏発言内容


私は東京大学アイソトープ総合センター長の児玉です。
3月15日に、大変に驚愕しました。私ども東京大学には27箇所の
アイソトープセンターがあり、放射線の防護とその除染などの責任
を負っております。

私自身は内科の医者でして、東大病院の放射線の除染などに数十
年関わっております。まず3月15日の午前9時ごろ、東海村で5マイ
クロシーベルトという線量を経験(観測)しまして、それを文科省
に第10条通報ということで直ちに通報いたしました。

その後東京で0.5マイクロシーベルトを超える線量を検出しま
した。これは一過性に下がりまして、そのあと3月21日に東京で雨
が降り0.2マイクロシーベルト等の線量が降下し、これが今日ま
での高い線量の原因になっていると思っております。このときに
枝野官房長官が、さしあたり健康にあまり問題がないということを
おっしゃいましたが、私はじっさいにこのときにこれは大変なこと
になると思いました。なぜなら現行の放射線の障害防止法というの
は、高い線量の放射線が少しあることを前提にしています。このと
きは総量はあまり問題ではなくて、個々の濃度が問題になります。

ところが今回の福島原発の事故というのは、100キロ圏で5マイクロ
シーベルト、200キロ圏で0.5マイクロシーベルト、さらにそれを越
えて、足柄から静岡のお茶にまで汚染が及んでいることは、今日、
すべてのみなさんがご存じの通りであります。

われわれが放射線障害をみるときには総量を見ます。それでは政府
と東京電力はいったい今回の福島原発事故の総量がどれぐらいであ
るかはっきりとした報告はまったくしていません。

そこで私どもはアイソトープセンターの知識をもとに計算してみま
すと、まず熱量からの計算では広島原爆の29.6個分に相当するもの
が露出しております。ウラン換算では20個分のものが漏出していま
す。

さらにおそるべきことにはこれまでの知見で、原爆による放射能の
残存量と、原発から放出されたものの残存量は1年経って、原爆が
1000分の1程度に低下するのに対して、原発からの放射線汚染物は
10分の1程度にしかならない。

つまり今回の福島原発の問題はチェルノブイリ事故と同様、原爆数
十個分に相当する量と、原爆汚染よりもずっと大量の残存物を放出
したということが、まず考える前提になります。

そうしますと、われわれはシステム生物学というシステム論的にも
のをみるやり方でやっているのですが、総量が少ない場合には、あ
る人にかかる濃度だけを見ればいいです。しかしながら総量が非常
に膨大にありますと、これは粒子の問題です。

粒子の拡散というのは、非線形という科学になりまして、われわれ
の流体力学の計算ではもっとも難しいことになりますが、核燃料と
いうものは、砂粒のようなものが、合成樹脂のようなものの中に埋
め込まれております。

これがメルトダウンして放出されるとなると、細かい粒子がたくさ
ん放出されるようになります。そうしたものが出てまいりますと、
どういうことがおこるかというのが今回の稲藁の問題です。例えば
岩手の藤原町では、稲藁5万7千ベクレルパーキログラム、宮城県の
大崎1万7千ベクレルパーキログラム、南相馬市10万6千パーキログラ
ム、白河市9万7千パーキログラム、岩手6万4千パーキログラムと
いうことで、この数値はけして同心円上にはいかない。どこでどう
落ちているかということは、その時の天候、また例えばその物質が
水を吸い上げたかどうか、にかかります。

今回の場合も、私は南相馬に毎週行っています。東大のアイソトー
プセンターは現在までに7回の除染を行っていますが、南相馬に最初
にいったときには1台のNaIカウンターしかありません。農林省が
通達を出した3月19日には、食料も水もガソリンもつきようとして、
南相馬市長が痛切な訴えをWEBに流したのは広く知られていると
ころであります。

そのような中で通達1枚を出しても誰も見ることができないし、誰
も知ることができません。稲藁がそのような危険な状態にあるとい
うことは、まったく農家は認識されていない。農家は資料を外国か
ら買って、何十万という負担を負って、さらに牛にやる水は実際に
自分たちが飲む地下水にその日から代えています。

そうするとわれわれが何をやらなければいけないのかというと、ま
ず汚染地で徹底的な測定ができるように保障しなければいけません。
われわれが5月下旬に行ったときに1台しか南相馬になかったという
けれど、実際には米軍から20台の個人線量計が来ていました。しか
しその英文の解説書を市役所の教育委員会で分からなくて、われわ
れが行って、教えてあげて実際に使いだしてはじめて20個での測定
ができるようになった。それが現地の状況です。

それから先程から食品検査と言われていますが、ゲルマニウムカウ
ンターというのではなしに、今日ではもっとイメージングベースの
測定器が、はるかにたくさん半導体で開発されています。なぜ政府
はそれを全面的に応用してやろうとして、全国に作るためにお金を
使わないのか。3カ月経ってそのようなことが全く行われていないこ
とに私は満身の怒りを表明します。

第二番目です。私の専門は、小渕総理のときから内閣の抗体薬品の
責任者でして今日では最先端研究支援ということで、30億円をかけ
て、抗体医薬品にアイソトープをつけて癌の治療をやる、すなわち
人間の身体の中にアイソトープを打ち込むのが私の仕事ですから、
内部被曝問題に関して、一番必死に研究しております。

そこで内部被曝がどのように起きるかということを説明させていた
だきます。内部被曝の一番大きな問題は癌です。癌がなぜ起きるか
というと、DNAの切断を行います。ただしご存知のように、
DNAというのは二重らせんですから、二重のときは非常に安定的
です。

それが細胞分裂するときは、二重らせんが1本になって2倍になり、
4本になります。この過程のところがもの凄く危険です。そのために
妊婦の胎児、それから幼い子ども、成長期の増殖の盛んな細胞に対
しては、放射線障害は非常な危険性を持ちます。

さらに大人においても、増殖の盛んな細胞、例えば放射性物質を与
えると、髪の毛に影響したり、貧血になったり、それから腸管上皮
に影響しますが、これらはいずれも増殖の盛んな細胞でして、そう
いうところが放射線障害のイロハになります。

それで私たちが内部に与えた場合のことで知っている事例を挙げま
す。これは実際には一つの遺伝子の変異では癌はおこりません。
最初の放射線のヒットが起こったあとにもう一個の別の要因で、癌
への変異が起こるということ、これはドライバーミューテーション
とか、パッセンジャーミューテーションとか、細かいことになりま
すが、それは参考の文献をつけてありますので、後で、チェルノ
ブイリの場合や、セシウムの場合を挙げていますので、それを見て
いただきますが、まず一番有名なのはα線です。

プルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいると聞いて、
私はびっくりしましたが、α線は最も危険な物質であります。それ
はトロトラスト肝障害というところで、私ども肝臓医は、すごくよ
く知っております。

要するに内部被曝というのは、さきほどから何ミリシーベルトと
いう形で言われていますが、そういうのは全く意味がありません。
I131(ヨウ素131)は甲状腺に集まります。トロトラストは
肝臓に集まります。セシウムは尿管上皮、膀胱に集まります。
これらの体内の集積点をみなければ全身をいくらホールボディ
スキャンしても、まったく意味がありません。

トロトラストの場合、これは造影剤でして、1890年からドイツで用
いられ、1930年頃から日本でも用いられましたが、その後、20から
30年経つと肝臓がんが25%から30%起こるということが分かってま
いりました。最初のが出て来るまで20年というのが何故かと言うと、
トロトラストはα線核種なのですが、α線は近隣の細胞を障害しま
す。そのときに一番やられるのは、P53という遺伝子です。

われわれは今、ゲノム科学ということで人の遺伝子の配列を知って
いますが、一人の人間と別の人間はだいたい三百万箇所違います。
ですから人間を同じとして扱うような処理は今日ではまったく意味
がありません。いわゆるパーソナライズドメディスンと言われるよ
うなやり方で、放射線の内部障害を見るときにも、どの遺伝子がや
られて、どのような変化が起こっているかということをみることが、
原則的な考え方として大事です。

トロトラストの場合は、第一の段階でP53の遺伝子がやられて、それ
に続く第二、第三の変異が起こるのが20年から30年かかり、そこで
肝臓癌や白血病が起こってくることが証明されています。

次にヨウ素131、ご存知のように甲状腺に集まりますが、成長期の
集積がもっとも特徴的であり、小児に起こります。しかしながら1991
年に最初、ウクライナの学者が甲状腺癌が多発しているというときに、
日本やアメリカの学者は、ネイチャーに、これは因果関係が分から
ないということを投稿しております。なぜかというと1986年以前の
データがないから統計学的に有意だということが言えないということ
です。

しかし統計学的に有意だということが分かったのは、20年後です。
20年後に何が分かったかというと、86年から起こったピークが消えた
ために、過去のデータがなくても因果関係があるということがエビ
デンスになった。ですから疫学的な証明というのは非常に難しくて、
全部の症例が終わるまでだいたい証明できないです。

ですから今、われわれに求められている子どもを守るという観点から
はまったく違った方法が求められます。そこで今、行われているのは
国立のバイオアッセ―研究センターという化学物質の効果を見る、
福島昭治先生という方がチェルノブイリの尿路系に集まるものを検討
されていまして、福島先生たちが、ウクライナの医師と相談して500
例以上のある症例を集めています。

前立腺肥大のときに手術をしますと膀胱もとれてきます。これを見まし
て検索したところ、高濃度の汚染地区、尿中に6ベクレルパーリットル
と微量ですが、その地域ではP53の変異が非常に増えていて、しかも
増殖性の前癌状態、われわれからみますと、P38というMAPキナーゼと、
NFカッパーBというシグナルが活性化されているのですが、それに
よる増殖性の膀胱炎というのが必発性でありまして、かなりの率で
上皮内の癌ができているということが、報告されています。

それでこの量に愕然といたしましたのは、福島の母親の母乳から2から
13ベクレル、7名から検出されているというがすでに報告されていること
であります。われわれアイソトープ総合センターでは、現在まで毎週
だいたい4人ぐらいの所員を派遣しまして、南相馬市の除染に協力して
おります。

南相馬でも起こっていることはまったくそうでして、20キロ、30キロ
という分け方はぜんぜん意味が無くて、幼稚園ごとに測っていかないと
全然ダメです。それで現在、20キロから30キロ圏にバスをたてて、
1700人の子どもが行っていますが、実際には南相馬で中心地区は海側で、
学校の7割は比較的線量は低いです。

ところが30キロ以遠の飯館村に近い方の学校にスクールバスで毎日100
万円かけて、子どもが強制的に移動させられています。このような事態
は一刻も早くやめさせてください。今、一番その障害になっているのは、
強制避難でないと補償しないということ。参議院のこの前の委員会で
当時の東電の清水社長と海江田経済産業大臣がそのような答弁を行って
いますが、これは分けて下さい。補償問題と線引の問題と、子どもの
問題は、ただちに分けて下さい。子どもを守るために全力を尽くすこと
をぜひお願いします。

それからもう一つは現地でやっていて思いますが、緊急避難的除染と
恒久的除染をはっきりわけていただきたい。緊急避難的除染をわれわれ
もかなりやっております。例えば図表にでています滑り台の下、ここは
小さい子どもが手をつくところですが、滑り台から雨水が落ちて来ると
毎回ここに濃縮します。右側と左側にずれがあって、片側に集まって
いますと、平均線量1マイクロのところですと、10マイクロの線量が
出てきます。こういうところの除染は緊急にどんどんやらなくては
なりません。

またコケが生えているような雨どいの下、これも実際に子どもが手を
ついたりしているところなのですが、そういうところは、高圧洗浄機を
持って行ってコケをはらうと2マイクロシーベルトが0.5マイクロ
シーベルトにまでなります。

だけれども、0.5マイクロシーベルト以下にするのは非常に難しいです。
それは建物すべて、樹木すべて、地域すべてが汚染されていますと、
一か所だけを洗っても全体を下げることは非常に難しいです。

ですから除染を本当にやるときに、一体どれぐらいの問題がかかり、
どれぐらいのコストがかかるかといことをイタイイタイ病の一例であげ
ますと、カドミウム汚染地域、だいたい3000ヘクタールなのですが、
そのうち1500ヘクタールまで現在、除染の国費が8000億円投入されて
います。もしこの1000倍ということになれば一体どれだけの国費が必要
になるのか。

ですから私は4つのことを緊急に提案したいと思います。
第一に国策として、食品、土壌、水を、測定していく。日本がもってい
る最新鋭のイメージングなどを用いた機器を使って、半導体のイメージ
ング化は簡単です。イメージング化して流れ作業にしていくという意味
での最新鋭の機器を投入して、抜本的に改善してください。これは今の
日本の科学技術でまったく可能です。

二番目。緊急に子どもの被曝を減少させるために、新しい法律を制定
してください。私の現在やっていることはすべて法律違反です。現在
の障害防止法では、核施設で扱える放射線量、核種などは決められて
います。東大の27のいろいろなセンターを動員して南相馬の支援を行っ
ていますが、多くの施設はセシウム使用権限など得ていません。

車で運搬するのも違反です。しかしお母さんや先生たちに高線量のも
のを渡してくるわけにはいきませんから、今の東大の除染では、すべ
てのものをドラム缶に詰めて東京にもって帰ってきています。受け入
れも法律違反、すべて法律違反です。このような状態を放置している
のは国会の責任であります。

全国の国立大学のアイソトープセンターには、ゲルマニウムをはじめ
最新鋭の機種を持っているところはたくさんあります。そういうとこ
ろが手足を縛られたままで、どうやって、国民の総力をあげて子ども
を守れるでしょうか。これは国会の完全なる怠慢であります。

第三番目、国策として土壌汚染を除染する技術に、民間の力を結集して
下さい。これは例えば東レとかクリタだとかさまざまな化学メーカー。
千代田テクノルとかアトックスというような放射線除去メーカー、竹中
工務店などは、放射線の除染に対してさまざまなノウハウを持っていま
す。こういうものを結集して、ただちに現地に除染研究センターを作っ
て、実際に何十兆円という国費をかかるのを、今のままだと利権がらみ
の公共事業になりかねないいう危惧を私は強くもっています。
国の財政事情を考えたら、そんな余裕は一瞬もありません。どうやって
本当に除染をやるか。七万人の人が自宅を離れて彷徨っているときに
国会は一体何をやっているのですか。

以上です。

(なお文中の障害防止法とは、「放射線同位元素等による放射線障害の
防止に関する法律」のことと思われます。)


参照http://www.ishiyaku.co.jp/magazines/ayumi/23804_355_360.pdf



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全原発、運転断念を 日本科学者会議福井支部2011年7月26日

 福島第1原発事故を受け、大学教員ら研究者でつくる日本科学者会議福井支部は25日、県庁で記者会見し「原発は極めて危険で制御できない」などとして、高速増殖原型炉もんじゅ(敦賀市)を筆頭に、全原発の運転を断念すべきだとの見解を公表した。 同支部代表幹事の山本富士夫福井大名誉教授(流体力学)によると、支部は発足から約40年間、原発の危険性や環境、防災問題の研究成果を発表。この実績を踏まえ、現行の原子力行政を厳しく批判し、原発から再生可能なエネルギーへの転換などを求めることにした。

 支部は今回の原発事故が、憲法が保障する被災者の生存権や幸福追求権を侵害する点や、防災装置が不十分な点を問題視。地震や津波で配管や制御装置が機能不全に陥り、大量の放射能が外部に放出されたと断じた。

 山本代表幹事は「冷却剤に水と化学反応する金属ナトリウムを利用するため、緊急時に水で原子炉を冷やせない」と、原発の中でもんじゅが最も危険と指摘。全国の原発も早急に廃炉を決めるべきだと訴えた。 支部は近く、菅直人首相や西川一誠知事、東京電力など関係各所に見解を郵送する。 (原田晃成)


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